・人は環境に左右されて育つ
・マリオのコイン集めを意識せよ
・資産形成はお金との対話
ごきげんよう、ぺいぱです。
このブログの内容は動画でも解説しています。
https://youtu.be/Pa3SjKHggbk
先日、「あなたは当てはまる? お金持ちになる人 7つの特徴」という回の中で、一緒に過ごす人の言葉や空気が自分の将来を形作っていく、なんていう話をしました。
似た者同士や気の合った者は自然に集まるという意味のことわざ「類は友を呼ぶ」というのは実際にそうであり、たとえば
・浪費家と付き合っていれば自分も浪費家になるし
・倹約家と付き合っていれば同じように倹約家になる
そんな話でした。
人というのは環境に左右されます。それは家庭環境でもそうですし、中学や高校などの教育機関でもそう。長い時間身を置いている場がどういうところなのか、周囲にどんな価値観の人が多いのか。そんなことが人格形成に大きく影響していくわけです。
一定以上の資産を築かれたご家庭で、お子さんの教育に力を入れる、そのために学費が高くても私立に通わせる、というのはよく耳にする話ですが、自分の子どもを将来お金に困るようにはしたくないでしょうから、ある意味で至極真っ当なアプローチであると言えます。
お金のある人の子どもは教育にも力が入れられる、選択肢が多い、ということを踏まえると、こういうところからも格差は広がり続けるのかな、なんてことも悲しい現実ですが容易に想像できるわけです。
特に小学校・中学校・高校というのは一番多感な時期。ここで見聞きしていったものは一生抱え込んでいくことになる。ぺいぱがいまだに「ドラクエ」をはじめとするレトロゲームばかりを追いかけ続けている、ダウンロード版ではなくパッケージ版がいいと言い続けているのも、いわば昭和から平成初期にかけて築いてきた揺るぎない価値観が変わらないことを示しています。
ぼくはこれまで公務員の家庭で育ち、裕福でもないけど超絶貧乏でもないという、いわゆるザ・中流という中で過ごしてきました。家庭の中でお金の話は一切出ることはありませんでしたが、一方で社会人になるまでお金で困ったこともないという、実に恵まれた環境でもあったわけです。
しかし困ることがないというのは=苦労を知らない、勉強することがない、ということでもあるので、社会人として一人暮らしをするようになってからは一転してお金に困ることがたくさんありました。たとえば
・貯金を使い切りMacを買い換えて生活費ゼロ。
・金欠すぎて運用中の個別株を解約して金策。
・2014年までは年間貯蓄率ゼロを繰り返し記録。
「ドラクエ」にはあこがれの店売り初期装備「はがねのつるぎ」なるものがあります。これを持ってようやくいっぱしの勇者だと思い込んでいた当時が懐かしいわけですが、この装備のゲーム内での売値は1,500〜2,000ゴールドほど。高嶺の花でした。当時のぺいぱ少年は、モンスターを倒しに倒してようやくこの額が貯まったら全額はたいて真っ先に購入。ただ、これやると薬草も買えないし宿屋に泊まるお金もないしで、その直後から結構困るんですよね。
で、まさにこういうお金の使い方をリアルでもようやっていたということです。「あと先考えない」という価値観や生き様は幼少期から大人になるまで変わらなかったという証明です。
そんなぺいぱ。浪費家時代を経て2020年に意識を入れ替えた結果、貯蓄率を一時6割まで引き上げるなど、倹約家の道を歩み始めることになります。結果としてそれなりの資産を築くところまでいったわけですが、こういう極端な両面を通ってきたこともあり、改めて振り返ると世の中にはお金が逃げていく場所というのが数多く存在すると感じます。今日はぺいぱの実体験を踏まえたそんな話です。
資産形成をしていく上で何らか参考になる話をまとめていきますので、ぜひ最後までお楽しみください!
お金を遠ざける5つの場所
では、早速いってみましょう!
多くの時間をそこで過ごし、そしてよく目にもする、という観点でいくとオフィスや自宅のデスク周りが挙げられますね。他にもオフィスのミーティングエリアだったり、自宅のリビングだったりもあるかもしれません。
ぼくが長年意識している格言がありましてそれは
「デスクトップの乱れは、心の乱れ。」
です。このデスクトップというのは「机」「パソコンのデスクトップ」、両方を意味しています。まぁ、机の上が散らかっている人は、大抵パソコンのデスクトップも散らかっていますからニアリーイコールといったところでしょう。
デスクというのは人が
・思考を深めたり
・調査分析をしたり
・整理をしたり
その上で、何らかのアウトプットをする場です。これは仕事だろうがプライベートだろうが同じ。趣味でイラストを描く、資格取得のために勉強をする、ゲームをプレイするなどなど。デスク周りで行われることの根底は大抵同じことやってるんですよね。
で、情報が集まっては絞られ、また集まっては絞られ、を繰り返すので、その過程でデスクトップは散らかっていきます。で、気を抜くと大抵はその環境に慣れてしまい、まったく別のことを開始する場合でもその散らかった状態からスタートとなり、いつの間にか書類の山になっている。そんな状態でどこに何があるかを、ひらめきと経験と勘で探し出すみたいな、ある種職人的な使い方に傾倒していくわけです。
会社で仕事をしていても、パソコンのデスクトップがファイルで埋め尽くされているような人は、デスクもがっつり紙の書類やら空き箱やらなんやらで埋め尽くされていたりしますから、やはり相関性があるのでしょう。そして重要なのはこういう人がプロジェクトの進行過程で何か大きなミスをしやすい。
・連絡の行き違いとか
・契約結ぶ前に発注かけちゃうとか
・決裁書の文面に間違いがあるとか。
これはぼく自身もそうした経験をしてきたので、よく分かるんですよね。結局デスクトップの散らかり方ってその人の心理状態そのもので、思考が整理されていない、慌ただしすぎてとっ散らかっている、ということです。
それに気付いてからのぺいぱは、オフィスのデスクは帰宅する際、何も置かない状態にする。パソコンのデスクトップも進行中の作業が完了したらファイルを直置きしない。こういうことを徹底するようにしています。
特にパソコン上でのファイル管理のあり方って、その人の思考プロセスのあり方そのままじゃないですか。なのでここをビシッとさせておくことは日々の整理整頓の第一歩でもあるわけです。物事を正しく捉えて適切に管理していくことは、資産形成のスタートラインに立つのにも重要。そうした観点からも散らかった場所に身を置き続けると、どんどんお金を遠ざけるわけです。
ちなみに生活環境の中でこうしたちょっとした気付き、例えばケーブル類をまとめるとか、本棚を整理するとか、意識しておくとお金が貯まりやすくなるというポイントをまとめたこちらの回「金融資産5,000万円ホルダーの部屋:お金が貯まる仕組みづくりの極意」も参考になると思いますので、ぜひ今回の話と併せてチェックしてみてください。
ということで1つ目は「散らかった場」でした。
よく「運気」なんて言うじゃないですか。自然界に現れる人間の運勢、つまり自分の意志を超えて巡りくる幸運や不運のことで、天気や季節のように個人の力ではコントロールできない大きな流れや目に見えない力を指します。これによって物事が良い方向へ進んだり、悪い方向へ進んだりするわけですが、この流動的な気をうまく掴み取ることで、
・「運が良い」出来事
(例:無くしたと思っていたものが偶然見つかる)
・「運が悪い」出来事
(例:普段通り過ごしていたのに財布を落とす)
こんな差になっていきます。
金銭に恵まれた良い運勢のことを「金運」と呼ぶわけですが、単にお金持ちになることだけでなく、少ないお金でも心豊かに充実した生活を送ることなども含まれます。
「運を呼び込む」という言葉にもある通り、お金を使わずにただ貯め込むのではなく、お金を必要とするタイミングだったり、自分の成長のために循環させていくことで、更なる金運を呼び込むという考え方もあります。
金運を良い状態に保つための考え方には、
・お金をエネルギーとして捉える。
・お財布をきれいに保つ。
・お金に感謝と敬意を払う。
こんなことが重要なのだと思います。閉ざされた空間というのは色々な物の流れがせき止められています。音の遮断はもちろんのこと、空気の換気も限界があり、窓のある環境とは比べ物にならないぐらい濁ります。これらと同じように運気も流れ込んでこない。それが閉じた空間です。たとえば
・カラオケボックス
・ネットカフェ
・サウンドスタジオ
・ラブホテル
・サーバールーム
こんなものはそうですね。ぺいぱ、そもそも閉所が苦手で普段から近づかないようにしているので、もっと世の中にはたくさん存在すると思います。深海とか宇宙とかそういった探索系の乗り物もぼくは残念ながら挑戦ができないでしょう。
もちろん今回は「長く身を置いている」ということを前提にしていますから、スポット的な利用であれば運気の良し悪しを切り離して考えて良いと思いますが、同じような要素が例えばオフィス内だったり、部屋だったりにあるとすると少し課題があるかもしれません。
金運は目に見えませんが、もし可視化した場合はマリオシリーズにおけるコインのようなもんだと思うんですよね。常に空中にコインが漂っているイメージです。これを掴むには
・扉を開ける
・換気をする
・空気を動かす
これらを徹底してコインの巡りをよくしていく必要がある。コインならぬ金運集めは1UPこそしませんが、結果的に色々な運気を呼び込むことになります。それはお金に限らず、人との出会いだったり安心安全だったり、気づきや発見だったりです。どんどん気を循環させていく。空気も気の1つだと考えればすごく妥当な行動でしょう。
なお、ぼくが2021年にホテル暮らしを開始するまで住んでいたマンションはめちゃくちゃ風通しの良いところでした。それ以降現在に至るまではどちらかと言えば閉じた空間中心。ホテルは窓が開かないケースがほとんどでしたし、オフィス近くの賃貸はベランダのない物件でした。
その代わりというわけではないですが、いまは空気の綺麗な時間帯とか風の通る場所を選んで散歩をすることにこだわっています。歩いてコイン集めみたいな感じですが、これもうリアルでマリオやってるんですわ。
ということで2つ目は「閉ざされた場」でした。
ここまで、散らかってるとか閉じているとかの話をしてきましたが、それらに通じるのがこの人混みです。
ぺいぱ、ターミナル駅って10代の頃から苦手でした。色々な場所から濁流のように1箇所に人が合流してまた分かれていくって場所じゃないですか。人混みに揉まれるのももちろん不快で嫌なんですが、なんかそれ以上に目に見えないもの、そこに集まってくるたくさんの人の思惑と言いましょうか思念と言いましょうか、そういうものが渦巻いてる感じがめちゃくちゃ心に負担かかるんですよね。こういう場所に身を置いているだけで疲れるわけです。
まぁ、人混みに身を投じてそれが楽しいなんてことは通常あり得ません。人にとって移動は面倒だし、混んでいれば不快指数は上がるでしょうし、しかも時間もお金も消費だけ続くわけです。なので人混みの代表例としてターミナル駅を挙げましたが、ああいった場所は濁って汚れた気で蔓延してると思うんですよ。そんな場所に身を投じていれば自分自身も乱されてしまう。まぁ、アーティストのコンサートとかスポーツ大会とか展示会とか。同じ目的や趣味趣向を持った人が集まっている混雑はまた別なのかもしれませんが。
もちろん人混みが金運を下げるという科学的・統計的な証拠はありません。ただ個人的には、
❤️ 心理的影響:
人混みの中にいると、ストレスを感じたり、疲労困憊したりする。
🖐️ 物理的なリスク:
人混みではスリや置き引きなどの犯罪に遭うリスクが高まる。
🚶♀️ 行動経済学的な視点:
人混みがある商業地では他人の購買行動に影響されてしまう。
こんなことはまず確実にあるんだろうと思いますし、それを通じて結果的には金運も下がるんじゃなかろうかという受け止めをしています。企業のマーケティングが手ぐすね引いて財布からお金を抜こうとしているのも人が集まる場所だったりしますしね。
ぼくはこれまでも、人が活動していない時間帯に起きて執筆するとか散歩する、通勤するなどをやってきました。平日休日、とにかく人混みを避けるように過ごしてきたわけです。それがどの程度の金運を呼び込んだかは分かりませんが、混雑を避けるライフスタイルを選択することで精神的な平穏を保ち続けることには確実につながっており、メリットはかなり多いんじゃないかなとも思います。
ということで3つ目は「人混みの場」でした。
風水において、枯れた植物や手入れの行き届いていない場所は金運を下げるなんて言われることがあります。植物は生きていること自体が陽の気や生命力を象徴し、良い気を循環させる役割を持つとされますから、枯れた場というのはその裏返しなわけですね。具体的にはこの通りです。
・空間全体のエネルギーが低下する
・不運や邪気を引き寄せやすくなる
・不衛生な状態がさらなる邪気を呼ぶ
枯れた植物は、悪い気を吸ってくれて役目を終えたサイン、つまり身代わりだと捉えることもできます。だからこそ「ありがとう」と感謝して早めに処分し、元気な新しい植物と入れ替えることが良いわけです。
なんでもかんでも「ドラクエ」で例えるのはいかがなものかと怒られそうなのですが、このシリーズには「いのちのいし」というアイテムがありまして、これは敵の即●呪文を持ち主の代わりに受けて砕け散る、いわば身代わりの石なんですね。
ぼくはこういった自分の身代わりでアイテムが壊れる、失われるということは本当にあると思っています。
一番身近なケースでいくとスマートフォンではないでしょうか。①で取り上げたデスクトップを超えるぐらい、もはや持ち主自身を映し出す合わせ鏡のような物でもあるわけですが、スマホを落としてディスプレイがバリバリに割れるとか、水没させてしまったとかってよくあるじゃないですか。あれ全部持ち主の身代わりでそうなってると、ぼくは真剣に思ってます(笑)
ぺいぱ自身は過去に1度だけスマホを激しく落としたことがあります。ポケットにiPhoneをいれて朝散歩してた際、青信号が点滅していたのを見て、焦る必要ないのに走って渡り切ろうとしたんですよね。走り出した直後に「バーン」とすごい音がしたので振り返ると路上にiPhoneが横たわっていたわけです。すごい勢いで叩きつけられた割には、運良く角から落下しており画面全体が割れることはなかったのですが、これも「あわてて信号渡るんじゃねーよ」と身を挺して警告してくれたんだろうと受け取りました。
そんなわけで、植物などの生き物であればそれらが枯れた場合、アイテムであれば壊れたりした場合。それはあなたの身代わりになっているんだということと、そこからのメッセージをしっかり受け取って環境改善した方がいい。これは心に常に留めておきたいところです。
ということで4つ目は「枯れた場」でした。
最後はこれ。いわずもがなという感じでしょうかね。
賭博をする場所、例えばパチンコ店、競馬場、カジノなどは、勝とうとする人々の欲望、焦り、そして負けた人々の深い落胆や怒りといった、ネガティブで重苦しい陰の気が渦巻いていると考えられます。
パチンコ店は駅前にあったりしますからぼくも散歩の帰り道に前を通ることがありますが、そういう思念が渦巻いてる感じがするし、ついでに閉じた空間だし、人は密集してるし、枯れてる感じするしで、いままで紹介してきたことを凝縮したような嫌悪感があります。ただこれでも過去に1度だけパチンコはやったことあって、ビギナーズラックで1万円ほど勝ってたりしますが(笑)
あと、この時期になるとパチンコ店と同じぐらい宝くじ売り場の前でも同じような負のエネルギーを感じます。まだ窓口が1つの小さい売り場はいい方ですよ。有名なとこだと銀座の数寄屋橋にある有名な売り場がありますが、あそこなんか凄いです。前歩くだけで自分の金運がぜんぶ吸い取られそうな感じがして怖い。
宝くじは、生活があまり豊かではない層の人が一発逆転を狙って手を出しているなんて研究もあります。そういえばぺいぱが宝くじ公式サイトでがっつり買っていた時期も資産形成始める前でした。
本来、お金は社会の中で価値提供の対価として感謝とともに得て、そして使うことで良い循環を生み出します。しかしこのような賭け事で得たお金は、健全な循環とは異なる性質を持ち、結果的に金運を下げる要因になると解釈ができます。
賭け事についてもうすこしロジカルに語れば、
・胴元の取り分が大きく参加者は損をする
・参加者が長期的に勝ち続ける確率が低い
・傾倒すると冷静な判断力が失われる
こんなことが言えます。
まぁ、そもそも賭け事への没頭によってお金が単なる「点数」や「チップ」のようになり、本来のお金が持つ価値や重みが薄れてしまう、お金に対する感謝を持てない。こうした点に課題の本質はあるようにも思います。
なお、ぼくがよく散歩をする河川敷に整備されている野球やサッカー場は「スポーツ振興くじ(toto・BIG)」の助成金で整備されています。
ということで5つ目は「賭け事の場」でした。
おしらせ
キャラクター”ぺいぱ”がデザインされた「資産運用学園やわらか中学校」公式アイテムがついに販売開始!トイレットペーパーを模したキャラデザの由来は、古くなったお札が再利用されてトイレットペーパーになることや、ウン(運)がつく縁起ものだからなど、諸説あり。いずれのアイテムも日常使いできるシンプルデザインです!ぜひお買い求めください!
さいごに
今回は「お金を遠ざける5つの場所」について取り上げてきましたがいかがだったでしょうか?
こうした場は、欲に飲み込まれている、冷静に考える状態ではない、注意が散漫になっているなど、お金と誠心誠意向き合っていない、粗雑に扱っている、ということが言えるのかもしれませんね。
金運を呼び込んでいくためには、お金を生き物のように接していくことが大事だとぺいぱは思うわけですが、この考え方以前にもこちらの回「お金に愛される生き方:ゴールドハンドを手に入れろ!」でも取り上げたことがあります。
お金のことを好きになればお金も自分のことを好きになってくれるし、その逆も然り。そう、人間関係と同じですね。こうしたことからも資産形成というのはお金との対話である、そのような内容です。今回と併せて参考にしていただくと、より金運が高まるかもしれません。
皆さんは金運を呼び寄せるために普段からやっていること、意識していることなどはありますか? ぜひコメント欄で教えていただけると嬉しいです。
この「やわらか中学校」ではお金や仕事に関する話題を中心に、FIRE生活に突入したぺいぱの日常を赤裸々にお届けしています。ぜひチャンネル登録・いいね・コメントをよろしくお願いいたします!
また、YouTubeサブチャンネル「ぺいぱのひとりごと」は、ぺいぱが興味関心のある話題を取り上げて好き放題喋り倒すラジオのようなライブ配信番組となっていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。
ということで、今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
人生はノーコンティニュー!悔いのないようにやっていきましょう。
では、ごきげんよう。
目指せ、お金と自分との両思い。

