・会社での引き継ぎ状況
・ぺいぱのとある決断
・自分が消費者かどうか
ごきげんよう、ぺいぱです。
このブログの内容は動画でも解説しています。
まずはいつも「やわらか中学校」をご覧いただきありがとうございます。
皆さまからのコメントの1つ1つが継続へのモチベーションとなっており、2021年6月から実に3年以上も運営をすることができました。本日は皆さまにご報告がありまして、この内容をまとめました。
ぺいぱは今年6月にもお伝えした通り、会社へ退職意向を伝えて現在、後任者への引き継ぎを行っているところです。
引き継ぎは今月9月いっぱいで終了しますが、一方では退職日が確定したわけではなく10月以降はまだ宙ぶらりんの状態でもありますので、まずはがっつり溜まっている有休を充ててゆっくりする予定です。
なお、上司からは「何かやりたいことないの?」と聞かれていますが、少なくても会社の中でやりたいことはないのが現実であり、年内のどこかで退職という流れになるでしょう。
さて、ここからが今回のご報告となります。
ぺいぱ、この度10月から新しい挑戦を始めます。脚本家の勉強をするため学校に通うことにしました!そう「ぺいぱ通学する」。これが今回皆さまにお伝えしたかったことになります。
脚本家とはどんな仕事なのか
さて、脚本家とは一体どんな仕事なのか。ここでおさらいをしておきたいと思います。
脚本家は、映画、テレビドラマ、舞台、ラジオドラマなどの脚本(つまりシナリオ)を書く職業を指します。物語のプロット、登場人物のセリフ、シーンの構成などを詳細に書き起こし、物語が映像や舞台で具現化されるための基礎を作る役割を担います。映像作品の指示書とも言い換えることができますね。
主には次のようなものがあります。
・ストーリーの構築:
物語のテーマやメッセージを決め、起承転結を意識しながらシナリオを構築する。
・キャラクターの創造:
登場人物の性格や背景、行動を詳細に描き、物語に説得力を持たせる。
・セリフの作成:
キャラクターの存在が自然に感じられるようなセリフを考える。セリフは物語を進行させ、キャラクターの感情や関係を表現する重要な要素となる。
・シーンの構成:
映像化された際にどのようにシーンが展開されるかを考え、物語の流れをスムーズにするための指示を書く。
つまり脚本家は、他のクリエイティブメンバー(監督、プロデューサー、俳優など)と密接に協力しながら、作品が効果的に伝わるように工夫しながら、物語を紡いでいく役割ということです。
なぜぺいぱは脚本家を目指すのか
以前、退職を期に人生目標を設定したことがありました。詳しくはこちらをご覧いただければと思うのですが、
その中で、このようなものを立てたわけです。
■目的:
・自己実現と他者貢献を両立して生きる
■目標:
・人の役に立つ物書きをする(自己実現)
・若手作家の活動支援をする(他者貢献)
■手段:
・新しい資格を毎年1つ取得(知識)
・散歩と筋トレを毎日1時間(健康)
・資産運用で年間平均+5%(お金)
目標の1つに「物書き」と設定したんですね。以前にも話したことがありましたが、これまでぼくは文章で何かを表現することをやってきました。雑誌のライターや広報の仕事というのはまさにそれですね。このYouTubeやブログでの情報発信もすべては文章から始まっていたりもします。
「人の役に立つ物書きをする」という設定は、そうした過去の経験や実績、そして何よりもやりがいから、書く力を通じて世の中に何かを発信していきたい。そうした活動を通じて自己実現を目指したい。そういうことになります。
物書きにも色々な形がありますが、ぼくが経験したことのない分野の中で憧れがあったものの1つが小説家です。まさにペンと紙の世界。物書きとしては一番シンプルなものづくりの形です。
実は過去に2度ほどチャレンジするのに動いたことがあったんですね。最初は2016年。小説を書くためにわざわざ「MacBook Pro」を購入しました。
それなりの買い物ですから買ったからには書くしかない。自分を追い込むための購入でもありました。ただし結果は3ヶ月ほどで挫折。そしてその後この「MacBook Pro」が開かれることはありませんでした。
ただし皆さんもご存知の通り、別の目的で4年越しの再起動がかかります。そう、コロナ禍に始めたブログとYouTubeの「やわらか中学校」を制作するためです。
そういう意味では、結果的に皆さまとの繋がりも持てましたから機材への投資は実ったわけです。
二度目は、ブログ開始とほぼ同じ時期、2020年のおうち時間を活用して小説家のオンラインスクールを受講したことです。ただしこれも数ヶ月後にカリキュラム途中で挫折してしまいました。
なぜ続かないのか。答えは明確で自分自身が小説を読まないからです(笑)
ぼく、フィクション作品の文字を頭に入れるの実はすごく苦手なんですね。基本的に物語を楽しむ時はドラマや映画、ゲームなどの映像作品が中心です。
いくら書くのが好きだといっても、商品・サービスになったものを手に取らないようでは消費者の気持ちは分かりませんし、そもそもモチベーションも続かない。すごく答えはシンプルだったわけです。
つまりこれを逆説的に捉えれば、普段からよく見ているドラマや映画に携わる物書きであれば続けられるのではないか。この考え方が今回、脚本家の学校へ通おうと思ったきっかけであります。
思えばぼくは色々な脚本家の方々が描いてきた作品を見て育ってきたといっても過言ではありません。
人生で最も繰り返しみたドラマは「古畑任三郎」シリーズ。そしてこの脚本を手掛けている三谷幸喜さんが初めてテレビドラマの脚本を手掛けたドラマ「振り返れば奴がいる」は、ぺいは自身が初めてリアルタイムで試聴した連ドラでもありました。
なお、古畑の記念すべき最終話である「ラスト・ダンス」では、作中で松嶋菜々子さん演じる人気ドラマを手掛ける売れっ子脚本家・加賀美京子(姉と妹の2役)がめちゃくちゃカッコ良かったんですよね。脚本家といえばこの印象も強いです。
特撮ドラマでは「仮面ライダー電王」や「侍戦隊シンケンジャー」のメインライターをされていた小林靖子さんの作品もすごく好きですし、直近ではドラマ「アンナチュラル」「MIU404」、映画「ラストマイル」を手掛けた野木亜紀子さんが描く繊細なキャラクター描写、社会課題を鋭く斬り込むストーリーには感銘を受けました。
こうした魅力的な脚本を自分でも描いてみたいと強く思ったことが、今回、学校へ通おうと思った理由の1つになっていることは間違いありません。
脚本家学校への通学は20代から30代の方が中心で、全体の7割ぐらいが女性だそうです。つまり40代中盤のぼくのような人はかなり出遅れているし異質なわけです。
なお、学校では半年間でこのようなことを行います。
・脚本の基礎について
テーマと素材の選び方、人物設定、プロットの書き方、構成(ハコ書き)、脚本原稿の書き方など、脚本を書くにあたり身につけなればならない基本的なノウハウを知る。
・ジャンルの違いや特徴について
恋愛映画、サスペンス、時代劇、アニメ、ラジオ、演劇などジャンルに応じた表現方法の違いを学ぶことによって、様々なコンクール(執筆依頼)に対応できる応用力を身につける。
・実際にドラマ脚本の執筆をする
少人数のグループに分かれて担当講師が個別指導を行い、プロット制作から始まり、1時間ドラマ脚本の完成を目指す。
そして修了後、さらにプロフェッショナルな実力を身につけるための上級クラス(研修科)も設けられており、実際は最低でも1年間は通うことになると思います。
おしらせ
キャラクター”ぺいぱ”がデザインされた「資産運用学園やわらか中学校」公式アイテムがついに販売開始!トイレットペーパーを模したキャラデザの由来は、古くなったお札が再利用されてトイレットペーパーになることや、ウン(運)がつく縁起ものだからなど、諸説あり。いずれのアイテムも日常使いできるシンプルデザインです!ぜひお買い求めください!
さいごに
今回はぺいぱが10月から脚本家学校に通うことをご報告させていただきました。
思えば、先日「生きているうちにやっておきたいことリスト100」(バケットリスト100)をご紹介した際にも「ドラマの脚本を書く」というのを入れていたんですよね。
ま、実際に勉強をして脚本家デビューできるかなんて分かりませんし、狭き門だということも分かっています。そもそも才能があるんだったらこの「やわらか中学校」はもっとバズっていたかもしれません(笑)
そんなことはわかっていながらも、自分ではなかなか面白い挑戦だとも思っていて結構ワクワクしてるんですよね。
これまで経験のあった雑誌のテクニカルライターや、企業広報担当、そしてこの「やわらか中学校」における物書きとは180度違う分野にはなりますが、とにかくまずはやってみます。
あ、もちろんこの「やわらか中学校」の更新も、まだまだ続いてきますのでご安心ください!
今回ほどこの締めの言葉がピッタリくる回はありませんね。それでは皆さまご唱和ください。
人生はノーコンティニュー!悔いのないようにやっていきましょう。
では、ごきげんよう。
過去は変えられないが未来は変えられる。