・ぺいぱの人間性
・ぺいぱのこだわり
・ぺいぱの行動源泉
様々な分野で活躍する女性に密着し、いつもしていること(ルール)を7つ見つけ、何故それにこだわるのかを掘り下げる、カンテレ制作のドキュメント番組「セブンルール」。
過去、280回以上の放送で紹介されたものの多くで、ポジティブなマインド、健康的な生活習慣や目標設定、人間関係の大切さ、自己成長、そして他人への貢献などが含まれていました。
今回はそんな「セブンルール」風に、ぺいぱ自身が日常生活でこだわっているルールについてまとめてみようと思います。お金を稼ぐためのテクニックではなく、あくまでマインドセットの話となっています。
まとめてみて分かったことは、日頃からぼく自信が息を吸うよう自然に行っていることが、結果的に「稼ぐ力」「貯める力」「使う力」へ直結している事実に改めて気づかされたことです。
1つずつ、なぜそれを大事にしているのか?何がきっかけだったのか?それをすることでどうなったのか?を詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
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金融資産3,000万円を築いた「ぺいぱのセブンルール」
では早速いってみましょう!
社会人を20年以上やっていますが、この数年間での一番大きな変化はこれです。
ぼくはかつて、新しいプロジェクトや部署異動など、変化を伴う打診があった場合、「それを引き受けたらどうなるのか?」「OKをしたことでメリットはあるのか?」など目先の損得勘定ばかりを考え、大抵の場合は断っていました。歳を重ねれば重ねるほど変化には及び腰になるものです。
まぁ、そもそも会社員の場合、そんな選択権がある方が珍しいです。あくまで提示された上で検討の余地がある場合のみに限りますが、いずれにしても極めてぼくは仕事の選り好みをしていました。しかも30代後半までそうでしたので、わりと最近の話です。
では今はどうしているのかと言うと、いただく話は原則としてすべて引き受けてます。世の中にはやってみないと分からないことが多く溢れています。気が向かなかったがいざやってみるとその面白さに気付いた、やらなければ一生気付かなかったであろう学び、こんなことがあるんですね。
このいわば「川の流れに身を任せる戦法」を取り入れてからは、舞い込む仕事の依頼が増えただけでなく、相談や情報などもどんどん自分に集まってくるようになりました。
このサイクルが出来上がると、結果的に物事が自分のペースで動かせるようになってくる、持っていないはずの主導権をいつの間にか持っている。そんな不思議な状況に好転していくわけです。
「頑張る」の意味は、忍耐して、気張って、努力し通すこと。つまり常に背伸びをしている状態とも言い換えられます。
もちろん「ここぞ!」という時に頑張ることは大事ですが、定常的に存在する環境、例えば「会社員生活を頑張る」とか「毎朝ランニングを頑張る」とか、こういう頑張り方をしても決して長続きしません。
なぜならば、そんな意気込みで始めた先で、一度でも気持ちが途切れてしまうと「もういいや」となってしまうからです。テレビ通販で購入した健康器具のほとんどが、そのうち埃をかぶってしまうのも似たような理由からですね。
ではどうすればよいのか。そう、最初から頑張らないということです。ぼくは30代後半までは仕事をまさに頑張ってました。でもいまは言葉を選ばずいうと頑張っていません。
正確に言えば、頑張ることをかなりピンポイントに絞り込み、全体的には頑張ってない。常に気持ちを楽にして向き合っている。そんな感じでしょうか。
会社員を定年まで働くとしたら、いまが40歳だとしてまだ20年もあります。そんなに続くものを頑張り続けるなんて、気が遠くなりすぎてとても気持ちが続きません。結局、長続きさせるためには頑張りすぎないことが大事なんだと思います。
ぼくの場合、投資なんかは極めてそうです。オルカン(全世界株式)への投資は文字通りほったらかしなのでぜんぜん頑張っていません。ブログもYouTubeもツイッターも、頑張っていたらきっともう止めていたと思います。
頑張りすぎないことこそが、長続きするコツとも言えますね。
ぼくの座右の銘は「コミュニケーションは、自分が何を言ったかではなく、相手がどう受け取ったか」。仕事やプライベートでは、「これ、前に言ったよね?」「何で言われたことできてないの?」みたいなこと、よくありますよね。
こういうコミュニケーションミスの要因は、詰まるところ相手に自分の意向が正しく伝わっていないということです。
相手と分かり合えるなんてことは、よっぽど相性の良い人同士でしか成立しない話ではありますが、先ほどの座右の銘を常に念頭に置いていると、上手くいかなかった時でも自責にすることができ、無駄なイライラを低減することができます。
あと、「相手に正しく理解してもらう工夫」をするようになるので、
・どのように受け取ったか、その場で相手に確認をする。
・相手のその後の行動結果を見て、伝わり方を確認する。
こんな風に、相手との距離を正確に詰めていくことができるようにもなります。マーケティングには「顧客視点」なんて使い古された言葉がありますが、まさにその縮図がこれかもしれません。
広報の仕事をしているとこれは鉄則です。商品広報であれ、企業広報であれ、まずはファクト(事実)チェックをする。その上で、ファクトを材料にどう発信をしていくか組み立てていくわけです。
このファクトチェックで手を抜いたり、詰めが甘かったりすると、誤った情報が外に出ていくことになりますから、そうなるともう収集がつきません。
同じように、仕事であれプライベートであれ、何らかの意思決定をする際には、必ずファクトが必要です。当たり前ですが、正しい情報がないと正しい判断ができないからです。
SNSに溢れている投資情報をもとに身銭を切って投資をしたら大損こいた!なんてこと、目にしたり実際に経験をした人も多いんじゃないかと思いますが、これもファクトチェックを怠った事例と言えます。
人間ってどうしてもスピードを求めがちです。意思決定にかける時間もなるべく早くしたい。そう思ってしまうのも仕方がありません。
A) ファクトチェックに時間をかけずに意思決定をして誤りがあり、軌道修正を繰り返す。
B) ファクトチェックに十分すぎる時間をかけて意思決定を行った。
どちらが効率的かは明確ですね。ぼくの経験上も圧倒的にBが正解でした。結果としてこちらの方が短時間で成果に結びつくからです。まさに「急がば回れ」ですね。
以前に「目的・目標・手段」の違いについてブログやYouTubeで解説をしたことがありました。詳しくはこちらからご覧ください。
「目的」「目標」「手段」の明文化をすれば、どのようなプロジェクトだったとしても、成功に限りなく近づかせることができます。逆説的に言えば、これらをしっかり定めないということは、ゴールのないスタジアムでボールをひたすらドリブルし続けるようなものです。
まず言葉の定義から見ていきましょう。
■目的
・最終的に達成するべきこと。
■目標
・目的を達成するための指標。
■手段
・目標を達成するための方法。
パッと見、全て同じ意味に捉えがちなこの3つですが、位置づけは全然違いますね。
ぼくは仕事でもプライベートでもこれらを意識して行動するようにしています。日々の生活において「これ、何のためにやってるんだっけ?」ということが往々にして存在するからです。
その度に、原点に立ち戻る。その立ち戻る先は目的・目標だということです。「仕事のプロジェクト」「プライベートでの旅行」「家族のための資産形成」など、テーマは様々ありますが、どんなものでも上記の定義に当てはめて、迷ったときの指針をしっかりと持っておきたいものです。
2020年を代表するドラマと言ってもよいTBS系 日曜劇場『半沢直樹』。ご覧になられていた方も多いのではないでしょうか。
原作は『下町ロケット』や『ノーサイド・ゲーム』、『七つの会議』など、数々の企業小説を手掛けた池井戸潤氏。同氏の小説『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』を原作に、本作はメガバンク子会社の証券会社で営業企画部長を務める主人公が、社内外の不正を暴く勧善懲悪の骨太ドラマです。
このドラマでは数々の名言が生まれましたが、その中でもぼくは主人公が同僚に向けて話した「感謝と恩返し」が特に印象に残っています。我々が当たり前のように日常使いしているこの「感謝」という言葉、どんな意味が込められているのでしょうか。
<感謝とは>
ありがたく感じること。ありがたく思って礼を言うこと。施してくれた相手に対して表すポジティブな反応のこと。
人は日々の生活に忙殺されて、こうした気持ちを持ったり、示したりすることが疎かになっていると思いませんか?では感謝の気持ちを表すにはどうすればよいのか。
お相手にプレゼントを贈る、褒める、役職を上げるなど、色々な手段があり得ますが、もっと簡単に、それこそSNSで「いいね!」を付けるぐらい気軽に感謝を表す方法があります。
それが「ありがとう」と声に出して伝えることです。自身の生活を支えている周囲の人だけでなく、目に見えない裏方全員に対しても日々感謝。こうした姿勢をぼくは大事にしています。
ぼくの睡眠ですが、平日は6-7時間、週末は2度寝、3度寝を含めて寝だめをしているのでおそらくトータルで10時間は睡眠に充ててると思います。週末、2度寝する直前のあの幸福感がもうたまりませんね。趣味と言えるレベルかも知れません(笑)
そして普段から布団に入るといつの間にか朝になっている人なので、常に健康でいられるということもあるかもしれません。
一方で、十分寝ているのに疲れが取れてなかったり、日中に強い眠気を感じたりする、などがある場合は、睡眠の質が低下している可能性があります。
米スタンフォード大学医学部精神科 教授の西野精治(にしの・せいじ)さんによると、睡眠の質低下を確認するためのリストとして以下が紹介されています。
<チェックリスト>
□寝付くのに30分以上かかる
□夜中に5回以上目が覚める
□朝、起きたときに疲れている
□日中、やる気が出ずに眠気を感じる
□休日は2時間以上起床が遅い
□よくイライラする
※1つでも当てはまると睡眠負債の可能性あり
【出典】「睡眠負債」とは?寝だめではなく睡眠の質改善で解決(ハルメクWEB)
2021/09/29
ぼくはいづれも問題ありませんから、そりゃ健康だというわけです。健康であれば医療費はかかりませんので節約にも繋がるし、活力があれば稼ぐ力にも直結します。健康のベースに良質な睡眠あり、ということで最後の紹介をさせてもらいました。
そう言えば、ジブリ映画『紅の豚』でも主人公のポルコが夜通し設計を続けたフィオに対し「徹夜はするな、睡眠不足はいい仕事の敵だ。それに美容にも良くねえ」と言い放ちましたが、まさにこういうことです。
おしらせ
キャラクター”ぺいぱ”がデザインされた「資産運用学園やわらか中学校」公式アイテムがついに販売開始!トイレットペーパーを模したキャラデザの由来は、古くなったお札が再利用されてトイレットペーパーになることや、ウン(運)がつく縁起ものだからなど、諸説あり。いずれのアイテムも日常使いできるシンプルデザインです!ぜひお買い求めください!
さいごに
今回は「ぺいぱのセブンルール」をお届けしてきましたがいかがだったでしょうか?
① 仕事の依頼は断らない。
② 何事も頑張らない。
③ 常に相手の立場で考える。
④ ファクトに基づいた意思決定。
⑤ 目的・目標を明確にする。
⑥ 感謝の気持ちを忘れない。
⑦ とにかくたくさん寝る。
こうした意識を持ちながらぼくは仕事もプライベートも過ごしていますが、結果として一般的な水準よりも保有資産には恵まれた生活に繋がりました。
いずれも特別なスキルがなければできない、というものではありません。ほんと少しの考え方、価値観のスイッチを入れるだけです。付け加えるなら、ぼくはこれらを昔っから実践し続けてきたわけではありません。社会人として色々な環境に晒されながら、自ら築き上げてきたルールだということです。
それぞれいつぐらいからルール化されたのかというのを思い出していくと、
① 仕事の依頼は断らない。(3年前から)
② 何事も頑張らない。(9年前から)
③ 常に相手の立場で考える。(13年前から)
④ ファクトに基づいた意思決定。(8年前から)
⑤ 目的・目標を明確にする。(9年前から)
⑥ 感謝の気持ちを忘れない。(3年前から)
⑦ とにかくたくさん寝る。(ずっと昔から)
かなりアバウトですがこんな感じです。比較的最近のものも多いですし、以前は他のルールもあったように記憶していますが、40歳を境にビシッとこの7つに固まった感があります。
皆さんにも必ず行動の源泉で拠り所になっているマイルールがあると思います。普段あまり意識することはないかもしれませんが、ぜひ一度見える化してみることをオススメします。
書き出すことで、改めて認識が強まることもあるでしょうし、他のルールとの相関性に気付かされることもあります。いづれにしてもなんとなく頭の中で処理していたものを書き出してみると、改めて学びがあるものです。
冒頭にも触れたように、ぼくはこのセブンルールがあったからこそ、「稼ぐ力」「貯める力」「使う力」を養ってこれたと思っていますし、それが現在までの金融資産を得るまでに至ったことは間違いありません。
もちろん、皆さんがこれをそのまま真似する必要はありません。自分なりのセブンルールをぜひ作り上げていってください。
では、ごきげんよう!
セブンルールを書き出すことは=その人の見える化。