・ルーティンとは何か?
・パブリックとプライベートでの違い
・コツは一塊りにすること
おはーん、ペーパー先生です。
「ルーティン」という言葉があります。
このブログの内容はラジオでも解説しています。
決まった手順、お決まりの所作、日課などの意味を持つ単語です。
仕事で毎回同じ業務を行うことを”ルーティンワーク”と呼ぶのは
そうした由縁があります。
ルーティンワークは、誰が担当しても成果物の品質を一定に保てるよう、
作業手順やルールなどがパターン化、マニュアル化されています。
一方で日常生活におけるルーティンは、少し趣が異なり、
個人が日常的に行う活動などを指すことが多いです。
整理すると以下になります。
■パブリック:
一定の品質が担保されるように仕組み化された業務。
■プライベート:
高いアウトプットを出すために決められた固有の工程。
後者はスポーツ選手が分かりやすいかも知れません。
野球のイチローさんは、バッターボックスに入った際にバットを立てます。
ラグビーの五郎丸歩(ごろうまる・あゆむ)さんは、キック前に指を立てるポーズを取ります。
体操の内村航平(うちむら・こうへい)さんは、跳馬の跳躍の際に腕を前に伸ばして狙いを定めるような動作を行います。
これらは、成功をするためのリズムだったり、集中力を高めるため、
各々が長年の競技人生の中で導き出した答えです。
スポーツ選手にこうしたルーティンがあるように、
一般人にも、同様の考え方が当てはまります。
毎朝何時に起きる、シャワーの時にどこから洗う、というのもそうでしょうし、
食事を取る時間や、その内容、どこで食べるのか。
仕事を開始する時間や、メールチェック、打ち合わせなど、タスクの進め方。
挙げるとキリがありません。
投資でも同様ですね。
指数のチェックや、運用状況の確認、マーケットの分析、商品の売買まで、
ルーティンが整えば、個人投資家としてはビギナーを脱却したと言えます。
また、先生のように全世界株投信を毎営業日、自動買い付け設定するというのも、
ある意味では超強力なルーティンです。
プロでないからこそ、一定の法則での売買が難しい。
だからこそ、機能を利用して強制的に仕組み化してしまう。
この手法がインデックス投資の王道とされるのはまさにそうした理由からです。
さて、日常生活でのルーティンを効果的に行うためにはコツがあります。
それは複数を一塊りにしてしまうことです。
具体的に先生の事例で紹介していきましょう。
先生は毎朝3時起きをしています。
1日の中で最も頭がクリアになっており、
集中力や処理速度、アウトプットの品質など、どれを取っても一番優れているからです。
起床後に何を行うかとういうと、
・血圧測定
・ブログ執筆
・ラジオ収録
・インスタ作成
・リングフィットアドベンチャー
・簿記3級の勉強
・シャワー
3:00-6:00の一連の流れです。
この後は、オフィスに出社しますが、
それを除けば基本的には平日も週末も変わりません。
起床時間が後ろに倒れると、
これらのタスクは別の時間帯に行う必要が出てきますが、
朝の決まった時間に行うのと比べると、
あらゆる面で質が低下します。
つまりそれだけ朝のルーティンとしてやり切ることが重要だというわけです。
また、これらを地続きで一塊にしてあるのもポイントです。
切れ目なく次々に手をつけていきますので、
つまりは「血圧測定」を開始すると「シャワー」まで
あっという間に終わっている、そんな感覚です。
これを、すべて小分けにして管理をすると、
おそらく数が多すぎて気持ちが続かないと思います。
365日、休みなく行っているからです。
だからこそ、大きな塊として「1タスク」としてしまう方が、
精神的にも管理的にも楽なのです。
ということで、今日はルーティンのあれこれ、について取り上げていきました。
きっと皆さんにも色々工夫されていることがあると思います。
ぜひ、ツイッターなどで教えてもらえると嬉しいです。
では、ごきげんよう。
よろしければ、こちらの記事もご覧ください。
続けたいなら、まとめよう。