・「今年の漢字」が本日発表
・「今年の漢字」の傾向とは
・先生自身の「今年の漢字」
おはーん、ペーパー先生です。
今年一年の世相を漢字一字で表現する2021年「今年の漢字」が
いよいよ本日発表となります。
このブログの内容はラジオでも解説しています。
京都の清水寺で発表されるその様子はニュースでも広く取り上げられますが、
こういうシーンを目にすると「今年も終わるなぁ」なんてしみじみしますね。
ということで、昨年は予想を外しましたので、今年こそ当てにいきたいと思います!
「今年の漢字」の傾向
「今年の漢字」がどのように決まるのかというと、
主催している日本漢字能力検定協会が11月1日から12月6日まで、
広く応募を募り、その中で最も多かった漢字が選ばれるんですね。
過去に選ばれた漢字は以下の通りです。
■2010年:「暑」(ショ/あつい)
→観測史上1位の猛暑など。
■2011年:「絆」(ハン・バン/きづな・ほだ-す)
→東日本大震災の発生など。
■2012年:「金」(キン・コン/かね・かな)
→ロンドン五輪での金メダルラッシュなど。
■2013年:「輪」(リン/わ)
→2020年夏季五輪の東京招致成功など。
■2014年:「税」(ゼイ・セイ/みつぎ)
→17年ぶりの消費増税など。
■2015年:「安」(アン/やす・さだ・いずく-んぞ)
→安保関連法案の成立など。
■2016年:「金」(キン・コン/かね・かな)
→リオ五輪での金メダルラッシュなど。
■2017年:「北」(ホク・ハイ/きた・そむ-く・に-げる)
→朝鮮半島情勢の緊迫化など。
■2018年:「災」(サイ/わざわ-い)
→豪雪や豪雨、台風、地震による自然災害など。
■2019年:「令」(レイ・リョウ/いいつけ・おさ・よ-い)
→令和への改元など。
■2020年:「密」(ミツ・ビツ/ひそかに・こまかい)
→コロナ禍における生活・行動様式など。
「今年の漢字」にはひとつ傾向がありまして、それは
“過去と同じ漢字が第1位になることがある”
ということです。
例えば
■2016年
リオ五輪に沸き、東京五輪に希望を託した「金」(キン)と、政治と「金」(カネ)問題に揺れた年。スポーツ界に新たな金字塔、マイナス金利初導入、シンガーソングライターの金色衣装などにも注目が集まった。
■2012年
「金」に関する天文現象の当たり年。数多くの「金」字塔が打ち立てられた1年。「金(かね)」をめぐる問題が表面化。
■2000年
シドニーオリンピックでの金メダル。南北朝鮮統一に向けた”金・金”首脳会談の実現。新500円硬貨、二千円札の登場など。
■2018年
北海道・大阪・島根での地震、西日本豪雨、大型台風到来、記録的猛暑など、日本各地で起きた大規模な自然「災」害により、多くの人が被「災」。自助共助による防「災」・減「災」意識も高まった。
■2004年
台風、地震、豪雨、猛暑などの相次ぐ天災。イラクでの人質殺害や子供の殺人事件、美浜原発の蒸気噴出事故、目を覆うような人災が多発。「災い転じて福となす」との思いも込めて。
このようになっています。
同じ漢字でも理由が違うこともあるのですが、
上記をご覧になられて気付くことがありませんか?
そう、「金」が選ばれた年はすべてオリンピック・パラリンピックイヤーであり、
いづれの年も日本選手の活躍で金メダルが多く生まれたということです。
今年は手堅くガチで当てにいこうと思っていますので、
ズバリ今年の漢字は
「金(キン・コン/かね・かな)」!!
東京でオリパラが開催され、多くの金メダルが生まれました。
開催に賛否はあったものの、コロナ禍の世界大会として前例、道筋を作りました。
その他にも、金融所得課税をめぐる話題や、10万円の給付金など、
お金に関する話題も絶えませんでしたよね。
まさに今年を表す漢字として相応しいのではないでしょうか。
さいごに
では、ここからは先生自身の今年の漢字を選びたいと思います。
ズバリ
「素(ソ・ス/もと)」
です!
この文字には
生地のまま。手を加えていない本質。他の物やしぐさが加わっていないこと。
こういった意味がありますが、
今年3月に自宅マンションの荷物をほとんど捨て、
キャリーケース1つでホテル暮らしを始めました。
まさに40歳を超えて、裸一貫からの再スタート。
生き方をシンプルにしただけでなく、
複数の個別株や投資信託だった運用商品も、全世界株式に1本化。
不要な銀行や証券口座も解約して、ミニマリスト生活を送っています。
これらを表現するのにこれ以上ない漢字は質素倹約の「素」。
皆さんの今年の漢字は何ですか?
ぜひ教えてください!
よろしければこちらの記事もどうぞ。
2021年の今年の漢字は「金(キン・コン/かね・かな)」で間違いなし!