・勢いだけで結婚すると大変
・結婚は相手の金銭感覚も大事
・離婚したくなる亭主の仕事
おはーん、ペーパー先生です。
今日の見出し、お金と結婚。
非常に密接だけれども、センシティブなテーマですよね。
このブログの内容はラジオでも解説しています。
以前にも、離婚原因でお金が理由になるケースが多いことを紹介しました。
結婚というのは赤の他人と一つ屋根の下で暮らすということ。
まさにこのような考え方ができます。
先生自身は独身ですが、周囲の結婚されている家庭は大体が共同会計で奥さまが管理しているパターンです。今回の話を企業に置き換えてみると、
・共同会計=合併
・別会計=経営統合(HD)このような違いでしょうか。いづれにしても経営資源を集約しシナジーをどう活かすかが判断基準になりそうですね https://t.co/lZDNNym5BZ
— ペーパー先生 (@papercapinfo) December 30, 2020
「恋は盲目」とはよく言ったものですが、勢いだけで結婚すると
その後がめちゃくちゃ大変だということですね。
お金に対する考え方が合うのかどうか。
ここをしっかりと確かめていくことが大事だと言えます。
今日は結婚とお金について、独身クソ野郎の先生が深堀していきます。
結婚は相手の金銭感覚も大事
CCCメディアハウスが発売している男性向けカルチャー・ライフスタイル誌「Pen」。
オンライン版で興味深い記事を見つけました。
【出典】結婚とお金の切っても切れない関係――抑えておきたい3つのポイント(Pen Online)
2021.10.05
結婚は相手の金銭感覚も大事で、その金銭感覚とは「消費」「浪費」「投資」。
この考え方が大幅にずれていないことが大事である、といったような内容です。
これは激しく同意ですね。
生活の骨子であるこれらが1つでもズレてしまうと、
好きだけでは続かないというわけです。
この記事で興味深かったのは次の3点です。
①離婚防止
「結婚式にお金をかける」のは離婚防止になる。結婚式で大きなお金をかけると、再婚するのにまたお金がかかるから離婚しない方が良いと考える人が多いため。
②幸福感
タイ出身の経済学者が考えた式で、結婚における幸福感を日本円換算すると年に約60万円。
③夫の稼ぎ
英バース大学の研究者が6000組のカップルを分析した結果、妻の収入が世帯年収の40%を超えると夫のストレスが大きくなる。
1つずつ深掘りしていきましょう。
「①離婚防止」は、書籍『オイコノミア ぼくらの希望の経済学』からの引用で、
結婚式のお金のかけ方例として、
・15世紀のイギリスで妻の実家から年収2年分を持参した記録
・アフリカの部族で夫から妻の家に牛を贈る習慣
こうしたものが紹介されています。
なお、先生が考えるお金の価値観では
「一生に一度だから!」という買い物ほど、
二度、三度あるかもしれないからお金はかけない、です。(笑)
結婚式にお金をかけたがる人とは一生結ばれなそうですね😅
「②幸福感」は、どんな公式から”結婚の幸福感が年60万円”に行き着いたかは分かりませんが、
その一方で、幸福と感じる価値をお金に換算してみるという
試み自体はすごく面白いなと思いました。
もしかすると、ペットに癒しなどを求めて飼う際にも、
対価と幸福がそれぞれどのぐらいなのか、
数字で見えるようになると、便利なのかもしれません。
なお、いまの先生が幸福に感じるのは
ココイチを食べる時と、二度寝する時だけです。
それぞれ概算で金額を出してみましょう。
<🍛ココイチ>
海の幸カレー+3辛+追加ポーク+カキフライ(4つ)+パリパリチキン
=1,658円
<😪二度寝>
月手取り収入がおよそ40万円。
22営業日だとした場合の人日単価はおよそ18,000円。
時間単価で750円。
1回の二度寝を2時間とした場合
=1,500円
おお、なんと近似値となりました。
つまり先生の幸福は1,600円前後で手に入るということです。
映画館行くよりもリーズナブルです。(笑)
「③夫の稼ぎ」は、なかなか驚きですね。
家事や育児を平等に分担するという空気が一般的になってきた気もしますが、
男性が外で稼いで、女性は家を守る。
さらには共働きだったとしても、夫がより多くを稼いでくる。
そんな古き良き時代の家族像が、価値観として未だに続いていることを表しています。
さいごに
リスクモンスターが20~40代の女性に実施した
「離婚したくなる亭主の仕事」についてのアンケート結果から、
夫の仕事について妻がどのような不満を持っているかのTOP3が、
1位 給料が低い:74.0%
2位 残業が多い:35.3%
3位 福利厚生が不十分:22.5%
このようになっていました。
これは、なかなか辛い現実ですね。
結婚というのは人生のパートナー選びですから、
“優しそうか?趣味が合いそうか?子供のことが好きそうか?”
というベーシックなところだけでなく、
“健康そうか?お金を稼いでくれそうか?家事を分担してくれそうか?”
という一見、すごく失礼なポイントも目を逸らさずに確かめる。
これ、まさにデューデリジェンスですね。
皆さんはどのようにパートナー選びをされていますかでしょうか?
よろしければこっそり教えてください!
では、ごきげんよう。
夫の年収が低くなるほど妻の不満は高くなる傾向にある。