・ホテル暮らしのきっかけ
・ホテル暮らし移行への流れ
・ホテル暮らしの感想
おはーん、ペーパー先生です。
3月から完全ホテル暮らしに移行して1週間ほど経ちました。
なぜ「完全」なのかというと、
元々、昨年初めの新型コロナウイルス感染拡大に伴い、
通勤等での感染リスクを抑えるため、オフィス近くのホテルに、
平日週2回の宿泊をスタートさせたのがきっかけだったからです。
しばらくやった後、仕事が立て込んでいたこともありまして
「平日は全部いけるんじゃね?」と思い立ち、
夏以降は平日ホテル泊、週末自宅という生活スタイルに。
これで半年以上、不便がなかったことから、しばらく自宅を賃貸に出すことを決め、
この3月から完全ホテル暮らしとなったわけです。
ご興味がある方も多いと思いますので、今日はホテル暮らしについてやわらか解説します。
プロローグ
完全ホテル暮らし移行を思い立ったのは実はすごく最近で、2月14日でした。
すでに平日ホテル泊の生活をしていたこともあり、2週間ほどで移行しています。
まず、前提として先生のステータスを紹介しておきましょう。
アラフォー独身。以上です。笑
詳しくはこちらをご覧いただければと思います。
昨年、1度目の緊急事態宣言下の在宅勤務で色々と自身と向き合いまして、
大きく人生観が変わりました。
先生は20代から資産運用を行ってこなかった自分への懺悔として、昨年から娯楽は後回し、彼女も作らず(作れず?)、仕事以外のすべてを自己投資と資産運用にフルスイング中で、一定の資産額まで作りきる覚悟です。つまり今の生き方は反省の上に成り立っていますが皆さんのおかげでいい勉強が出来てます。 https://t.co/mV8Kx9DCXG
— ペーパー先生@外国株投資家 (@papercapinfo) March 2, 2021
特に、資産形成に関しては、ほとんど意識せずにここまできてしまった深い反省がありまして、
おうち時間の活用でかなり勉強をしたんですね。
自宅の不用品を捨てたり、支出の大幅な見直しをしたりも
このきっかけの上にあったことでした。
結果的に、2020年初めに1800万円ほどだった金融資産は、1年間で3000万円を超え、
「お金に働いてもらう」という考え方と、その成果が目に見える形で結びついたわけです。
そして、上記の金額には含んでいませんが、自宅は持ち家のため
住宅ローン返済とホテル宿泊費が、二重にかかっている状態がほぼ半年ぐらい続いていました。
次はここをしっかり整理しようというのが完全ホテル暮らしの動機です。
いつまでの期間そうするかは明確に決めていませんが、
いづれにしても眠っている不動産にも、しっかりと働いてもらおうということです。
ホテル暮らし移行への流れ
一部並行して進められるものもありますが、
どのような準備が必要か、流れをまとめました。
①ホテル選び
②自宅の荷物整理
③銀行に住宅ローンの相談
④不動産屋に賃貸の相談
⑤住民票の異動
⑥運転免許証の住所変更
⑦郵便物の転送手続き
⑧勤務先での届け出(定期券停止や登録住所)
⑨インフラ(電気/ガス/水道/NHK)の解約
⑩賃貸借契約
コロナ禍でホテル業界も苦境に立たされています。
最近は、帝国ホテルさんのサービスアパートメント事業や、
三井不動産ホテルマネジメントさんのサブスクリプションサービス『サブ住む(すむ)』など、
自社ホテルを長期間貸し出すサービス提供の取り組みも増えてきました。
先生が現在利用しているのは、賃貸情報などを提供しているグッドルームさんが、2020年6月に開始した『goodroomホテルパス』。
2月4日現在、19都道府県で270以上のホテルやマンスリーマンションと提携しており、
定額で自由に住み替えができるホテルのサブスクサービスです。
先生はこれを利用して物件探しをしました。
週に1度の部屋清掃となっていることから、
通常の予約サイトで1か月確保するよりも安価となっています。
ホテルのグレードにより月額料金は変わり、先生はタイプE(107,000円/月)を利用。
仲介手数料・敷金・礼金等の初期費用も不要で、Wi-Fiも使えますし、水道光熱費は1日300円。
ホテル暮らしというとすごい高額な印象があるかもしれませんが、周辺の賃貸よりもずっと安いんですよね。
かつホテル業界への協力もできるわけです。
なお、ホテル選びの際は価格も重要ですが、ランドリーや電子レンジの有無などの館内設備、
あとは部屋のデスクとチェアがパソコン作業に耐えうる什器かもチェックしておきましょう。
従来からそれほどモノを持たない生活をしていた先生ですが、
不用品の廃棄というのはかなり手間がかかるんですね。
家電や書類など、捨て方が多岐にわたるからです。
そこで利用したのが、暮らしからビジネスまでなんでもプロに見積もりを依頼できるマッチングプラットフォーム『ミツモア』です。
利用方法などは下記で詳しく紹介しています。
廃棄内容にもよりますが、一人暮らしで
📺テレビ
🧊冷蔵庫
🌪洗濯機
🛏ベッド
🗃デスク
💺チェア
🧸雑貨
📚書類
この辺り一式をお願いして5万-10万ぐらいのレンジになると思います。
作業者の人数とトラックの積載量で変動するイメージですね。
『Uber Eats』のように、ユーザー評価で複数の見積もりから業者さんを選べますので安心です。
事前に廃棄するモノの写真を、担当者へ送っておくと、より精度の高い見積もりがきます。
自身が住むための住居用ローンと、投資用マンション向けのアパートローンは、金利に違いがあります。
もちろん投資用で借り入れる方が金利が高いわけです。
全額返済も視野に入れながら、今回の件について、担当者にどうするべきかを相談しまして、
結果的に、事情を汲んでいただきそのままとなりました。
この辺りはケースバイケースだと思いますので、事前に銀行へ相談するのがよろしいかと思います。
こちらは着手し始めたばかりです。
今まさにSTEP1をやっていまして、
先日、自宅の荷物をすべて運び出した後で、査定に来ていただきました。
借りてくれる方、見つかればいいなぁ。
ホテル暮らしはここが難関です。
住まいの場所が固定出ない場合の登録場所に、明確な決まりはありませんが、
住民票の目的は「住民の利便性の増進・行政の合理化」(住民基本台帳法第1条)とされています。
つまり今後ホテルを変えていく可能性がある場合だと、
現実的には親戚や実家に住民票を置くしかないんですね。
ホテルに置けるような報告もネット上で見かけましたが、
結局は市区町村やホテルの方針によるところが大きいです。
ということで、先生は実家にしました。
なお通常、転出届を出す際は、次の転入先に提出する転出証明書が必要ですが、
マイナンバーカードを所有している方は「転入届の特例」適用を受けることができ、証明書は必要ありません。
届け出期間は転出前にあらかじめ届け出るか、転出後14日以内となっています。
なお、先生は転入届の手続きをした際、印鑑登録も済ませました。
印鑑登録は、転出手続きと同時に以前のものは自動的に廃止されます。
詳しくは、各市区町村のホームページでご確認ください。
住民票のある都道府県の各警察署や運転免許更新センターで更新が可能です。
運転免許証と新しい住所が確認できる書類(マイナンバーカードや健康保険証など)を持参すれば、
すぐに更新か可能です。費用はかかりません。
運転免許証の住所変更についての更新期限は「速やかに」とされているだけで厳密には定められていません。
以下は参考までに東京都内での記載事項変更の詳細です。
旧住所宛の郵便物等を、新住所に1年間、転送をしてくれるサービス『e転居』が
郵便局で用意されていますので、住所が変わる前に登録をしておきましょう。
ネット上であっという間に登録ができます。
こちらも、転送先をホテルにしてしまうと、ホテルを変えるごとに
登録が必要になってしまうため、先生は実家にしました。
一方、Amazonでの商品購入や書類送付などスポットでの配達物は、
ホテル側に確認をしたうえで送付先を「ホテル名・フロント気付・名前」とすることで、
ちゃんと宿泊しているホテルに届き、フロントから連絡がきます。
いわば宅配ボックスの変わりをホテルが担ってくれるわけで、これは便利です。
この辺りは勤務先により方法が違ってくると思いますが、
特に速やかに行っておきたいのは定期券。
使用しないのに通勤手当を受け取ってしまうと不正受給になってしまいますので、
忘れないように停止手続きをしておきましょう。
定期券自体は発行元の鉄道会社の改札で、デポジット入金分500円と残額を払い戻せます。
まずNHKからですが、今回のケースは
受信契約がある世帯と合併する「世帯同居」にあたりますので、
下記に基づき、電話で解約手続きを行いました。
ネット受付はなく、土・日・祝日での電話受付となります。
解約と同時に、常時同時配信・見逃し番組配信サービス『NHKプラス』の視聴もできなくなります。
その他のインフラですが、これは不動産屋さんと相談の上、
🔥ガス→解約
⚡️電気→借主の入居までそのまま
💧水道→清掃後に解約
このような流れを予定しています。
こちらについては、現在進行中です。
エピローグ
ざっと流れを見てきました。
結構やること多いんですよね。汗
まだすべての工程は終わっていませんが、自宅を貸すのはおまけの話。
すでに新しい生活はスタートして、荷物がキャリーケースとリュックサックだけになりました。
<主なアイテム>
👕1週間分の服と下着
🖥勤務先のノートPC
💻プライベート用のMacBook
👟スニーカー1足とスリッポン2足
🎮Nintendo Switch
📚その他の雑貨や書類
🍌ナナナ
必要なものってこのぐらいなんですよね。
ご覧のように、快適に過ごしています。
ホテル暮らしへの移行については、親には最初引かれましたし、
同僚や友人からは「仙人みたいだね」と言われるし、評判は上々です笑
でもまぁ、ニューノーマルってこういうことを言うんでしょう。
好きなときに、好きな場所で、好きなことをする。
そういう生き方をするきっかけを、2020年は与えてくれたのかもしれませんね。
会社員してるので、ぜんぜん自由じゃありませんが。
では、ごきげんよう。
ペーパー先生、2019年以前とはもう別人。