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FIRE一年目ぺいぱの資産状況(2025年9月7日):ポイントは資産か否か?

FIRE一年目ぺいぱの資産状況(2025年8月31日):ポイントは資産か否か?
この記事で分かること

・ぺいぱの純資産状況
・オルカン保有でdポイント
・運用に運用を重ねる

ごきげんよう、ぺいぱです。

動画解説

このブログの内容は動画でも解説しています。

週初めということで、ぺいぱの資産状況をチェックしていきます。前回は8月31日締めでお伝えしましたので、そこからの比較となります。後半では今年からやっているdポイント投資の現状について紹介するのと合わせ、家計を考える上でこれらを資産の一部として捉えるかどうかについて考えていきます。なお、紹介する内容は2025年9月8日時点となります。それでは最後までお楽しみください!

ぺいぱの純資産状況

不動産の評価額についてはAI査定サービス「ハウマ」「イエシル」での算出価格平均を取っていますので、あくまで目安としてご覧ください。負債欄にある「カード払い」というのは確定しているクレジットカード利用額を反映しています。

では、さっそく週初めの状況を見ていきましょう!

■2025年8月31日時点の純資産

<資産>

 オルカン:3,930万円

 暗号資産:1,688万円

 不動産: 3,978万円

 法定通貨:372万円

 —————————

 小計:9,968万円

<負債>

 カード払い:▲94万円

 —————————

 小計:▲94万円


 —————————

 合計:9,874万円

… … …

■2025年9月7日時点の純資産

<資産>

 オルカン:3,962万円(+0.81%)

 暗号資産:1,709万円(+1.24%)

 不動産: 3,915万円(▲1.58%)

 法定通貨:373万円(+0.27%)

 —————————

 小計:9,959万円(▲0.09%)

<負債>

 カード払い:▲103万円

 —————————

 小計:▲103万円


 —————————

 合計:9,856万円(▲0.18%)

  ※数字は四捨五入
  ※カッコ内は前回対比

全体では微減となっています。「ハウマ」での不動産評価額がかなり下落しました。過去の取引データからAIが傾向を学び、対象物件の築年数や駅からの距離などを加味して自動で価格を算出しますが、まれに週次で100万円を超える変動が発生したりします。この辺りの理由は良く分かりませんね。

法定通貨が微増しているのは、先日の引っ越し時に搬出入家具の一部で傷がついたことでの引っ越し業者からの補填金額1.7万円の影響です。木製椅子の背もたれに深めの傷がついており、引っ越し業者に相談してみたら、補修対応をするか・補修にかかるであろうおおよそ額での補填のどちらかを選ぶことができました。こういうの、今までの人生ではほっておく(つまり泣き寝入り)ことが多かったんですが、いやはや問い合わせてみるもんですね。

続いては今年に入ってからの資産推移とアセットアロケーションです。

<ぺいぱの純資産推移(25年)>

 24年12月末:1億183万円

 25年01月末:1億89万円(▲0.92%)

 25年02月末:9,577万円(▲5.08%)

 25年03月末:9,650万円(▲0.76%)

 25年04月末:9,456万円(▲2.01%)

 25年05月末:9,834万円(+4.00%)

 25年06月末:9,774万円(▲0.61%)

 25年07月末:1億116万円(+3.50%)

 25年08月末:9,874万円(▲2.39%)

 25年09月 :9,856万円(▲0.18%)

  ※数字は四捨五入

  ※カッコ内は前月末比

  ※25年9月は7日時点

… … …

<ぺいぱのアセットアロケーション>

 🌏 オルカン:40.20%(+0.40pt)

 🏠 不動産 :39.72%(▲0.57pt)

 🪙 暗号資産:17.34%(+0.24pt)

 💴 法定通貨:2.75%(▲0.06pt)

  ※数字は四捨五入

  ※カッコ内は前回比

  ※25年9月7日時点

おしらせ

キャラクター”ぺいぱ”がデザインされた「資産運用学園やわらか中学校」公式アイテムがついに販売開始!トイレットペーパーを模したキャラデザの由来は、古くなったお札が再利用されてトイレットペーパーになることや、ウン(運)がつく縁起ものだからなど、諸説あり。いずれのアイテムも日常使いできるシンプルデザインです!ぜひお買い求めください!

「資産運用学園やわらか中学校」公式アイテム

ポイント投資とその資産性

皆さん、ポイントってどうされてますか? ぺいぱは数年前まで、レジでバーコードを提示して貯めるのは面倒で一切やっていませんでしたが、いまは貰えるもんはもらっておこうの精神で必ずもらうようになりました。どんな買い物でも多くのお店でdポイントもしくは楽天ポイントがもらえるような世の中になってきているのではないでしょうか。

ポイントと言えば楽天経済圏で生活をされている方が多いことは有名ですが、 ぺいぱはdカード(iD)を利用して決済をすることがほとんどですので、必然的にdポイントに集約して貯めるようにしています。

最大限ポイントを活用しきっている方と比べると、自分はそこまで集中をしているわけではありませんが、こうしたポイントってバカにならないぐらい貯まるんですよね。今年に入ってからの貯まったdポイントがこちらです。

ぺいぱのdポイント(2025年)

 1月:3161 P
 2月:3152 P
 3月:4001 P
 4月:5960 P
 5月:4425 P
 6月:2502 P
 7月:3102 P
 8月:9946 P
 9月:1366 P
 ——————
 合計:37,615 P
 ※9月7日時点

実に4万ポイント弱貯まっています。通常は月3,000ポイント前後といったところ。8月は引っ越しに伴う家具家電購入により激増しています。

dポイントは、加盟店での買い物、d払いやdカード利用、ドコモのサービス利用、キャンペーン参加、アンケートやゲーム、ポイント広場での活動など、さまざまな方法で貯めることができるほか、会員ランクを上げて還元率をアップしたり、dポイントカード提示+dカード設定したd払いでポイント3重取りなども可能です。

また貯めたポイントは、コンビニや飲食店などのお店での支払いに1ポイント=1円として使えるほか、d払いやdマーケット利用、ドコモのケータイ料金への充当、商品交換、dカード利用代金への充当など、幅広い使い道があります。

先ほども話した通り、ぼくはそこまでdポイント経済圏でやり込んでいるわけではありません。生活のほとんど全てをクレカ決済で済ましているので、「であればそこで得られるポイントぐらいは貯めておこうか」ぐらいの感覚です。

たまたまではあるのですが、長らく使っている証券会社のマネックスがドコモと資本提携したことでメリットが増えました。証券総合取引口座とdアカウントを連携させることで、投資信託の保有残高に応じてdポイントを直接貯めることができるようになったんですね。

付与されるポイントは商品によって異なりますが、投資信託保有額に対して最大で年率0.26%分のdポイントが貯まります。なお、ぺいぱのコア商品「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」では、保有額に対して年0.0175%分のdポイントが毎月付与されます。ざっくりオルカン4,000万円分の保有だとすると、年7,000ポイント、月におよそ583ポイント。これが何年も続けば「塵積」で、なかなかのサイズになっていきます。

このほかdカードを使った積立でも最大1.1%(dカード PLATINUMでは最大3.1%)のポイント還元がありますから、この積立と投信保有ポイントを組み合わせて利用するとより効果的です。

で、このdポイント。ぺいぱは昨年までその月に貯まったポイントはすべてdカード利用代金への充当をしていました。貰ったらすぐに使うというパターンですね。それを今年からは、すべてポイント投資に回しています。

dポイント投資とは、手持ちのdポイントを運用ポイントに交換し、投資信託やETF(上場投資信託)の値動きに連動して運用する、現金を使わない投資体験サービスです。口座開設や本人確認が不要で始められる手軽さが特徴で、運用で得た利益はもちろんdポイントとして利用可能です。

dポイント投資には「日経平均」「コミュニケーション」「生活必需品」「ヘルスケア」「ゴールド」など複数のテーマがあり、どこにポイントを投じるかを選択することができます。ぼくは入手したdポイントはすべて「アクティブコース」に全投入しています。

この「アクティブコース」は「THEOグロース・AIファンド(世界の株式中心)」の基準価額に連動します。このファンドは、ロボアドバイザー「THEO(テオ)」を開発・運営する企業、株式会社お金のデザインが設定・運用する投資信託です。

dポイント投資では、「米国大型株」という、いわゆるIVV(S&P500)に連動するものも用意されているんですが、このコースでポイント運用するために、以前は日興系のネット証券会社(正確には覚えてません)で口座開設する必要があったので選べませんでした。そのため一番それに近しい「アクティブコース」を選んでいたのですが、この原稿を書くために改めて確認してみると、現在は特に縛りなく「米国大型株」が選べるようです。今からdポイント投資をされる場合はこれ選んでおく方が無難でしょうね。直近パフォーマンスも3%程度こちらの方が上振れています。

なお、参考までに「THEOグロース・AIファンド(世界の株式中心)」という商品、ぺいぱは全然知らなかったのですが、組入上位銘柄はこんな感じになっています。

<組入上位銘柄>
 1 VANGUARD VALUE ETF(32.5%)
 2 Vanguard Growth ETF(21.3%)
 3 VANGUARD FTSE EUROPE ETF(11.5%)
 4 Invesco Nasdaq 100 ETF(9.7%)
 5 VANGUARD FTSE EMERGING MARKETS ETF(5.6%)
 6 ISHARES MSCI JAPAN ETF(5.2%)
 7 VANGUARD FTSE PACIFIC ETF(4.9%)
 8 WISDOMTREE INDIA EARNINGS ETF(3.9%)
 9 ISHARES MSCI BRAZIL ETF(3.6%)

【出典】THEOグロース・AIファンド 世界の株式中心(お金のデザイン)

いわゆるロボアドによる分散投資ということですが、要は世界主要地域のETFを組み合わせた「目が粗いオルカン」といった説明がしっくりくるでしょうかね。今回はdポイント投資の連動先の話題として扱っていますが、これを投資信託商品として直接購入することを考えると、信託報酬が年率0.495%ですから、Slimオルカンのおよそ8.6倍のコストなんですよね。なかなか手が出なそうです。

やや話がそれましたが、なんやかんやとdポイント運用を続けてきまして、現在は

ぺいぱのdポイント投資

 運用中:92,223 P(+7.88%)
  ※数字は四捨五入
  ※25年9月7日時点

実数としては+6,735ポイント。まずまずではないでしょうか。オルカン保有やクレカ決済で得たポイントをさらに運用に回す。お魚を頭から尻尾まできれいに平らげ、残りも出汁を取るのに使うが如くの精神です。

それにしても、そろそろ10万ポイントを超えてきますから、資産状況にも反映していったほうがいいんでしょうか。これ、含める派と含めない派で意見が割れるところだと思います。それぞれの意見としてはこんな感じでしょうか。

<資産に含める派>

理由①:実質的な換金性がある
多くのポイントは「1P=1円」で買い物や投資に充当できる。つまり現金の代替手段としての価値がある。

理由②:購買力を可視化できる
ポイントを資産に載せることで、生活を支えるための財布の中身(=総購買力)を正確に把握できるから。

理由③:モチベーションになる
資産欄に載せることで他の資産同様にポイントを増していくことへの意識が向きやすく、家計簿上での達成感も得やすい。

… …

<資産に含めない派>

理由①:利用条件がある
有効期限があったり、使える用途が限られたりするなど、現金と比べた際の自由度がやや低い。

理由②:簿価評価の難しさ
1P=1円で換算できるとはいえ、改悪リスク(交換レート変更、失効など)がある。

理由③:資産形成の本筋から外れる
ポイントには換金市場がなく、基本的には特定消費にしか使えない限定的な購買力。

資産形成状況を紹介しているYouTube動画を見ていると、ポイントを資産の一部に入れている人は少数派なのかなという印象もありますが、皆さんはどうされていますか? 通常は先ほども触れた通りあくまで企業の一サービスで無くなる可能性もありますから、貯めずにすぐ使うが鉄則なのかもしれません。

結局は各々が家計を見ていく上で「資産」という言葉の定義をどう置くかになってくるでしょうか。

A. 会計・税務的な「資産」
 将来の経済的便益をもたらすと期待され金銭的にも評価できるもの。
 ・現金、預金、投資信託、株式、暗号資産、貯蓄型保険、不動産など。

B. 経済的な「資産」
 購買力や交換価値を持つもの。市場が存在し需給で値がつくもの。

 ・ファミコンカセット、ビックリマンシール、ワイン、スニーカー、時計など。


C. 生活実感的な「資産」
 商品・サービスと自由に交換できる購買力という位置付けのもの。
 ・ポイント、ギフトカード、商品券など。


Bで取り上げたようなもの、会計上は「その他の資産」として整理される場合もあります。資産家の中には、「ワインセラー」や「アートコレクション」を資産として管理しているケースもありますね。こうやって真面目に考えていくと、やはり個人の家計・資産管理の文脈でいけば、Aの定義でポイントを資産の部には含めないとする方が分かりやすい気もしますね。

一方で定性的な話をすると、いまや本筋のオルカンとか暗号資産って増えていくワクワク感が、規模が大きくなったことや慣れすぎちゃったことで失われているんですよね。それをポイント投資では感じることができる。投資初期の頃のワクワク感を得ることができる。ぺいぱはそんな印象を持っています。

皆さんはポイントとどのように向き合いながら生活されていますか? 資産として捉えていますか? 人によってはAの数字とCまで全て含めた数字とで、かなり乖離が生まれるケースがあるかもしれませんね。ぜひコメント欄で教えてください!

この「やわらか中学校」ではお金や仕事に関する話題を中心に、FIRE生活に突入したぺいぱの日常を赤裸々にお届けしています。ぜひチャンネル登録・いいね・コメントをよろしくお願いいたします!

また、サブチャンネル「ぺいぱのひとりごと」は、ぺいぱが興味関心のある話題を取り上げて好き放題喋り倒すラジオのようなライブ配信番組となっていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。

人生はノーコンティニュー!悔いのないようにやっていきましょう。

では、ごきげんよう。

今日のまとめ

増える快感で初心を思い出す。

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