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保有オルカン(全世界株式)が5,000万円に到達:ぺいぱが迎えた6つの節目

保有オルカン(全世界株式)が5,000万円に到達:ぺいぱが迎えた6つの節目
この記事で分かること

・世の中の節目
・ぺいぱの節目
・節目で起こること

ごきげんよう、ぺいぱです。

米半導体大手エヌビディアの時価総額は3月1日、節目となる2兆ドル(およそ294兆円)を上回り、マイクロソフトとアップルに次ぐ3位に躍り出ました。また、日経平均株価は3月4日、ついに節目となる4万円を史上初めて突破し、連日のようにニュースで取り上げられています。

株式だけではありません。暗号資産のビットコインは3月5日、およそ2年4か月ぶりに史上最高値を更新し、日本円で節目となる1,000万円を初めて突破しました。1月に米国で現物ETFが承認されたことや、4月に半減期を迎えることが追い風となっています。

動画解説

このブログの内容は動画でも解説しています。

「資産バブル」とでも言いましょうか。寝て起きたら資産が増えている、なんていう状態が今年に入ってから続いています。新NISAへの注目度も日に日に高まっている印象で”投資セミナーが活況!”なんて報道を目にする度に、「ああ、上昇相場の終焉は近いんだろうな」なんてことが頭をよぎります。

「みんなが恐怖に慄いている時に買い、陶酔状態の時に恐怖を覚えて売ればいい」なんてコメントを残している著名投資家ウォーレン・バフェットさん。有言実行するかのように、バフェットさんの投資会社バークシャー・ハサウェイは昨年7月から9月にかけて株式7,800億円を売却し、手元資金が過去最高水準に達した、なんて報道も記憶に新しいですね。

2024年の金融相場がこのまま上昇し続けていくのか。それとも調整局面を迎えるのか。こればかりは全然分かりませんが、米国では利下げが待っていることを踏まえると通常は株式にとって追い風になりますから、不安は抱きつつも年末まではこのまま走り抜けるのではというのがぼくの見解です。

さて、今回は「節目」をテーマに話をしていきます。ぼくの保有資産もこうした世の中の流れを受けて最近色々な節目を突破しました。それらをご紹介していこうと思います。

節目を超えるというのは人としての成長を実感すること、なんて言い換えることができます。ゴールに向けて着実に前進していることが定量的に分かるからですね。そうしたことからも、1点だけではなく色々な視点から色々な節目の突破を確認していくことで、長い長い資産形成におけるモチベーション維持に役立つわけです。

ぜひ皆さんも今回の話を通じてご自身の様々な節目を探していただき、モチベーション獲得の一助にしてもらえれば幸いです。

資産額の節目

まずはぺいぱの資産の観点で見ていきます。4つの資産区分を紹介しますが、それらの違いについてはこちらの回『「総資産」「純資産」「金融資産」「純金融資産」の違い』でも詳しく解説しています。

「総資産」「純資産」「金融資産」「純金融資産」の違い
「総資産」「純資産」「金融資産」「純金融資産」の違いどのぐらいの資産額を目指すのかの設定にあたっては、野村総合研究所が報告している富裕層ピラミッドが有名ですよね。今日は「総資産」「純資産」「金融資産」「純金融資産」の違いについて先生の資産額を例に紹介していきます。...

ぜひ、合わせてご覧ください。

ぺいぱの資産

総資産 1億326万円
純資産 8,218万円
金融資産 6,500万円
純金融資産 4,392万円
※24年2月末時点,数字は四捨五入

総資産(すべての資産を合算した額)がついに節目の1億円を超えました。負債を含んでいる総資産額にあまり意味はないのですが、とは言ってもバランスシート(B/S)のサイズが1億円を突破したことはかなり感慨深いです。ハードアセットを複数持たれている方はこの数字が当たり前のように2億円、3億円といった規模になっているかと思いますが、ほとんどをペーパーアセットで構築していくとなかなかそうはいかないからです。

本来は純資産(総資産から負債を除いた額)で億り人に到達したいところですが、これも夢物語ではなくなってきました。節目の8,000万円を超えたからです。このまま今年いっぱい会社員を続け、そこそこの貯蓄率、そこそこの運用利回りで走り切れれば、年内の達成も可能かもしれません。

そして普段からベンチマークとして追いかけている金融資産(総資産のうち流動性の高い資産のみを合算した額)については節目の6,500万円に到達。そもそも昨年12月末時点では5,500万円だったわけですから、2024年の運用利回りが好調すぎることが良く分かります。

野村総研が発表しているいわゆる富裕層ピラミッドでしか見かけない純金融資産(金融資産から負債を除いた額)は節目の4,000万円を超えました。この富裕層ピラミッドは5,000万円以上から準富裕層となりますから、あともう一息といったところです。

アセットクラス別評価額の節目

続いてはアセットクラス別評価額の観点で見ていきましょう。

ぺいぱのアセットクラス別評価額

全世界株:5,007万円
暗号資産:1,050万円
※24年3月6日時点,数字は四捨五入

まず、全世界株式ですがこちら保有商品は『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』です。2021年6月に、複数の個別株を全売却してオルカンに一本化したんですね。2,500万円分を一括購入後、翌月からは毎月30万円を積立購入し続けてきました。

このオルカンの評価額がついに節目の5,000万円を突破しました。含み益は1,400万円ほどですから大部分は自力で買い付けしてきたわけです。いやはや継続は力なりですね。

この5,000万円の塊に一切手をつけず運用を続けていくと14年後には1億円に育ちます。(1900~2017年においての全世界株式 年平均リターン5.2%を当てはめた場合)

14年後というとちょうどぼくが定年の時期にあたるわけです。ま、60歳で1億円を持っていてもしょうがない気もするので、5,000万円というニワトリが生み出す金のタマゴを適宜おいしくいただく、つまり5,000万円から溢れた部分を使っていくという形が人生としては一番幸せなのかもしれません。

生み出される金のタマゴは年平均でおよそ260万円です。月平均21.6万円。極端な話、切り詰めればこれだけで生活もできるでしょうから、そう考えると「オルカン5,000万円」というのは資産形成において目指しておきたい節目でもあります。

さてこのターンでもう1つご紹介する節目は暗号資産です。オルカンへの集中投資という、投資家としては実に堅実でかつ退屈な打ち手を取っている中、ぼくはサテライト枠で暗号資産のビットコイン・イーサリアムを保有しています。

まろやかな舌触りのメインディッシュに対して、激辛スパイスを加えて他の人とは違う味変を楽しもうじゃないか、ということです。

ぼくは1BTC・1ETHを2021年9月から保有していますが、この評価額がついに節目の1,000万円を突破しました。今日に至るまで暗号資産市場は長く冬の時代がありました。

購入の翌月2021年10月末に752万円を記録して以降、2022年12月末には236万円まで激減。当時はFRB(米連邦準備制度理事会)によるQT(量的引き締め)開始でリスクオフムードが急速に広がり、多くのレバナス民の阿鼻叫喚を見聞きしていましたが、ぼくも人事ではなくその渦中にいたんですね。

そんなところからわずか1年ちょっとで1,000万円を超えちゃうわけですから、激辛の中の激辛。じゃじゃ馬の中のじゃじゃ馬。でもサテライト枠はこうじゃなければ面白くありません。これがコア・サテライト戦略なわけです。

ま、通常サテライト枠はポートフォリオの5%程度が良いでしょうからちょっと膨らみすぎたことは心配ですが、買った時から「1BTC・1ETHを握りしめ続ける」と決め込んでいるので、今後もこのまま放置です。ただ、国内でETFもしくは投資信託が登場したらそちらに乗り換えますが。

おしらせ

キャラクター”ぺいぱ”がデザインされた「資産運用学園やわらか中学校」公式アイテムがついに販売開始!トイレットペーパーを模したキャラデザの由来は、古くなったお札が再利用されてトイレットペーパーになることや、ウン(運)がつく縁起ものだからなど、諸説あり。いずれのアイテムも日常使いできるシンプルデザインです!ぜひお買い求めください!

「資産運用学園やわらか中学校」公式アイテム

さいごに

今回は「節目」をテーマに話を進めてきましたがいかがだったでしょうか?取り上げたのは資産額から「総資産」「純資産」「金融資産」「純金融資産」、アセットクラス別評価額から「オルカン」「暗号資産」という6つの節目でした。

ぺいぱの節目

■資産額
総資産 1億円
純資産 8,000万円
金融資産 6,500万円
純金融資産 4,000万円 
※24年2月末時点, 数字は四捨五入

■アセットクラス別評価額
オルカン 5,000万円
暗号資産 1,000万円
※24年3月6日時点, 数字は四捨五入

数字を追いかける際はだいたい500万円単位を節目として見ていくことになるのではないでしょうか。1つの指標だけで追いかけていくとそれが訪れるタイミングは限られますが、このように色々な視点から節目を見ていくと、当たり前ですがタイミングは増えます。

つまり資産形成を長続きさせるのに必要なモチベーションを保つことにも一役買うというわけです。もちろん節目突破というのは一度達成したら永続的に安泰というものではありません。再びその節目を割り込むことだって往々にして存在します。

今後、なんらかのパンデミックが再び起こるかもしれません。自然災害が発生することもあるでしょう。急速な円高や株安に見舞われることもあるかもしれませんし、地球に隕石が衝突するようなことだってないとも言い切れません。

そんな不確実な世界を我々は生きているわけです。それでもやっぱり世の中お金でなんとかなることは多い。不確実なことを減らしていくためにも資産形成はしておくに越したことはないんですね。

ぼくが資産形成に目覚めた2020年以降、高い貯蓄率と徹底したオルカン投資で現在の資産を築き上げてきたわけですが、貯めるだけ貯めてそのまま資産を抱いたまま死んでしまったら何にもなりません。

そうした点で、ぼくは今の自分のためにお金を使っていくことを徐々にやり始めようと考えています。その第一歩として「タクシーの利用を躊躇しない」ことを決めました。今年に入ってからもっとも高い頻度で利用しているアプリはタクシー配車の「GO」です(笑)

以前までは、どんなに疲れていても、どんなに天気が悪かろうと、電車や歩きでお金をセーブしてきたわけです。ただ、人混みは避けたいし、体力は温存したいし、考え事もしたい。それらをまるっと解決してくれるのはタクシー移動だったりします。ここを躊躇しないで利用する。そう決めました。

年を取ると人生観が変わることがありますが、このように資産が増えると支出に対する価値観も変わっていくんですよね。皆さんはどんな節目を迎え、そしてその節目によってどんな価値観の変化がありましたか?ぜひコメント欄で教えてください!

人生はノーコンティニュー!悔いのないようにやっていきましょう。

では、ごきげんよう。

今日のまとめ

節目は価値観を変える。

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