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SNSで揺れ動く株式市場

SNSで揺れ動く株式市場
この記事で分かること

・多くの日本人も参加していた
・イーロン・マスク氏が賑わす市場
・モットーやポリシーをしっかり持つ

おはーん、ペーパー先生です。

ソーシャルブックマークサイト『レディット』を発端とした一連の「ヘッジファンド」vs「SNS個人投資家」騒動。

ゲームストップ株を巡る「ヘッジファンド」vs「SNS個人投資家」の戦い
ゲームストップ株を巡る「ヘッジファンド」vs「SNS個人投資家」の戦い昨日、米国の金融市場を揺さぶっている米ゲーム小売りチェーンのゲームストップ株を巡る「ヘッジファンド」vs「SNS個人投資家」の戦いについて触れました。今や個別銘柄の急騰という事象に留まらず、米議会や規制監督当局なども巻き込んだ社会問題となっています。本日は、やや難解なこの話題がどのように発生したのかを追いかけながら、やわらか解説します。 ...

課題は山積しているものの、市場では警戒感が和らぎ、落ち着きを取り戻してきましたね。

今日はSNSで揺れ動く株式市場についてやわらか解説します。

多くの日本人も参加していた

ゲームストップ株を中心に巻き起こった今回の騒動。

正直、先生自身の価値観においては、

“遠い世界のごく一部の人たちが起こしていること”

という認識でした。

2日、国内の主要ネット証券会社3社が、

1月最終週の米国株売買代金ランキングを発表しましたので、

まずはその中身をご覧ください。

米国株売買代金ランキング(マネックス証券)
21.01.25-29

①TSLA(→)
②AAPL(→)
③MSFT(NEW)
④AMC(NEW)
⑤GME(NEW)
⑥PLTR(NEW)
⑦PLUG(↓)
⑧AMZN(↓)
⑨NIO(↑)
⑩EH(NEW)

米国株売買代金ランキング(楽天証券)
21.01.24-30

①AAPL (↑)
②TSLA(↓)
③PLTR(↑)
④EH(↑)
⑤MRNA(↑)
⑥ZM(↑)
⑦MSFT(↑)
⑧DRVN(↓)
⑨AMZN (↓)
⑩GME (NEW)

米国株売買代金ランキング(SBI証券)
21.01.25-29

①TSLA(→)
②AAPL(→)
③PLTR(↓)
④PLUG(↓)
⑤AI(NEW)
⑥BYND(NEW)
⑦GME(NEW)
⑧ZM(↓)
⑨MRNA
⑩MSFT(→)

ガッツリ日本人も参加しとるやんけー!!

この結果にはかなり驚きました。

「天体の動きなら計算できるが、人々の狂気までは計算できなかった」(アイザック・ニュートン)

参加された皆さまにこの言葉を贈りたいと思います。

イーロン・マスク氏が賑わす市場

さて、他にもSNSが市場を賑わせるケースがあります。

それがテスラCEOイーロン・マスク氏のツイッターです。

先月一カ月の間だけで、これだけの話題がありました。

<1月29日>

イーロン・マスク氏ツイッタープロフィール
→ツイッターの自己紹介欄が「#bitcoin」の記載だけになる。同氏がビットコイン(BTC)投資家であることを意味するとの臆測からBTCに買いが集まる。

<1月29日>


→「Vogue」のパロディー「Dogue」を投稿。暗号資産ドージコインが連想買いされる。

<1月27日>


→『レディット』投資コミュニティ「ウォールストリートベッツ」リンクとともに「Gamestonk!!」と投稿。個人投資家の行動を煽る。

<1月13日>


→『アイドルマスター シンデレラガールズ』に登場するキャラ「輿水幸子(こしみずさちこ)」の画像を投稿。バンダイナムコHD株が買われる。

<1月7日>


→暗号化されたメッセンジャー『Signal』の利用を推奨する投稿。しかし「Signal」違いで米シグナル・アドバンスの株価が急騰する。

2018年8月には、テスラ株式の非公開化に必要な資金調達の準備が整っているとツイートしその後撤回。

投資家を欺いたとして米証券取引委員会(SEC)が同氏を提訴したことも話題になりました。

テスラ株の高騰で一時は世界一の富豪となったマスク氏。

ツイッターフォロワーはおよそ4,500万ほどおり、高い影響力を持つ著名人です。

同氏の一挙手一投足で、相場を動かせる(というより人の心を動かせる)わけですね。

さいごに

今日はSNSで揺れ動く株式市場について紹介しましたがいかがだったでしょうか。

相場格言に

「人の行く裏に道あり花の山」

というものがあります。

群集心理で動きがちな投資家心理を説いたこの格言、

人生の成功者は誰もやらないことを黙々とやってきた人たちであり、

人並みにやっていたのでは、人並みの結果しか得られないということです。

どのような経験者であっても、自身のモットーやポリシーをしっかり持ち、

それから逸れる誘惑に駆られないようにしていきましょう!

モットーやポリシーについてはこちらが参考になります。

破壊的イノベーションで注目を集めるアークETF
破壊的イノベーションで注目を集めるアークETF資産運用されている方は、皆さん何らかのモットーやポリシーがおありかと思います。先生の場合は「モットー:コツコツ・たんたん・中長期。」「ポリシー:"eコマース・SNS・金融・ゲーム・広告"のうち3つ以上を事業の柱として持つテック銘柄から選定。」です。そんな中、昨年からよく目にするワードが気になっていました。それが、"破壊的イノベーション"。今日は、米運用会社アーク・インベストメント・マネジメント(アーク)さんが手がけるETFについてやわらか解説します。...

では、ごきげんよう。

今日のまとめ

群集で、興奮高まり、判断低下。 (先生 心の俳句🧻)

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