・「消費型の遊び」とは何か?
・「生産型の遊び」とは何か?
・バランスを取ることが大事
おはーん、ペーパー先生です。
貯蓄率を高めていくためには、
・収入を上げて
・支出を下げる
という、言葉にすると凄くシンプルなアクションプランとなります。
ただ、何でもかんでも支出を止めてしまえば良いかというと、それも違います。
その人にとっての生き甲斐となるようなこと、
つまりは趣味や息抜きなどには、しっかりお金を投じるというメリハリがなければいけません。
一方で、趣味と一言でいってもその中身は千差万別です。
「庭いじり」の人と「車いじり」の人とでは、
生涯にかかる費用も数千万単位で変わってくるからです。
趣味、もう少し広義で捉えると「遊び」の考え方には大きく2つに分類できます。
今日は「消費型の遊び」と「生産型の遊び」について紹介をしていきます。
消費型の遊び
レストランで食事をする、テーマパークに出かける、デパートに買い物へ行く、
動画サービスで映画を観る、ゲームソフトを買って楽しむなど、
お金を消費して、その時間や空間を楽しむというものを指します。
この消費を通じて、友人との仲を深めたり、新しい知識や考え方を得るなど、
自己投資の観点も多分に含まれます。
いづれにしても、すべてはお金の消費の上に成り立つ投資対効果と言えます。
生産型の遊び
小説を執筆する、YouTube配信をする、家具をDIYをする、
NFTアートを販売してみる、子どもと公園に行く、街を散歩するなど、
モノを作り出すこと自体や、すでにあるものを活用し、そこでの発見などで楽しむことを指します。
「消費型の遊び」との違いは、時間こそ同様に消費するものの、お金がほとんどかからない点です。
事例で挙げたものはパソコンやスマホをお持ちであるという前提にはなりますが、
手持ちである方は、気が向いたときにすぐ取り組むことができます。
自宅周辺にある公共設備をフル活用するというのも、実は多くの人がやりきれていない行動だったりします。
先日、こちらで取り上げたFIRE達成者で3児の父みもじさん(@mimojinojinsei)。
このようなことを言われていました。
「大人はお金のかかる場所の方が楽しいと思いがちだが、子供にとっては関係ない。子供が楽しめることを第一優先。」
詳しくはこちらでご覧ください。
【関連動画】FIRE達成者のマインドを学ぶ(みもじさん):「節制」「家族」「健康」
2022年4月20日
「消費型の遊び」と「生産型の遊び」
この2つの遊び。
どちらが良くてどちらが悪い、というものではありません。
バランスをうまく取っていくことが大事だと思います。
例えば、「生産型の遊び」として紹介した、小説を書く、YouTube動画を作る、NFTアートを作成する。
こういったクリエイティブな行動をする場合、そのアイデアの源泉になる体験や知識が必要です。
そこで必要になるのが「消費型の遊び」になるわけです。
「消費型の遊び」で得たものを、「生産型の遊び」に活かす。
また、「生産型の遊び」で得た見識をさらに広げていくために「消費型の遊び」から吸収する。
こうしたサイクルを生み出していくことが、理想の生き方だと思います。
自身を振り返って
ぼくの場合は、ブログやインスタ、YouTubeなど
SNSでの情報発信を2020年8月を皮切りに対象を段階的に拡大してきました。
主に「お金と仕事」にまつわる話題を中心にしているので、
記事執筆や動画制作などのアウトプットばかりやっていたら情報が枯渇してしまいます。
そのため、日常生活でも自身の役に立ちそうな話題や情報に
アンテナを張り巡らせていることで、必然的にインプットする力も養われていると感じます。
では、これらを始めるために、何か追加投資をしたかというと
元々所有していた『MacBookPro』と『iPhone』を利用しているだけで、
あとはプリインストールされているアプリ、『Keynote』や『iMovie』などで済ませています。
SNSをやるのにあたってお金を払ったといえば、ブログのサーバー代ぐらいでしょうか。
あとはもうひたすら時間投資です(笑)
ブログもYouTubeも、Googleのアナリティクスが非常に優秀で、
記事や動画が、どのように見られているかが手に取るように分かります。
こうした情報を見ながら、アウトプットの内容を少しづつ調整をしていく。
まさにこれが趣味のようなものですから、休日もほんとうにお金がかかりません。
そしてお金をかける場合は、これら「生産型の遊び」で必要と思われる
特定分野の「消費型の遊び」になりますから、無駄遣いを避ける効果も生まれます。
さいごに
今日は「消費型の遊び」と「生産型の遊び」について取り上げてきました。
コロンブスの卵のようなもので、
どちらが先じゃなければいけないというものではありません。
唯一言えるのは「消費型の遊び」だけになってしまっている場合は改善が必要だということ。
消費だけを続けている未来では自己成長が得られないからです。
そういう方はぜひ「生産型の遊び」を生活に取り入れていただくと、
先ほどの良いサイクルが回り出してくると思います。
では、ごきげんよう。
よろしければこちらの記事もどうぞ。
「消費型の遊び」と「生産型の遊び」、どちらもバランス良く行うことが大事。