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FIRE1年目と2年目の住民税・国保・年金まとめ

FIRE1年目と2年目の住民税・国保・年金まとめ
この記事で分かること

・各種税金等のリアルな金額変遷
・国民年金の上昇傾向とその背景
・お金の粋な使い方について考える

ごきげんよう、ぺいぱです。

動画解説

このブログの内容は動画でも解説しています。
https://youtu.be/iZpPnCi_dQs

先日、国民健康保険料(国保)の納付通知書が届きまして、これで住民税・国保・年金といういわば「お国のサブスク3点セット」2026年度版が出揃いました。住んでいる地域により若干の違いはありますが、

ぺいぱの場合、

 ・住民税は、6月・8月・10月・翌年1月の計4回
 ・国保は、7月から翌年3月までの毎月(全9回)
 ・年金は、4月から翌年3月までの毎月(全12回)

となります。

ちなみに、所得の算定期間は「年(つまり1〜12月)」で測られますが、その結果が反映されて住民税や国保が請求される期間は「年度(つまり4〜翌年3月)」という単位で動きます。年金については所得に関係なく原則一律の金額であり、これについては後述します。

ぺいぱが早期退職をしたのが2024年末ですから、早期退職後1年目となる25年度と、2年目にあたる26年度はかなりの差が出ます。今回はそれらを比べて金額感を見ていこう、というのが趣旨です。

早期退職直後の年度は、会社が折半してくれていた健康保険が、全額自己負担として一気に牙を剥いてくる転換期でもあります。そして何より、会社員時代は給料から天引きされており重みを実感しなかったところから、自分で支払うスタイルに変わることで、その重みを知ることにもなる。

つまり早期退職後1年目はFIRE民としての最初の試練でもあり、収支管理で通常運転となるのは2年目から、なんてことを言われる理由です。

今回はそんな比較がわかる内容となっていますので、ぜひ最後までお付き合いください!

ぺいぱの早期退職1年目と2年目の各種負担額比較

早速、結果から見ていきましょう!

<25年度(早期退職1年目)>
 住民税:1,397,200円
  国保:934,266円
  年金:210,120円
 ——————————
   計:2,541,586円

<26年度(早期退職2年目)>
 住民税:13,500円(▲99.03%)
  国保:236,083円(▲74.73%)
  年金:215,040円(+2.34%)
 ——————————
   計:464,623円(▲81.72%)

 ※カッコ内は前年度比の増減

200万円強の減額となりました。

……しれっと国民年金だけ金額上がってるのはご愛嬌というところ。住民税・国保とは違い、こちらは所得に関係なく決められています。その金額、実は近年上昇しているんですよね。過去10年での推移はこちら。

過去10年の国民年金保険料推移

 2016年度:16,260円
 2017年度:16,490円(+1.41%)
 2018年度:16,340円(▲0.91%)
 2019年度:16,410円(+0.43%)
 2020年度:16,540円(+0.79%)
 2021年度:16,610円(+0.42%)
 2022年度:16,590円(▲0.12%)
 2023年度:16,520円(▲0.42%)
 2024年度:16,980円(+2.78%)
 2025年度:17,510円(+3.12%)
 2026年度:17,920円(+2.34%)
  ※数字は月額、カッコ内は前年度比の増減

こうやってみると、2024年度以降の伸びが明らかに急であることが視覚的にもはっきりと分かりますね。近いうちに2万円届きそう……。上昇傾向にある理由としては主に、

・物価と賃金の上昇
物価や現役世代の賃金が上がった際、それにあわせて年金額の引き上げを検討し、受給者の実質的な生活水準が目減りするのを防ぐための調整を行う。

・年金制度による段階的な引き上げ
少子高齢化が進む中で年金財政を維持できるよう、2004年の法改正以降、2017年度まで段階的に引き上げ、その後はインフレや人口動態に合わせて微調整していく枠組みに沿った措置。

こんなことが挙げられますね。

さて、ぼくたちがこうやって納めている国民年金や厚生年金、基本は賦課方式ですが、その不足分を補う形で積立金も活用する仕組みになっています。

その大切な積立金を市場で実際に運用しているのが、厚生労働省が所管するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)です。

約200兆円もの巨額年金資産を市場で運用しており、単一の年金基金としては世界最大とも言われます。

GPIFの基本的な運用スタンスは、多くの個人投資家も取り組んでいる「長期・分散・低コスト」そのもの。基本ポートフォリオは、「国内債券・国内株式・外国債券・外国株式」の4つの資産に25%ずつ投資するという、極めて堅実な分散投資を行ってます。

2025年度の収益は41兆円強のプラス。2001年の運用開始以降2025年度までの累計収益額は197兆円弱、年平均利回りは4.33%となっています。

最近になり日本政府は、円安・債券安の是正のため年金運用に対して日本の金融資産の購入を強く要望する口先介入を行っていることが問題視されていますが、もうほんとにそっとしておいてください。

ごちゃごちゃ方針を変えて取り組むと大抵うまくいかなくなるのは、巨額な年金運用でも個人投資家の資産運用でも同じです。

……さて、話がやや逸れたので本題である住民税・国保に焦点を戻していきましょう。

ぼくの早期退職1年目は、

 ・給与所得が1,350万円とそこそこ高かったこと
 ・住宅ローン返済のため一般口座オルカンを2,000万円強解約したこと
 ・任意継続ではなく国保切り替えを選んだこと

これらが諸々重なりまして、まぁ払いに払いました、254万円。

いずれにしてもよく無職でこれだけのお国サブスクを支払いながら、純資産を減らすことなくやってきたなと思います。ここは株高・円安に素直に感謝ですね。

で、早期退職2年目は給与所得がなくなり、家賃収入と広告収入のみとなりましたので、それに応じて全体的にスケールダウン。まぁ、それでも年間46万円の支出ですからなかなか高いなと思いますけど……。

通常、FIRE生活を送る際、住民税の非課税世帯になれるかどうかは、前年の合計所得金額が一定基準以下であることが条件となります(この基準は一律ではなく自治体や扶養状況などによって異なる)。それに伴い国保は低所得者向けの均等割軽減制度が適用され、世帯の所得水準に応じて7割・5割・2割といった軽減措置が取られます。

そして運用する金融商品について、特定口座(源泉徴収あり)での取引の場合、一般的に住民税の課税所得には直接影響しないため、こういうことをまるっとひっくるめて下限ギリギリを攻めていけば、おそらくぺいぱの2年目支払額46万円のさらに半額ぐらいまでは目指せるのではないでしょうか。

こうした点からも、FIRE民は年金こそまだもらえませんが、ある意味で老人に擬態した生活様式でもあるとも言えます。

さて、ぼくの場合は家賃収入がある上、一般口座でのオルカン保有も続いていますから、このような水準を目指すことはできません。そして前回話をさせていただいた通り、次のフェーズでは27年頭に設立予定の法人を活用してキャッシュフローを太くしていくことに取り組みたいと考えています。


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ずっとペーパーアセット(オルカンやBTC)だけでやっていくよりも、何か手触り感のある実業にも取り組んでいきたいと考えていることが理由になりますが、他にもこのようなところを見据えているためです。

・法人のC/F拡大は制限がない
非課税世帯を維持するには所得を抑える必要があるが、法人化すれば事業でいくら稼ごうが、役員報酬を調整することで社会保険料(社保)全体の負担を低くコントロールできる。

・法人の諸経費を払っても経費化のメリットが勝る
法人住民税の均等割(年7万円)が固定費として乗る一方、個人で全額自己負担していた国保とは異なり、社保は法人負担分を経費にできるほか、役員報酬も経費計上できる。

・同等のコストで厚生年金の2階建てが手に入る
社保加入して役員報酬を低く抑えた場合、個人負担と法人負担を合計しても、設計次第では国民年金に近い水準に抑えつつ、厚生年金を積み立てることも可能。

個人では、引き続き必要に応じてオルカンを取り崩し日々の生活費に充てていく。その一方で、法人では「キャッシュフロー(売上)」を着実に増やしていき、そこから自分へ細々とお給料(役員報酬)を還元していく。

個人の資産を守りながら、法人の仕組みで攻めていく、まさに「攻防一体」の資産運用です。

まあ、ガチガチに節制するだけの生活よりも、こうして個人と法人の二刀流でお金を回す取り組み方がぼくの性格的にもしっくりくるかな、なんて思っています。

おしらせ

「やわらか中学校」から生まれた4コママンガ「やわらかクエスト -お金と仕事と呪われし大陸-」の公式アイテムがついに登場! 現代社会における世知辛いお金や仕事の話をあえて王道RPG風な世界で描いてみたら、をテーマにnoteでお届けしている本作。登場キャラクターたちがこの度かわいいグッズになりました!

「やわらかクエスト -お金と仕事と呪われし大陸-」公式アイテム

さいごに

今回は「FIRE1年目と2年目の住民税・国保・年金まとめ」というテーマで話を進めてきましたが、いかがだったでしょうか。

ぼくのケースでは一般口座による所得が、お国サブスクの算定に大きく影響を受けているでしょうから、そこまで参考にはならなかったかもしれませんが、いずれにしても早期退職直後はとにかく手元現金が必要だということ。

そして、早期退職後にどんな生き方をしていくのかによっても、お金の動かし方は変わってくるよね、という一端がご紹介できたのではないでしょうか。

先日、お金との向き合い方についてサブチャンネル「ぺいぱのひとりごと」でこんな雑談したんですよね。ダイヤモンドオンラインの寄稿記事で、

お金と向き合うとき、
三流は「ひたすら貯め」、
二流は「ひたすら増やす」。

多くの人は数字を追うことだけに夢中になる。
貯金残高や投資のリターンに一喜一憂し、
資産額で自分を評価する。

それに対し、
超一流は「お金で何を達成したかに価値を見出す」のだ。

「学び続けて専門性を高めた」
「リスクを取って新しい事業に挑戦した」
こうした達成があるからこそ、お金は意味を持つ。

お金が増えること自体に価値を置かず、
何を実現できたかに価値を見出すのだ。

【お金の戦略】三流は「貯める」、二流は「増やす」。では超一流は?(ダイヤモンドオンライン)

とまぁ、こんな紹介がされていたわけです。

お金をどう扱うべきかは、その人のステータスや考え方にもよりますから、優劣をつけるのが果たして正しいのかという議論はあると思いますが、ステップとしては「貯める」から「使って何かを達成」と、だんだん難しくなっていることは事実としてあります。

で、あれこれとお金との向き合い方・使い方についてサブチャンネルで話していた中で、視聴者さんからこんなコメントをいただいたんです。

👤 @spikeやねん
 使い方、難しいですね。
 自分や相手、社会を含めて。
 粋な使い方、目指したいです。

この「粋な使い方」という単語、すごくいいですよね。

「粋」とは、装いや態度があか抜けていてかっこよく、人情の機微によく通じている日本独自の美意識のこと。対義語は「野暮(やぼ)」です。つまり「お金をこれだけ使ったから感謝されたい」「お金をこれだけかけたから元を取りたい」と考えるのは野暮であり粋ではない。

では、具体的に「粋な使い方」の事例を考えてみましょうか。

・見返りを求めない
自分のためであれ他人のためであれ、見返りを求めず、サラッと、しかし誰もが気持ちよくなるようにお金を動かす。

・三方良しの視点
お世話になった地元の個人店で多めにお金を使う、若者の挑戦に匿名で投資するなどは、自分も満たされ、相手も助かり、社会も豊かになる。

・文脈を楽しむ
単に高いものを買うのではなく「なぜ今ここでこの金額を投じるのか」。その使い方が持つ「美しさ」や「ドラマ」に価値を置く姿勢。

こういった、日本独自の美意識でお金との向き合い方を表現したのが「粋な使い方」じゃないかと思うわけです。いやはや、最高の単語だと感じました。ぼくもそういう視座で今後の取り組みをしていきたいですね。

皆さんはお国のサブスク(住民税・国保・年金)、どのぐらい支払っていますか? もしかするとその金額を把握していない方もいるかもしれませんし、支払うこと自体にあまり腹落ちしていない人もいるかもしれませんね。

ぼくは無職2年目に入り、お金の回し方の発想を大きく転換させていこうと考えているわけで、その中で「粋な使い方」を見つけていくことになるのだと思います。政府にもぜひ、各種税金の支払い自体に国民が「いや〜粋な使い方したなぁ!」と感じるようにして欲しいものです。

皆さんはそんな「お金の粋な使い方」何か持たれていたりするでしょうか。こちらもぜひコメント欄で紹介してくれると嬉しいです!

この「やわらか中学校」では、ぺいぱの資産運用の実体験を中心にお金や仕事に関する話題をお届けしています。ぜひチャンネル登録・いいね・コメントをよろしくお願いいたします!

また、YouTubeサブチャンネル「ぺいぱのひとりごと」は、ぺいぱが興味関心のある話題を取り上げて好き放題喋り倒すラジオのような配信番組となっています。

そしてこの「やわらか中学校」から生まれた4コママンガ「やわらかクエスト -お金と仕事と呪われし大陸-」をnoteで連載中。中世RPG風の世界観でお金や仕事に関するあるあるネタを扱った作品となっていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。

ということで、今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

人生はノーコンティニュー!悔いのないようにやっていきましょう。

では、ごきげんよう。

今日のまとめ

お金の粋な使い方を探し求めよう。

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