・各年代におけるお金との向き合い方変遷
・財務三表を人生に当てはめると見えること
・法人設立で目指すものとは一体何か
ごきげんよう、ぺいぱです。
このブログの内容は動画でも解説しています。
皆さんは、自分の「お金との向き合い方」が年齢とともにどう変わってきたか、振り返ったことはありますでしょうか?
ぺいぱは、これまでの人生を振り返ると、面白いようにお金に対する思考が変化していることに気づきました。
・20代では、1,000万円プレイヤー(年収)を目指していた。
・30代では、お金に関することはまったく考えていなかった。
・40代では、金融資産7,500万円を目指していた。
各年代で、お金との向き合い方の変遷はこんな感じだったと思います。
企業の決算で使われる「財務三表」ってありますよね。つまり「P/L(損益計算書)」「B/S(貸借対照表)」「C/F(キャッシュフロー計算書)」です。それぞれざっくりこんな感じ。
【P/L】 = 「どれだけ活動したか(成績表)」
【B/S】 = 「何を持っているか(財産目録)」
【C/F】 = 「現金がどう動いたか(通帳記録)」
これらに、ぺいぱのお金との向き合い方を当てはめてみると、
20代【P/L思考】:
給与という収入のトップラインをひたすら伸ばそうとしていた。
30代【無思考】:
ただ、仕事。寝ても覚めても、仕事。
40代【B/S思考】:
毎月の収支管理で資産の大きな塊を築き上げようとしていた。
こうなりますね。30代はまぁご愛嬌といったところですが……。
もちろんP/LもB/SもC/Fもすべて地続きです。単体でどうこう語るものではありませんが、一方でどこを重視して生きていくかということもまた大事。
そういうことで今回は、ぺいぱの20代から40代の現在、そして50代に向けた「お金の思考の移り変わり」についてお話ししていきます。
皆さんに必ず同じように当てはまるものではなく、あくまでぺいぱ自身の気持ちの変遷を紹介するという趣旨です。
一方で皆さんのこれからの資産形成にも何らか役立つ話ができるのではないかとも思いますので、ぜひ最後までお楽しみください!
20代の野心:【P/L思考】
当時は「野球とかサッカーなどプロスポーツ選手の年俸がいくら」みたいな話をニュースや新聞などでよく耳にしました。
で、その中でなぜか「1,000万円プレイヤー」という響きに憧れたことをよく覚えています。「1億円プレイヤー」じゃないんだ(笑)、というのはひとまず置いておきまして……数字の桁が1つ変わっていくっていうのは、どの年齢になっても魅力的に感じるものなんだなぁとも思うわけです。
今感じる1万円と、学生の時の1万円は、物価を考慮しなければ、お金の価値自体は同じわけですが、ただ重みは違いますよね。
それは本人の稼ぐ力というのが、その当時と今とではぜんぜん違うということもあると思いますし、手にしたことのある金額感がそもそも大きく違うということもあるでしょう。
でも、そういうことを踏まえると、20代の時において年収で1,000万円を稼ぐ事はすごく大きな意味を持っていたし、指標としてもわかりやすかった。
資産がどれだけあるかなんてストックの発想はほぼ持ってなかったように記憶していますから、どれだけ年間を通じて稼げるか。圧倒的な「P/L思考」だったと言えます。
なお、結果的にぺいぱが1,000万円プレイヤーになったのは
<ぺいぱの年収推移>
2005年:478万円
2006年:497万円
2007年:530万円
2008年:550万円
2009年:556万円
2010年:565万円
2011年:615万円
2012年:772万円
2013年:930万円
2014年:760万円
2015年:871万円
2016年:1,094万円
※数字は四捨五入
……30代後半に入ってからでした(笑)
そんな30代はお恥ずかしながら無思考、つまり何にも考えていませんでしたね。2004年に始めた株式投資では、原資の100万円をすべて失って2007年に完全撤退したわけですが、これが尾を引いていたとも思います。
そこからは仕事一筋。お金をどうこうというのは考えず、仕事人間で走り抜けてきた。おかげで収入のベースを上げていくことができたとも言えます。無心の勝利というやつでしょうか。
40代での覚醒:【B/S思考】
そんなぼくが、40代になってようやく重い腰を上げます。
コロナ禍に入ってから収支管理を始め、この「資産運用学園やわらか中学校」をブログとYouTubeで開始。その中で、目指したのが「金融資産7,500万円」という目標でした。
<ぺいぱの資産形成目標>
■目的
・好きな場所で好きな時間に好きなことをする。
■目標
・2026年中に金融資産7,500万円を超える。
├4,700万円(2023年中)
├5,500万円(2024年中)
├6,400万円(2025年中)
└7,500万円(2026年中)
■手段
・収入を前年より増やす。
・貯蓄率60%を達成する。
・年間4%で運用する。
当時はこんなのを設定してやってきたわけです。
これは財務三表でいう「B/S」、つまり「いま、何を持っているか」という財産目録を強固にする思考です。
資産形成に着手した2020年から早期退職した年の2024年にかけての5年間。急激な株高・円安によりとんでもない速度で資産が増加。計画より2年も前倒しで、2024年7月に目標の7,500万円に到達すると、同年11月25日には、純資産ベースで「億り人(1億円)」を突破。
その年の12月末、早期退職前のタイミングで、およそ2,000万円あった住宅ローンを一括で繰り上げ返済しました。その後は何もせずぼんやり生きていますが、2026年7月現在もなんとか1億円をキープしています。
なお、会社を辞めるタイミングで億り人に到達したのはたまたまです。よく、1億円貯まったからFIREしたのかと思われがちなのですが、単に会社での管理職がキツすぎて体調を崩して辞めただけです。
このあたりの無計画さは今に始まったことではありませんが、いずれにしても「もう会社員やるのはいいかな」とも考えていましたから、突然「無職」になり同時に「老後」を迎えたことで、日々打ち込むものもなく中年の危機に陥っているわけです。
50代の再起:【C/F思考】
そして、数年後に50代が見えてきた今のぺいぱがどこに向かっているかというと……。
2027年頭に法人を設立します。当初そんな予定は全くなかったのですが、保有している一般口座の処分にあたり、このままだと国保が高くなりすぎるので社保に入るためにつくる、というのがきっかけ。
ただ、せっかく作るんであれば何かこの箱を使って活動をしていこうか、ということでいま事業内容をあれこれ構想中です。
で、そんな転機もありまして、この設立する法人において「毎月100万円のキャッシュフロー(売上)を目指す」という、新しい挑戦をしようと考えています。
なんというんでしょうか、無職のまま資産形成を続けていく「B/Sの拡大」よりも、毎月いくら現金が口座に入ってくるかという「C/Fの拡大」に、一気に関心がシフトしたんですよね。
B/S拡大は、まぁこのままペーパーアセットを持っていればそれになりにはできるんだと思います。でもなんか、それだとただの延長線上じゃないですか。
ぺいぱは趣味とか持ってないですから、何か打ち込めるものが欲しいなと。それが法人でのキャッシュフロー作りになりそう、ということですね。
「会社を辞めてFIREしたのに、また働くの?」と思われるかもしれません。
でも、20代の時の「生きるために稼ぐP/L思考」と、今の「C/F思考」は、全く意味合いが違います。
1億円のB/Sがある。この土台があるからこそ、新しく作る法人の口座に毎月現金を循環させる取り組みを、純粋なエンタメといいましょうか、ゲームとして愉しむことができる。そんな感じです。
「P/L(稼ぐ)」→「B/S(積む)」→「C/F(回す)」
資産形成のステージが進むと、お金の向き合い方というか、興味の向く先がこのように移り変わっていくのかな、なんて思います。
皆さんも、今の自分がどこに興味関心をもっているのか。ぜひ財務三表の視点で考えてみると面白いかもしれません。
おしらせ
「やわらか中学校」から生まれた4コママンガ「やわらかクエスト -お金と仕事と呪われし大陸-」の公式アイテムがついに登場! 現代社会における世知辛いお金や仕事の話をあえて王道RPG風な世界で描いてみたら、をテーマにnoteでお届けしている本作。登場キャラクターたちがこの度かわいいグッツになりました!
さいごに
今回は「FIRE民がたどり着いた結論:P/L思考・B/S思考を経てC/F思考へ」をテーマに話を進めてきましたが、いかがだったでしょうか?
ぺいぱは早期退職をして1年半以上が経過したわけですが、「何か打ち込める面白いものはないか」と探した結果、行き着いたのが結局「仕事(法人の設立)」だったというところに、我ながら人間としての「幅の狭さ」というか、会社人間の性(さが)を感じざるを得ません(笑)
さて、今回目指すのはあくまで「法人のキャッシュフローを作っていく」という取り組みです。そのため、「個人」と「法人」ではお金の運用の仕方が全く変わってくるな、と考えています。
まず、個人のお金については、これまで通り「オルカン(全世界株式)」をコアに据え、サテライトとして「ビットコイン」を保有する形をそのまま継続していきます。
サテライトの買い増し案を以前にご紹介していましたが、法人のために余力を残しておく必要もあり、どうすべきか悩ましいところです。
一方で、個人とは完全に切り離して動かすのが法人のお金。法人用の銀行口座、証券口座、クレジットカードなどをしっかり用意し、個人とはまったく別の人格としてお金を回していく必要があります。
「キャッシュフローを作る」という観点から見ると、現時点で法人口座に入ってくる売上の目処としては、契約の切り替えが無事に済めばという前提で、
・保有不動産の家賃収入
・やわらか中学校(YouTube・ブログ)の広告収入
くらいしかありません。
しかし、今後はここに新たな事業収入となるものを増やしていこうと、いろいろな選択肢を練っているところです。ポイントは以前に個人として立てた人生目標に合致するようなこと。
<ぺいぱの人生目標>
・人の役に立つ物書きをする(自己実現)
・若手作家の活動支援をする(他者貢献)
そして、法人に入ってきた収入の使い道について。
一部はぼく自身の給与(役員報酬)になりますが、それ以外の残った資金については、法人名義で投資信託を買っていこうと思っています。
今考えているのは「日本の高配当株」をどんどん積み増していくこと。では、なぜ日本の高配当株なのか。
一部例外もありますが、法人が国内の企業から配当金(分配金)を受け取る場合、税務上その配当金の一部(保有比率が低い投資信託やETFでも20%相当額)を、法人利益(所得)の計算から除外していいですよ、という「受取配当等の益金不算入(うけとりはいとうとうのえききんふさんにゅう)」ルールがあるからです。
なお、タコ足になっておらず、かつ低コストで、配当金を毎月分配してくれる商品はどうやらなさそうなので、ここの商品選びはどうしようかなというところです。
毎奇数月の商品は見つけたのですが、複数の投信やETFで組み合わせれば毎月払い出されるようにできるのでしょうかね。オルカンだけ買ってた知識不足のツケがこんなところに出て参りました。
ま、いづれにしても法人で上がった売上(本業)を原資に高配当株を買い、そこから生まれる分配金で、毎月の法人のキャッシュフローを太くしていく。そんなサイクルを目指そうかな、と思っているわけです。
ということで、皆さんもこれまでの人生の中で、ライフステージの変化や年齢を重ねるごとにお金との向き合い方はどのように変わってきましたでしょうか?
「若い頃は一攫千金を狙っていたけれど、今は守りの資産形成を意識している」
「結婚や子育てを機に、ストックの重要性に気づいた」など
皆さん自身のエピソードがあれば、ぜひコメント欄で教えていただけると嬉しいです。
この「やわらか中学校」では、ぺいぱの資産運用の実体験を中心にお金や仕事に関する話題をお届けしています。ぜひチャンネル登録・いいね・コメントをよろしくお願いいたします!
また、YouTubeサブチャンネル「ぺいぱのひとりごと」は、ぺいぱが興味関心のある話題を取り上げて好き放題喋り倒すラジオのような配信番組となっています。
そしてこの「やわらか中学校」から生まれた4コママンガ「やわらかクエスト -お金と仕事と呪われし大陸-」をnoteで連載中。中世RPG風の世界観でお金や仕事に関するあるあるネタを扱った作品となっていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。
ということで、今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
人生はノーコンティニュー!悔いのないようにやっていきましょう。
では、ごきげんよう。
年齢とともにお金との向き合い方も変わる。

