ごきげんようぺいぱです。
このブログの内容は動画でも解説しています。
https://youtu.be/H2yJ0BjIX3k
人生で向き合う必要のある3つの要素として、住居と結婚、そして仕事。こんな話を皮切りに、これまで「住居」、そして「結婚」。これに関して今ぺいぱがどういう風に考えているかっていうことをお話ししてきたわけです。
誰とどんな生活を送るのか、その拠点になるのが「住居」ですよね。その誰とを結びつけるっていうのが「結婚」になる。そのきっかけとか選択基準にもなり得るのが「仕事」と。なんかそういう位置づけですよね。
これを踏まえると「仕事」があって→「結婚」があって→「住居」がある、みたいな。もちろん人によっては「仕事」があって、間を飛ばして「住居」っていうこともあるでしょうし、「住居」がありきで「仕事」とかね。
パターンはいろいろあると思うんですが、一般論としては仕事起点で物事が動き始める、他の要素が付随していく、そんな見方ができるんじゃないかななんて思います。
今回はこの「仕事」をテーマに、四半世紀会社員やってきたぺいぱが、改めてそれを多角的に振り返ってどう感じているか、どう思っているか、これを語っていこうと思います。
「労働」と「仕事」と「働く」の違い
ぺいぱはこれまで、仕事人間だったっていう風によう言ってるわけです。
じゃあ仕事って何なのかっていう話ですよね。この「仕事」に似たような言葉として、「労働」とか「働く」なんてあるじゃないですか。
文章に登場する時って使い分けられてることなくてね。一律で同じものを指す印象もあるんですけど、どうやら語源はバラバラだそうです。由来はいろんな説があるっていう前提で聞いてもらいたいんですけれども。
一つ目「労働」。これは英語では「Labor」(レイバー)って言いますよね。「苦役」とか「強制」みたいな意味があると。ラテン語の「labor」(ラボール)から来てるようなんですけども、このラテン語の意味も「苦痛」とか「重荷」っていうことらしいんです。
なので、この「労働」の本質は「生きるためにやらないといけないこと」。自分の時間を切り売りして対価を得るような、受動的な行為と言えるんじゃないでしょうか。
・1日○時間
・通勤○時間
・副業禁止
・転勤は絶対
みたいな。こういういろんな縛りに苦しんでるって感じる人は、「人生を労働に占拠されている状態だ」みたいなことが言えるかもしれないですよね。
続いてが「仕事」。これ、英語だと「Job」(ジョブ)とか「Work」(ワーク)とか言いますよね。これは「役割」みたいな意味とか、あとは「仕える」そんな意味があったりすると。これ、文字通りなんですけど「事に仕える」っていうね。
・上の人のそばにいて奉仕をする
・自分以外の誰かと何かの目的のために動いていく
そういうのを指しますよね。社会の中における「役割」だって言えると思うんですよ。必ずしも苦痛じゃないですよね、さっきの「労働」とは違って。だから責任とか、それをやることの誇りみたいなものが伴うということです。
稼ぐことが=仕事だ、みたいに思われる世の中ですけど、育児とか家事とかボランティアなんかもそうだし。こういうのも立派な「仕事」なんですよね。なので社会っていうパズルのピースを埋める行為と言いましょうか。それが「仕事」なんじゃないかな。
続いてが「働く」っていう言葉。これは英語にすると「Working」(ワーキング)です。「傍(はた)を楽(らく)にする」っていう、日本語の語呂合わせ的な解釈があるじゃないですか。「傍」っていうのは「周りの人」っていうことですよね。周囲を楽にするための行為というか。そういう語源があると言われています。
だから、自分の持っているエネルギーを使って周囲にプラスの影響を与えていくこと。これだけ動詞なんだよね。だから生き方そのものだっていう捉え方もできますよね。
ぼく、こうやってデスクに向かって、YouTubeの発信活動をしてたりするわけですよ。他にもマンガ描いたりとかやってるわけですけど、これは今言った話踏まえると「労働」ではないし、誰かに命じられてやってるわけでもないから「仕事」でもないんだよね。
このYouTubeの活動なんかも5年目に入ってますから、動画を楽しみにしていただいてる方なんかもいらっしゃるわけ。ですので、そういう方に次はどんな話題をお伝えしようかなっていう、いわゆる楽しんでもらうために行動してるわけよ。…偉そうにな、底辺YouTuberが偉そうに言うてますけど(笑)
その意味では「労働」「仕事」「働く」っていう3つ単語を紹介しましたけど、「働く」の活動なんですよね。どっちかっつーと。まあ、なので会社員の過ごし方っていうのが「労働」なのか「仕事」なのか「働く」なのかみたいな話に立ち返ってみると、どう捉えてるか、その本人が。それによってもその人自身の満足感とか達成感って、すごく変わってくるのかもしれないなって思いました。「病は気から」じゃないけども。
「労働」だと思ってやってる人と、「働く」だと思ってやってる人だと、やっぱり違うよね、見える景色が。ぼくはそれを振り返ると、会社員時代は「仕事」だったなと思います。無職になった今は「働く」に移行してるんですけど。会社員時代は「仕事」。
<会社員遍歴>
・2000年〜02年:ベンチャー企業(デザイナー)/20代前半
・2003年〜05年:IT企業(デザイナー)/20代後半
・2005年〜24年:IT企業(いろいろ)/20代後半〜40代中盤
演じてたと思うんですよ、ぺいぱっていうニュートラルな存在から、社会人の最初はデザイナーを演じて、中盤からはプロデューサーとかマネージャーを演じて、終盤では中間管理職を演じて。演じたくないけどね、そんなもん(笑)
与えられた舞台で、与えられた役割を演じるっていうことが、役者とも近いかもしんないね。会社員やっていた当時はそんなこと全然思わなかったけど、今だと客観視できるからなんかね、そういうふうに思います。
皆さんもそれぞれ感じ方あると思いますよね。今回はぼくの視点の話ということで、ここから先はそういうことを指し示す言葉としては「仕事」っていう単語で一応進めていこうかなと思います。
「1日8時間」という呪い
仕事って「1日8時間」みたいな枠組みあるじゃないですか。「ゲームは1日1時間」みたいな、そんな言葉もありましたけど。
この「1日8時間」っていう枠組みって、産業革命時代ぐらいからあるらしいんです。元々は工場を効率よく回すための発明。そんな名残が今でも残ってるっていうことですわ。
これが現代のぼくらが抱える仕事に対するモヤモヤ感みたいな。なんかここのポイントになってんじゃないかななんて思うわけ。
それをちょっと分解をしていこうと思うんですけども。そもそも産業革命が時間っていう概念を発明した(労働管理を普及させた)みたいな言われ方をされてますね、いろいろな文献見ると。
産業革命以前がどうだったかっていうと、人が働くこと・仕事をすることっていうのは、太陽とか季節に合わせてみたいな、もうそんなんだったわけよ。農家の人とか、何かの職人とかも、やることが終わったら終わりですみたいな。そういうタスクベースの生活だったと。
それが、工場が生まれて高価な機械が導入されていくわけ。そこに人を雇用して生産していくっていう。これによって状況が変わったと。資本家っていうのは、自分の資本を使って工場を建てて、機械を導入して運用していくわけだから、できる限り機械は長い間稼働させたいわけじゃない。
機械が稼働するのに合わせて、人間も長時間拘束する必要が出てきたわけですよね。なので初期の頃の産業革命だと、本当に1日に14時間とか15時間とかそういう労働が当たり前だった。まさに「労働」ですよね。そんな環境だったってことなんですよ。
で、あまりに過酷な労働環境に、イギリスの実業家のロバート・オーエンさんって方が、1817年に提唱したのがこんなスローガンだっていうことなんです。
「仕事に8時間を、休息に8時間を、やりたいことに8時間を」
っていうね。この「やりたいこと」っていうのはいわゆる自由時間ですわ。
つまり8時間の労働っていうのは、人間として最も効果的に動ける時間、みたいな科学的に導き出されたもんじゃなくて、これ以上働かせたら健康を害してしまうし、暴動も起きるから、せめて3分割しようと。1日24時間を3分割すると8時間・8時間・8時間になるじゃないですか。そういう当時におけるギリギリの妥協案というか、そんな感じで生まれたと。
じゃあなんでそんなものが現代でも残ってんのかって話なんですけど。国際労働機関、ILOっていう略称なんですけど、1919年に設立されたこの機関が採択をして、世界的なスタンダードになったそうなんです。現代にも続くようになったってことですよね。
いやー、なんかそういうの聞くと、現代におけるデスクワークとかクリエイティブワークって、工場のモデルを適用し続けることになんか矛盾ありませんか?っていうね(笑)
近年の研究だと、集中を要する知的生産が可能な時間って、1日3、4時間だって言われるわけですよ。工場だとそこに人がいるっていうのが仕事だったわけだけど、現代においては机に座ってることが仕事っていうか、そこで生み出す価値が重要なわけなので。
未だに8時間は会社に拘束されるみたいな工場勤務のルールが、ぺいぱはIT企業だったんでね、全く違う分野なわけなんだけど残ってるわけじゃない。1日8時間で終わればいい方で、それから10時間とか12時間になるようなこともあるよね。
なので、すごくそういうギャップがあるなって思いますよね。こういう拘束時間だけが絶対化されて化石のように残ってるみたいなことも、個人の知的生産性とか、あと満足感とか幸福度。こういうのをすごく下げてる要因になってるなんていうこともあるかもしれないよね。
時間を提供する対価としてお金をもらうわけですけど、そういう構造自体が=仕事だみたいな誤解はしない方がいいよななんて思うわけ。やっぱり価値を創出するっていうところに自分の焦点を当てることが大事で。
自分の時間を主体的に管理するという考え方って、どんな立場であっても持ってた方がいいと思うんですよね。こんな偉そうなこと言ってさ、そんなぺいぱは結局盲目的に会社員をやってたって事実があってね(笑) なんか今喋っててなかなか滑稽だなってちょっと思ってるんですけども。
稼ぐことは「おまけ」に過ぎない
「仕事」について今日話してるじゃないですか。改めてさ考えると「仕事=社会との接点」なんじゃないかな、なんて思うわけ。「地球は母なる大地」なんていうこと言いますけど、仕事するっていうのは、へその尾で社会とつながってるみたいな。そんな感覚なんじゃないかなと。
生まれてくるお金っていうのは、その接点がうまくいったのかどうかを測る後付けのスコアでしかなくてね。だから稼ぐために働くっていうことじゃなくて、自分を社会と接続し続けるために、結果として金銭が発生する形態を取るみたいな。そういう発想でいいんじゃないかな。
そう考えるとね、ぼくが今無職なのにさ、毎日デスクに向かってるわけよ、なんやかんや。これにも答えが出たような気がするわけ。早期退職した後も、しばらくは体調があんまり良くなかったっていうのもあるんですけど、ここ最近はもう結構な時間デスクで作業してるんですよ。
どうだろう、平均すると1日5時間はやってるよね。長いと8時間をゆうに超えてる時もありますわ。YouTubeの運営とか、あとnoteでやってる4コママンガの執筆とか。そういうのが主なんですけど、他にも
・引っ越し先の検討
・確定申告
・親のWBC視聴の手配
生きていると無職だろうが何だろうが、タスクっていうのは降ってくるんだよね。
早期退職して時間的な自由を手に入れたはずなんですけど、まぁ結局仕事のようなことをしてるわけじゃないですか。それは何なのかという話よ。
やっぱり人間にとって最大の苦しみって何なんだろうって考えると「誰からも必要とされないこと」なんじゃないかなと思うわけ。つまり「社会から孤立すること」っていうんでしょうかね。
・定年退職した人が地元でコミュニティ活動に勤しんでたり
・FIRE民の方々がFIREコミュニティみたいなものを作って過ごしていたり
そういうことともつながるんじゃないかな。
仕事っていうのは自分の生命力を社会に還元する行為そのもの。なので1円にならなくても我々は何かを書いたり作ったりせずにはいられないみたいな。ぺいぱも例に漏れずお金にならないようなことに心血注いでるわけですわ(笑)
おしらせ
「やわらか中学校」から生まれた4コママンガ「やわらかクエスト -お金と仕事と呪われし大陸-」の公式アイテムがついに登場! 現代社会における世知辛いお金や仕事の話をあえて王道RPG風な世界で描いてみたら、をテーマにnoteでお届けしている本作。登場キャラクターたちがこの度かわいいグッツになりました!
さいごに
今回は「会社員生活を終えて気づいた本当の仕事論」をテーマに話をしてきましたが、いかがだったでしょうか?
ぺいぱ、退職した勤務先って20年近く在籍してたんですけど、辛いことばかりじゃなくて、楽しいこともあったし、多くの学びもあったわけですよ。
IT業界でソフトウェア扱ってたんで、お客さんの顔よりも自分の部署とかチームとか、身近な人たちの顔の方がよく見えるわけよ。そういう人たちが喜んでくれることをできた時が、最も多幸感を味わえた瞬間だったなぁなんていう風に思うんですね。
その意味では最後の5年ほどは箱長としての役割担ってたんで、自分の中では「仕事」や「働く」だったものが、次第に中間管理職で神経をすり減らして対価を追うだけの「労働」になっていたのかもしれないなっていうことです。
ぺいぱの半生とともに「仕事」を多角的に捉えてきたわけですけれども。「住まい」も「結婚」も。あと「仕事」これは「社会とのつながり」ね。これをより健やかに長く続けるための調整弁だとも言えるんですよ、「住まい」と「結婚」がね。
何をして稼ぐかっていうことよりは、どう社会と関われば自分は満たされるのかみたいな。それを見つけていく過程での調整弁として「住まい」をどうするとか、「結婚」をどうするとか。こういうのをうまく自分なりの答えを見つけていくことで、人生の満足度みたいなのも上がっていくんじゃないかなって思いました。
皆さんは今回の話、どう受け止められたでしょうか。本当に人の数だけ仕事論があると思います。ぜひ皆さんが働いている中で感じていること、あと考えていること、思っていること、コメント欄でぜひぜひ教えていただければ嬉しいです。
この「やわらか中学校」では、ぺいぱの資産運用の実体験を中心にお金や仕事に関する話題をお届けしています。ぜひチャンネル登録・いいね・コメントをよろしくお願いいたします!
また、YouTubeサブチャンネル「ぺいぱのひとりごと」は、ぺいぱが興味関心のある話題を取り上げて好き放題喋り倒すラジオのような配信番組となっています。
そしてこの「やわらか中学校」から生まれた4コママンガ「やわらかクエスト -お金と仕事と呪われし大陸-」をnoteで連載中。中世RPG風の世界観でお金や仕事に関するあるあるネタを扱った作品となっていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。
ということで、今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
人生はノーコンティニュー!悔いのないようにやっていきましょう。
では、ごきげんよう。
仕事探しは自分探し。

