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相場の倍近い33万円の人間ドック、一瞬ひるんだぺいぱが、それでも選んだ理由。

相場の倍近い33万円の人間ドック、一瞬ひるんだぺいぱが、それでも選んだ理由。

ごきげんよう、ぺいぱです。

動画解説

このブログの内容は動画でも解説しています。

「お金の粋な使い方」を模索している、という話をここ数回にわたりしてきました。「粋」とは、装いや態度があか抜けていてかっこよく、人情の機微によく通じている日本独自の美意識のこと。

ぼく自身もまだ答えは出ていませんが、

 ・見返りを求めない
 ・三方良しの視点
 ・文脈を楽しむ


このような、日本独自の美意識でお金との向き合い方を表現したのが「粋な使い方」じゃないかと思うわけです。


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似たような話として、ぼくは以前から「出し惜しみしない支出」を決めており、普段は無駄な支出を抑えて生活するものの、ここぞというときには出し惜しみしない。そういうポイントとしてこれらを挙げました。

<ぺいぱの出し惜しみしない支出>
 ① プレゼント(関係への投資)
 ② 会食(体験への投資)
 ③ 健康(身体への投資)
 ④ 移動(時間への投資)
 ⑤ 住居(空間への投資)


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「お金の粋な使い方」と「出し惜しみしない支出」。似ているようで、実は問うている軸が違います。

「出し惜しみしない支出」は、いわば「どこに使うか」の話。プレゼント・会食・健康・移動・住居という5つのジャンルは、あらかじめ決めてある家計のルールです。ここにお金を投じること自体は、もう迷わない。ですがここには「見返りを求めない」「三方良し」「文脈を楽しむ」といった美意識は、必ずしも必要条件ではありません。機能的に必要だから払う、というだけでも十分成立します。

一方で「粋な使い方」は、「どう使うか」を問う話です。同じ「健康にお金を使う」という行為でも、それが単なる機能的な支出で終わるのか、それとも見返りを求めない・三方良し・文脈を楽しむ、という色がそこに乗っているのかは、また別の問題なんですよね。

この2つを重ねて考えるようになってから、お金の使い方に対する解像度が、自分の中で少し上がった気がしています。

さて、そんなことを日々悶々と考えながら生活をしているのですが、今回はズバリ自身の健康に対する投資「人間ドック」を受けることにした話です。

ぺいぱは年に1度の健康診断のみでこれまで過ごしてきており、人間ドックって1度もやったことなかったんですよね。

では、なんで受けることにしたのか。そんな経緯も含め、今回は「ぺいぱと人間ドック」というテーマで進めていきます。ぜひ最後までお付き合いください!

会社員での健診→自治体の健診→人間ドックへ

ぺいぱは、2024年末に早期退職をするまでは、会社の健康診断を毎年受けていました。退職してからは、住んでいる自治体の特定健診を1度受けています。

正直、40代に入ってから、さらには早期退職をしてから、日に日に老化が進んでいる実感がすごい。体力の低下は筋トレをすることで争っていますが、身体の不調も少しずつ増えてきています。例えば、

 ・お腹が痛くなったり
 ・胸が苦しくなったり
 ・おしりやくるぶしが荒れたり
 ・床にものを落としたり
 ・予定をすっぽかしたり

もう少しで50代に入ります。また、来年頭には法人を作る。そんなこともあり、ここでしっかりお金をかけて、身体の状態を検査してみようと思ったわけです。

人間ドックで何の検査が増えるのか

会社員時代の健康診断も、退職後に受けた自治体の特定健診も、実は検査の範囲はそこまで変わりません。ざっくりですが、

<従来の健康診断>
 問診・診察
 身体測定
 血圧
 尿検査
 血液検査(脂質・肝機能・血糖・腎機能など)
 心電図
 眼底検査
 胸部X線(レントゲン)

このような基本項目が中心です。一方、今回受ける人間ドックでは、これに加えて、

<今度受ける人間ドック>
 従来の検診内容
  +
 胸部CT
 心臓・頸動脈エコー
 甲状腺(血液・エコー)
 腹部エコー・CT・内臓脂肪測定
 胃(内視鏡)
 大腸(便潜血)
 頭部MRI/MRA
 腫瘍マーカー
 骨密度
 聴力
 脳疲労スクリーニング

このような項目が追加されます。

従来受けていた範囲と、今回の人間ドックで増えた項目とを比較すると、大きく2つの違いがあります。

1つは、「数値で推測する」から「画像で直接見る」への違い。血液検査や心電図は、数値の異常から臓器の状態を間接的に推測するものですが、CT・MRI・エコーは、臓器そのものの形や大きさを画像として直接確認できます。

もう1つは、「今の異常」を見るのか、「将来の芽」を見るのか、という視点の違い。従来の健診は、今すでに数値に現れている異常を見つけるためのものですが、腫瘍マーカーや脳疲労スクリーニングは、まだ自覚症状として出ていない、将来育つかもしれない変化を早期に拾うためのものです。

つまり、「今の自分」を確認する検診から、「見えていない部分まで含めて確認する」検査へ。項目数が増えている以上に、検査の目的そのものが一段深くなっている、という感じでしょうか。

なぜこの人間ドックを選んだのか

人間ドックを受けられる医療機関は多くあります。なので、どこで受診するのかは結構悩みました。ぺいぱがいま住んでいる近くにあり、普段から高血圧治療や視野検査でお世話になっている病院で行う線もありました。

ただ、今回選んだところは、

 ・コンシェルジュ付きで最小限の待ち時間
 ・かつての勤務先の健診実施病院

こんなポイントが決定打となりました。

一般的にフル診断の人間ドックだと15万円前後が相場らしいのですが、今回はそれよりもさらにもう一段プレミアムが乗った33万円。なかなかパンチある金額ですね。

同じ検査項目を、もっと抑えた金額で受けられる選択肢も多数あったと思いますが、待ち時間なく検査に集中できる環境、そしてかつての健診記録が残っているという連続性、この2つを優先して決めました。

「出し惜しみしない支出」というのは、こういうときに効いてきます。普段は物を買うための判断にものすごい時間を要してしまうタイプなので、正直、金額を見た瞬間は一瞬ひるみました。ただ、「出し惜しみをしない」と決めているので「まぁ、いいか」と。

なお、最後にこの病院で健診を受けたのは2019年だった気がしますから、まぁ、マリオカートで自身のコースレコードと戦う感じになりそうですね。全部の数字で劣ってそうですが(笑)

会社を辞めて、連絡先も人間関係もリセットしているのですが、こういうところで細く過去と繋がっているというのは、ちょっと面白くもあります。

なぜ今、ここまでやるのか

「死ぬ前に後悔すること」というテーマ、SNSや記事などでよく見かけますが、大体どれを見ても「健康を大切にすればよかった」という趣旨の項目が入っています。

ぺいぱは別に長生きしたいと強く思っているわけではないですし、そもそも長生きはしないだろうとも思っています。仕事でだいぶ無理もしてきましたしね。まぁ、そうだとしても家計管理と同じで「身体の状態を見える化しておく」ということ自体に、すごく価値があると思っています。

お金の状況も、家計簿をつけていないとよくわかりません。なんならバランスシートをつけていないと資産の全体像は把握できません。

身体も同様に見える化しておかないといけない。悪くなってから初めてその深刻さに気づくというのは家計も身体も一緒。「身体が資本」なんて言葉もあるぐらいです。これも一つの資産防衛なんじゃないかなと。

この「出し惜しみしない支出」が最終的に「粋な使い方」につながるかはわかりませんが、かつて健康診断を受けていた病院に戻って受けることになるということがすでに、「文脈を楽しむ」ことにつながっているかもしれません。

そもそも、なぜ「人間ドック」と呼ぶのか

ここまで散々「人間ドック」という言葉を使ってきましたが、そもそもなんでこんな名前がついているのか、気になったので調べてみました。

人間ドックというぐらいですから、色々な検査に連れ回される様子が犬に見えることから、その名がつけられたのかな、ぐらいをイメージしていました。……ただ、「人間ドッグ」じゃないんですよね(笑)

この「ドック」、実は船の「ドック(dock)」のことなんです。船は定期的に陸に上げられて、普段は海の中に沈んでいて見えない船底まで、隅々まで点検・整備をしてから、また次の航海に出ていきます。この「船をドックに入れて総点検する」という様子になぞらえて、「人間ドック」と名付けられたと言われています。

背景にあったのは戦後、高度経済成長期のころ。生活水準が上がる一方で、脳卒中や心臓病、がんといった、いわゆる「成人病」(今でいう生活習慣病)が新たな健康問題として浮かび上がってきました。

これらは感染症と違って自覚症状がないまま進行するので、「病気になってから治す」ではなく「病気になる前に、全身をくまなく調べて芽を摘む」という予防医学の発想が広まっていったそうです。

ちょうどそのタイミングで、X線や心電図、血液検査といった診断技術も進歩し、短期間で全身をチェックできる土台が整った。

この流れの中で、1954年、国立東京第一病院(今の国立国際医療センター)が日本で初めて「人間ドック」という名称で健診をスタートさせました。当時の院長・土屋文雄さんが、船のドックにヒントを得て名付けたと言われています。

面白いのが、この「人間ドック」、英語圏ではそのまま通じないんですよね。英語では “complete medical checkup” などと表現されるのが一般的で、「人間ドック」は日本独自に生まれた、いわば和製英語。

70年以上前に日本の予防医学の歴史の中から生まれた言葉と仕組みが、名前ごと今も現役で使われているというのも、なかなか面白いですし、こういう和製英語ってなんかすごくセンスありますよね。

この由来を知ってから改めて自分の状況を見てみると、なんだか妙にしっくりくる。来年は法人の代表になる。そしてもうすぐ50代という次のステージに入っていく。ちょうど今、一旦ドックに入って、船体の隅々までチェックしておくには、悪くないタイミングなんじゃないかと思っています。

というわけで、今回は健康への投資として人間ドックを受けることにした、という話でした。
結果がどうだったか、また改めてお伝えできればと思います。

皆さんは普段、健康管理どうされていますか? また人間ドックは受けられたことありますか? ぜひ実体験などあればコメントお寄せください!

おしらせ

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さいごに

この「やわらか中学校」では、ぺいぱの資産運用の実体験を中心にお金や仕事に関する話題をお届けしています。ぜひチャンネル登録・いいね・コメントをよろしくお願いいたします!

また、YouTubeサブチャンネル「ぺいぱのひとりごと」は、ぺいぱが興味関心のある話題を取り上げて好き放題喋り倒すラジオのような配信番組となっています。

そしてこの「やわらか中学校」から生まれた4コママンガ「やわらかクエスト -お金と仕事と呪われし大陸-」をnoteで連載中。中世RPG風の世界観でお金や仕事に関するあるあるネタを扱った作品となっていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。

ということで、今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

人生はノーコンティニュー!悔いのないようにやっていきましょう。

では、ごきげんよう。

今日のまとめ

日本の予防医学の歴史が「人間ドック」という単語に詰まっている。

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