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2021年1月の投資信託 資金流入出TOP10

2021年1月の投資信託 資金流入出TOP10
この記事で分かること

・1月の投資信託の傾向
・勢い増す海外株式型
・マーケティングに踊らされない

おはーん、ペーパー先生です。

1月の投資信託は、QUICK資産運用研究所さんの推計で、

設定額から解約額を差し引いた資金流入超が約5,650億円となり、

2018年10月(5,830億円)以来の高水準でした。

4,000億円超の資金流入は2カ月連続です。

今日は、2021年1月の資金流入出ランキングTOP10をやわらか紹介します。

海外株式型が堅調

2021年1月:資金流入TOP10

1位 日本超長期国債インデックスファンド(ラップ向け)/三菱UFJ国際投信
流入:1,409億円(前月5億円)
残高:1,411億円

2位 ファンド・マネジャー(国内株式)/三菱UFJ国際投信
流入:619億円(▲6億円)
残高:610億円

3位 デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド/日興アセットマネジメント
流入:503億円(636億円)
残高:5,464億円

4位 グローバル・プロスペクティブ・ファンド/日興アセットマネジメント
流入:497億円(327億円)
残高:9,795億円

5位 グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)/アセットマネジメントOne
流入:451億円(855億円)
残高:9,252億円

6位 先進国株式インデックスファンド(ラップ向け)/三菱UFJ国際投信
流入:349億円(129億円)
残高:617億円

7位 投資のソムリエ/アセットマネジメントOne
流入:349億円(318億円)
残高:4,178億円

8位 次世代通信関連 アジア株式戦略ファンド/三井住友トラスト・アセットマネジメント
流入:308億円(65億円)
残高:782億円

9位 アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型/アライアンス・バーンスタイン
流入:250億円(408億円)
残高:7,248億円

10位 グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型)/日興アセットマネジメント
流入:241億円(▲8億円)
残高:3,517億円

2021年1月:資金流出TOP10

1位 ファンド・マネジャー(国内債券)/三菱UFJ国際投信
流入:▲1,855億円(前月▲12億円)
残高:1,857億円

2位 グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)/日興アセットマネジメント
流入:▲260億円(▲384億円)
残高:2,661億円

3位 国内株式SMTBセレクション(SMA専用)/三井住友トラスト・アセットマネジメント
流入:▲119億円(▲28億円)
残高:1,327億円

4位 グローバル3倍3分法ファンド(隔月分配型)/日興アセットマネジメント
流入:▲115億円(▲180億円)
残高:1,534億円

5位 netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)/ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント
流入:▲112億円(75億円)
残高:6,438億円

6位 野村インド株投資/野村アセットマネジメント
流入:▲110億円(▲88億円)
残高:2,710億円

7位 SMBC・アムンディ プロテクト&スイッチファンド/アムンディ・ジャパン
流入:▲104億円(▲98億円)
残高:653億円

8位 ひふみプラス/レオス・キャピタルワークス
流入:▲77億円(▲122億円)
残高:4,455億円

9位 マンAHLスマート・レバレッジ戦略ファンド/大和アセットマネジメント
流入:▲71億円(▲46億円)
残高:1,458億円

10位 野村PIMCO・世界インカム戦略ファンド Aコース(為替ヘッジあり 年2回決算型)/野村アセットマネジメント
流入:▲57億円(▲92億円)
残高:2,204億円

調べ:QUICK資産運用研究所
データ:2021年1月29日時点
対象:国内設定の公募追加型株式投信、ETFを除く、単位型は含まない。
流入額:1月は推計値、12月は実績値。億円未満切り捨て。

【出典】1月の投信、資金流入額が2年3カ月ぶり高水準(日経電子版)
2021年2月8日 12:00 [有料会員限定]

資金流入でのポイントは、

・三菱UFJ国際投信の投資一任サービス向け専用商品が1、2、6位。
・米運用会社アークの助言を受けた日興アセットマネジメントの商品が3、4位。
・海外株式で運用する商品が上位10本のうち7本。

海外株式型はおよそ7,000億円の資金が流入、

国内株式型は資金流出超が270億円程度で、10カ月連続の資金流出となっています。

海外株式偏重のトレンドは個別株でも同様かと思いますが、

このランキングを見て思うのは、

「普通の商品がない」

ということ。笑

“普通”の意味する先は色々含んでいるのですが、

極めて特定分野にフォーカスしていたり、手数料が高めという商品が目立ちますね。

時流に乗るという意味ではマーケティング型商品ばかりと言っても良いかもしれません。

なお、初心者向けのオススメ投資信託はこちらで紹介していますので、参考にしてください。

はじめての資産運用「投資信託・ETF」で悩んだらこれを買っとけ!
はじめての資産運用「投資信託・ETF」で悩んだらこれを買っとけ!プライベートでは身バレを防ぐため、ペーパー先生の片鱗を見せずに生活していますが、昨今、もうどうにも口を出さざるを得ない資産運用に関するシチュエーションが増えてきました。例えばお子様が生まれる同僚が、何も考えずに学資保険を組もうとしていたり、銀行から勧められた手数料の高い投資信託を、そのまま購入しようとしていたり。資産運用は目的やステージなどで手段が変わりますので、一元的に語るのは難しいのですが「変なもん摑まされるんならこの中から選んで買っとけ!」というものが一覧になっているほうが親切だなとも思いまして、今日は、はじめての「投資信託・ETF」悩んだらこれを買っとけ!をやわらか紹介します。...

では、ごきげんよう。

今日のまとめ

マーケティングに踊らされないことが大事。

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