・先生の目的、目標、手段
・人生で幸せを感じるとき
・「45歳定年制」論争を振り返る
おはーん、ペーパー先生です。
先日、先生自身の過去の金融資産の変遷について振り返りました。
将来に夢があるわけでもなく、
没頭できる趣味があるわけでもなく、
今の仕事が楽しいわけでもない。
40歳も超えて、そんな無色透明な生き方をしている先生。
資産運用に対する目的・目標・手段はこのようなものです。
目的:自分のやりたいことが見つかった時のために原資を作る
目標:45歳までに5,000万円、50歳までに1億円、60歳までに5億円
手段:収入を増やす、支出を抑える、投資に回す
本来は「目的」に、ドーンと大きな夢などがあり、
そのために「何が」「いつまでに」「どのように」必要なのかの指標が目標となる。
これが理想です。
先生の立てている設定は、お金を少しでも大きくすることに主眼が置かれており、
決して褒められたものではない、ということは事前に皆さんにもお伝えしておきます。
このブログの内容はラジオでも解説しています。
経済コラムニストの大江英樹(おおえ・ひでき)さんも、
このように鋭く指摘をされています。
最後にまとめてお話をしますと、1億円という数字を目標にしても意味がないんです。これは今日の冒頭に言ったことですが、先ほどのお話でいうとこん吉さんも『となりの億り人』の中で同じことをおっしゃっています。要は、お金を目標にして貯めちゃダメだと言っているんです。例えば「これをやりたくてそれに必要なお金がこれだけだから、それを目標にする」というのは良いんです。
しかしなんの目的もなく、単に「1,000万円貯めよう」となり、1,000万円を貯めたらどうするかというと、次は2,000万円が目標になります。2,000万円を貯めたら今度は5,000万円になる。同じように1億円が貯まったら今度は2億円を目標にするというように、キリがないと言うんです。
1億円が貯まったら幸せなのか? 幸せかもしれないけど、2億円を持っている人と比べて自分は不幸せなのか? と、まさに「人と比べる」という話になってしまうわけです。
人生の目的は決してお金持ちになることではありません。お金がある・ないにかかわらず、「幸せになること」なんです。お金があったほうが幸せになりやすいので、そういうこと(お金を貯めようと)を考えるんです。ですから、単なる1億円という金額自体に意味があるわけではないんです。
【出典】「億り人」になれるかどうかは、株価暴落時の対処でわかる(ログミーBiz)
Occurred on 2022-01-08
もうホントごもっともで、ぐうの音も出ません…。
一方で、先生が思うのは、「1億円を作ること」と「幸せになること」。
これ、同じぐらい難しいテーマなのではないかということです。
幸せを感じるというのは、自信が満たされている状態かと思います。
では、満たされるためには何が必要なのか?
先生自身、思いつくものを挙げていくと
・SNSにコメントをいただいたとき。
・翌日が休日の夜のひととき。
・湯船に浸かっているとき。
・フォロワーが増えたとき。
・ココイチを食べるとき。
・血圧の上が120を切ったとき。
・2度寝をするとき。
…以上です(笑)
なんとなく同意いただける方もいらっしゃるかもしれませんが、
いわゆる”小さい幸せ”ばっかりです。
ではこれら小さな幸せを大きな幸せに繋げていき、
そのためにお金がどのぐらい必要なのか?を導き出せるのかというと、
まったくイメージが湧きません。
いや、無理だし、そもそもそういうことじゃないんだと思います。
そんな中「それでいいや」と思っているのかと言うと
生涯を捧げて邁進するようなテーマを身体が元気なうちに探し出したい!
という気持ちが実はしっかりあります。(笑)
何かに夢中になって打ち込みたい。
そういうものを見つけたいですし、
見つかれば、日々の生活にもっと活力が出てくるようにも思います。
そういう意味で、今の先生はドラクエ風に言うと
「へんじがない。ただの しかばね のようだ。」
なのです。
以前、サントリーホールディングスの新浪剛史(にいなみ・たけし)社長が、
「45歳定年制」の導入を提言したことが大いにメディアを盛り上げました。
この是非はさておき、人生おいて45歳というのは1つの節目であることは間違いありません。
概算ではありますが、社会人としておよそ20年経過し、
定年まで残りの20年に向けた折り返しでもある、と言えるからです。
経済評論家の山崎元(やまざき・はじめ)さんも、
「定年」と表現したことがまずかったという前置きがあった上で、
このように「45歳定年制」を振り返られています。
今回、新浪氏が挙げた「45歳」という年齢は、ビジネスパーソンの人生を考える上で節目となりそうな、なかなかいいポイントを突いている。個人差があると思うが、全く新しい仕事に取り組もうとする場合、45歳くらいからなら知力・体力にもまだ余裕があって一頑張りできそうだ。また、大まかには「60歳以降に、何をして、いつまで働き、どのくらい稼ぐか」というセカンドキャリアについて考え始めて、必要があれば具体的な準備を始めなければならない年齢のめどが「45歳」だと筆者は考えている。
【出典】サントリー新浪社長の「45歳定年説」はどこがダメか、山崎元の本質的考察(ダイヤモンドオンライン)
2021.9.15 4:20
45歳までに色々なものを見聞きし、それらを血肉にすることで、
45歳以降の人生後半戦に向けたスタートを華麗に走り出すことができる。
そんなメッセージが「45歳定年制」には込められています。
先生も実は来年にその45歳を迎えます。
だからこそ、空白のプランをどう描いていけば良いのかに
やや焦りを感じているわけです。
2020年以降、オンラインで取り組めることを中心に
新しいチャレンジは色々とやってきました。
・ブログ
・ツイッター
・音声配信
・インスタ
・YouTube
・FP3級取得
・FP2級取得
・AFP認定
・簿記3級学習
・不動産収入
・ホテル暮らし
・食事改善
今後の人生のどのように彩っていくのか。
従来とは少し趣を変えて、
色々な人とお会いする、情報交換する、など人的交流のウエイトを高めて
何らかのヒントを得られればいいなと、この記事をまとめながら思いました。
皆さんも、自身のキャリアをどのように描いているか、
ぜひコメント等で教えてもらえると嬉しいです。
では、ごきげんよう。
よろしければこちらの記事もどうぞ。
人生の「目的」を探す旅は続く…。