・仕事に対する意識調査 2021年版
・期待値指標平均値の国別ランキング
・人生で成功するために重要だと思う要素ランキング
おはーん、ペーパー先生です。
ビジネス特化型SNS『LinkedIn』を手掛けるリンクトイン・ジャパンさんが8日、
アジア太平洋地域の7か国・地域を対象とした「仕事に対する意識調査 2021年版」の結果を発表。
調査は1月下旬、オーストラリア・中国・インド・日本・マレーシア・フィリピン・シンガポールで約1万人の男女を対象に実施されました。
それぞれの仕事観に大きな違いが出ており、大変興味深い内容となっています。
今日はアジア太平洋地域での仕事観をやわらか紹介します。
仕事に対する意識調査 2021年版
調査概要は以下の通りです。
<調査概要>
調査名称:仕事に対する期待値調査(Opportunity Index)2021年版
調査会社:独立系市場調査会社GfK
調査期間:2021年1月
対象者:18~65才の約10000人(うち日本は約1200人)
手法:オンライン調査
調査対象:オーストラリア、中国、インド、日本、マレーシア、フィリピン、シンガポール
※2020年は22か国・地域、2019年は9か国・地域を対象に、類似の仕事に対する期待値調査を実施
【出典】リンクトイン、ジェンダーギャップ調査を含む「仕事に対する意識調査2021年版」を発表(PR TIMES)
2021年3月8日 15時53分
<期待値指標平均値の国別ランキング>
以下の図は「100」を基準得点として仕事に関する期待を数値化したものです。
得点が高いほど、その市場に暮らす人々の評価が高いということになります。
基準値を超えたのはインド・中国・オーストラリアで、
全7地域中、日本はなんと断トツで最下位。
9カ国で調査した2019年、22カ国で調べた20年に続いて3年連続最下位となってます。
<人生で成功するために重要だと思う要素ランキング>
全体では一律で「努力すること」という回答が首位。
それに続く回答としては「機会への平等なアクセス」や「変化を受け入れる意思」などが並ぶ中、
日本だけ「運」が2位となっていることが特徴に上げられます。(「運」は全体で9位)
これについての捉え方は色々とあると思います。
成功する人は「運」を自ら手繰り寄せる力がありますし、
たまたまその時期にその仕事をしていたことで成功に結びつく、ということもあります。
日本人が鋭くそうした観点を指摘したとも言えますし、
単純に、日本自体や日本の会社組織にまったく希望を持ててないとも言えますね。
さいごに
この調査の中では、今後6か月で経済状況が悪化すると思っている人の割合も聞いており、
「全体」では27%、「日本」は57%、「日本の起業家」に至ってはなんと70%となっています。
薄々気付いてはいましたが、活気のない日本の様子がこの調査から見える化されちゃいましたね。
おい!日本!大丈夫か!
では、ごきげんよう。
調査の原文が見当たりませんでした…。