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FIRE民は罪悪感を感じるものか、自分自身を振り返ってみたら社会的にも対人的にも内面的にも、何も感じていなかった理由。

FIRE民は罪悪感を感じるものか、自分自身を振り返ってみたら社会的にも対人的にも内面的にも、何も感じていなかった理由。

ごきげんよう、ぺいぱです。

動画解説

このブログの内容は動画でも解説しています。
https://youtu.be/MVpwMl_m2ok

会社勤めをするというのは、給料をもらう代わりに、自分の時間や労力を使って何らかの価値を世の中に提供する活動です。

FIREをするというのは、この「働いて価値を提供する」という関わり方から離れ、それまでに築いた資産の運用・取り崩しだけで生活していく選択を意味します。

経済的な価値をとくに生み出さず、資産の取り崩しだけで消費をしていく生き方に対して、ある種の後ろめたさのようなこと、つまり罪悪感を覚えるものなのかどうか。

今回はこのテーマについて、自分なりに考えていることを率直に話していこうと思います。

会社員の方から見ると、FIRE民の自由に時間を使える生活は、時に羨望の対象になり、時に皮肉を込めて生産性のない生き方などと評されることもあるでしょう。

いずれにせよ、当のFIRE民自身が日常生活の中でどんな感情を抱えているのか。ここに興味を持っている方は一定数いるはず。

今回はそんなFIRE民の罪悪感について、2025年からFIRE生活を送っているぺいぱ自身が「社会的」「対人的」「内面的」という3つの切り口で振り返ってみます。

ぜひ最後までお楽しみください!

社会的な罪悪感:世間に対して後ろめたさはあるか

まず一つ目は、社会に対する罪悪感です。

働かずに生きていることが、社会に貢献できていないのではないか。他の人が毎朝出勤している中で、好きな時間に起きることはズルいのではないか。そんな感覚があるかどうかという話ですが、正直これは一度も感じたことがありません。

理由はいくつかあります。まず、FIREをした当初、2025年1月からのおよそ1〜2ヶ月は、感覚としては「長期休暇」の延長でした。

その後、3ヶ月、半年と経つうちに会社員時代の生活習慣がいい意味で崩れていき、「休日としての時間の使い方」から「すべての時間を自分で構成していく生活」に切り替わっていったわけです。これ、似ているようで全く違うものなんですよね。

今思えば、マッチングアプリを試したり、ビズリーチに登録して求人を眺めてみたりしたというのも、ちょうど気持ちの整理がついてきた退職半年後くらいのタイミングでした。


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税金の話も無関係ではありません。退職1年目は、会社員最終年度の所得が住民税や保険料にのしかかり、かなりの負担だったわけです。2年目に入って大きく下がっていますが、これは以前の動画でも具体的な数字とともに紹介しています。


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税金や保険料を納めることも社会活動の一部である以上、「最低限しか納めず国の制度に乗っかっているのはズルいのではないか」という視線が、FIRE民に向けられがちなのも理解できます。

多くのFIRE民の資産取り崩し方法は、特定口座(源泉徴収あり)での運用が軸。この場合、譲渡益や配当にかかる税金は口座内で自動的に完結するため、確定申告をしなくてもその所得は住民税や保険料の算定基準には反映されません。


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つまり、生活を十分に成り立たせるだけのフローを作り出す力がありながら、税や保険料の負担だけは低く抑えられるという状態が、制度上は普通に成立してしまうわけです。

これこそが、FIRE民が「ズルい」と見られがちな最大の理由だと思います。会社員として働いて得た給与所得には保険料がしっかり連動する一方、資産の取り崩しにはそれが連動しにくい。

同じようにお金を得ているのに、片方だけ制度上の負担が軽くなる。この非対称性は、周囲からの視線だけでなく、当事者自身の中にもどこか居心地の悪さ、罪悪感に近い感覚を生む要因になり得ます。

しかし、ぺいぱの場合、オルカン保有は一般口座。源泉徴収ありの特定口座とは違い、取り崩した際の利益はきちんと申告対象になり、住民税や保険料にもそのまま反映されます。ぜんぜん嬉しくはないのですが、資産を取り崩すたびにがっつり払っています。

もう一つは、会社員時代の話。最終年度を含め、年収1,000万円を超える水準で働いていた期間が長く、その分の税金・保険料もそれなりの規模で納めてきました。今の生活は、その過去の納税実績の延長線上にあるとも言えますので、こういうことからも罪悪感を感じることはないです。

加えて、資産収入だけで一生生活し続ける人は、実際そう多くないだろうとも思っています。ぺいぱ自身、来年には法人を設立し、そこでキャッシュフローを作っていきたいと考えているくらいです。

ぺいぱに限らず、別の形でなんらか社会には関わり続けることになるFIRE民は多くいらっしゃるように思います。

対人的な罪悪感:周囲の人に対して申し訳なさはあるか

二つ目は、対人的な罪悪感です。

頑張って働いている周囲の人や家族に対して、自分だけ楽をしているのではないかという、比較から生まれる感情ですね。

これも正直、ほとんど感じたことがありません。理由はシンプルで、比較対象となる対人関係が今のぺいぱにはないからです(笑)


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もし前職の同僚と今も密に付き合いを続けていたら、「自分だけ会社に行かない生活で申し訳ない」と感じたかもしれませんし、逆に「仕事って大変だな」などと思ったかもしれません。

人とのつながりが多ければ多いほど、いろいろな感情が生まれてくるものだと思います。ただ、比較対象がほとんどない今の生活では、そうした感情はあまり湧いてきません。

とはいえ、完全に無関心というわけでもない。今住んでいる賃貸の道路を挟んだ向かいはオフィスビルで、働いている人たちの姿がよく見えます。

朝ジムに行くときに出勤する人たちの列とすれ違ったり、夕方には退勤する列を見かけたりすると、「頑張ってるな」「大変だな」と素直に思います。決められたルールの中で生活することの大変さを思い出す瞬間です。

ただ、それに対して「自分だけ申し訳ない」という感情にはやはりつながりません。世の中にはいろいろな生き方・働き方があるし、自分自身も会社勤めこそしていませんが、まったく何もしていないわけではないからです。

生産性や稼ぎの大小は別として、多くのFIRE民の皆さんも何かしらの活動はしているはず。力を注ぐ先が違うだけ、というのが実感に近いでしょうか。

ぺいぱは、人と同じことをするのがもともと得意ではない性格もあってか、人と違う生き方をしていること自体に罪悪感を覚えることも、今のところないわけです。

あえて付け加えるなら、「人に迷惑をかけていない」という点も大きいのかもしれません。お金がなく、定職にも就かず、生活に困って友人にお金を無心するような状態であれば、それは罪悪感があってしかるべき話です。

ですが、実情としては生活が自分の中で完結している以上、誰かに対して罪悪感を覚える理由が見当たらないということです。

内面的な罪悪感:自分自身に対して思うことはあるか

三つ目は、内面的な罪悪感。外部の目や比較ではなく、自分自身の中だけで生まれる、自己評価にまつわる感覚ですね。

以前から繰り返し話している通り、会社員時代は相当な会社人間でした。その頃の習慣が染み付いているせいか、「何かやっていないと落ち着かない」という感覚は今でも強く残っています。

対価をもらえた方が嬉しいのはもちろんですが、その有無や大小にかかわらず、自発的に何かをやっていないと、どこか手持ち無沙汰になってしまう。

実際、メインチャンネルである「やわらか中学校」の運営は早期退職後もずっと続けていますし、サブチャンネルの「ぺいぱのひとりごと」は1月末から今日まで一日も休まず毎日配信を続けています。noteで連載している4コママンガ「やわらかクエスト」も週1本の更新ペースを守っています。

これがもし何もしていなかったとしたら、そこに何らかの罪悪感に近い感情が生まれていたかもしれません。

これらはすべて、誰かに頼まれたからではなく、自発的にやっていること。内側から何かをアウトプットしていないと落ち着かない、そのソワソワを鎮めるために日々活動している、という側面が強いのだと思います。

結論:今のところ罪悪感は感じていない

ここまで社会的・対人的・内面的という3つの角度からあらためて向き合ってみましたが、結果としては「罪悪感はない」という結論に落ち着きました。

まぁ、実際にFIRE生活を送っている他の皆さんがどう感じているかは人の数だけ違うはずです。その中の一つのサンプル、いわば n=1 の材料として、今回のような振り返りもそれなりに意味があったのではないかと思います。

もちろん罪悪感がないという話と、生活が充実しているかどうかの話は全くの別問題。後者についてはまだまだだなぁと思っています。

なおこれらは、あくまでこの原稿をまとめている現時点。FIRE生活に入って1年8ヶ月ほど経った今の話です。来年、法人を設立して会社運営を始めれば、また考え方が変わるかもしれません。

自分の会社の仕事以外に何か別の活動を始めることもあるかもしれない。生活スタイルが時間の経過とともに変わっていけば、今回の結論もまた変わっていく可能性は十分にあります。

今回は罪悪感というかなりピンポイントなテーマで話しましたが、人が生きていく中では本当にいろいろな感情が湧いてくるものです。そうした感情と丁寧に向き合うことができるのも、時間があるからこそだと思います。

会社員時代のような雑念がない分、こうしてクリアに向き合い、言葉にしてまとめることができる。それもまた、このFIRE生活の一つの側面なのでしょう。

ちなみに、資産の取り崩しだけで生活していくというスタイルを、この先どこまで続けていくのかも正直分かりません。

会社でビジネスを始めれば、そこには事業収入というフローが新たに生まれてきます。そうなったとき、「それは本当にFIREと言えるのか」という話にもつながってくるはずです。

今の生活は、月1万円程度のYouTube・ブログの広告収入を除けば、フルFIREの定義に当てはまる。ただ、これを一生続けていくのか、それとも副業などで企業とのつながりが生まれてくるのか。もちろん会社勤めという選択肢が復活する可能性だってゼロではありません。

もともとFIREを目指してこの生き方を選んだわけではなく、前職に心底疲れ果てて辞めた結果、今の生活があるだけなので(笑)

皆さんも、今回のテーマについてどう思うか、ぜひコメント欄で教えてください!

おしらせ

「やわらか中学校」から生まれた4コママンガ「やわらかクエスト -お金と仕事と呪われし大陸-」の公式アイテムがついに登場! 現代社会における世知辛いお金や仕事の話をあえて王道RPG風な世界で描いてみたら、をテーマにnoteでお届けしている本作。登場キャラクターたちがこの度かわいいグッズになりました!

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さいごに

この「やわらか中学校」では、ぺいぱの資産運用の実体験を中心にお金や仕事に関する話題をお届けしています。ぜひチャンネル登録・いいね・コメントをよろしくお願いいたします!

また、YouTubeサブチャンネル「ぺいぱのひとりごと」は、ぺいぱが興味関心のある話題を取り上げて好き放題喋り倒すラジオのような配信番組となっています。

そしてこの「やわらか中学校」から生まれた4コママンガ「やわらかクエスト -お金と仕事と呪われし大陸-」をnoteで連載中。中世RPG風の世界観でお金や仕事に関するあるあるネタを扱った作品となっていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。

ということで、今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

人生はノーコンティニュー!悔いのないようにやっていきましょう。

では、ごきげんよう。

今日のまとめ

無職戦線異状なし。

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