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2020年 日経MJヒット商品番付から見る注目銘柄

2020年 日経MJヒット商品番付から見る注目銘柄
この記事で分かること

・2020年 日経MJヒット商品番付
・ズームと任天堂の躍進
・『鬼滅の刃』相場に注目

おはーん、ペーパー先生です。

12月1日、日本経済新聞社さんが2020年の日経MJヒット商品番付を発表しました。

同社の消費・流通・マーケティング専門紙『日経MJ』が、1971年の創刊時から毎年発表しています。

大相撲の番付が参考になっていることから、「東」と「西」に分かれており、

同位の場合は東の方が格上となります。

本日はこの番付を見ながら、2020年を振り返っていきたいと思います。

2020年 日経MJヒット商品番付

まずは番付を見ていきましょう。

2020年 日経MJヒット商品番付

■横綱
東)鬼滅の刃
西)オンラインツール

■大関
東)おうち料理
西)フードデリバリー

■関脇
東)任天堂「あつまれどうぶつの森」
西)アウトドア

■小結
東)有料ライブ配信
西)ソニー「プレイステーション5」

■前頭
東)エコバッグ
西)D2C(ダイレクト・ツー・コンシューマー)

■同
東)スキンケア
西)宅トレ

■同
東)サントリー「伊右衛門」
西)ユニクロ「エアリズムマスク」

■同
東)郊外店
西)移動スーパー

■同
東)部屋着
西)「Go To」キャンペーン

20年ヒット商品番付 巣ごもりで生活デジタル化 横綱は「鬼滅の刃」と「オンラインツール」(日経電子版)
2020年12月1日 12:00 [有料会員限定記事]

とても分かりやすく2020年というのを表している感じがしますね。

「3密を避けながらの日常生活」

これを行っていくために必要なものがランクインしてます。

特にオンラインビデオツールは、企業を中心に高い需要を巻き起こし、

その筆頭格となった「Zoom」の提供会社ズーム・ビデオ・コミュニケーションズさん(ZM)は、

8-10月期の純利益が前年同期比で90倍。

株価は年初1月2日の68.72ドルから、10月19日には568.34ドルまで一気に駆け上がり、

文句なしに今年を代表する成長銘柄となりました。

また、任天堂さん(7974)の人気シリーズ最新作『あつまれどうぶつの森』は、

3~9月までに全世界で2,604万本、国内で818万本を販売。

自由に外出できない中、見事なタイミングでのリリースも相まって、

4-9月期の連結決算は純利益が前年同期比3.4倍。

対応ハードの『ニンテンドースイッチ』の 販売台数も1,253万台と8割の伸長となりました。

株価も年初1月6日の42,740円から、12月17日時点で67,600円と年初来高値を更新し、

巣ごもりを代表する銘柄となっています。

『鬼滅の刃』相場に注目

世界中で映画産業が大打撃を受けている中、

映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」には、

自由に外出して娯楽を楽しめなかった1年分のストレスを

一気に放出するかのように、多くの消費者が劇場へ足を運びました。

興行収入は300億円を超えて日本歴代2位。

リピーターや口コミでのファン拡大が加速しており、その勢いはまだ衰えていません。

配給を手掛けるほか、アニメーションや新作家庭用ゲーム・モバイルゲームを開発中のアニプレックスさん親会社のソニーさん(6758)。

同作品の配給する東宝さん(9602)。

玩具を手掛けるバンダイナムコホールディングスさん(7832)。

この辺りの今後の決算に注目ですね。

では、ごきげんよう。

今日のまとめ

世界のデジタル化、進む。

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