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億り人ぺいぱが続けてきて良かった12の生活スタイル

億り人ぺいぱが続けてきて良かった12の生活スタイル
この記事で分かること

・生活を豊かにするための具体的な習慣
・心身の健康と生活の充実の秘訣
・自分らしい生活スタイルを見つけるヒント

ごきげんよう、ぺいぱです。

動画解説

このブログの内容は動画でも解説しています。

ぼくは今年から正式にFIRE生活となりましたが、有休消化期間だった昨年10月以降から会社には行っていません。自分で好きなように時間を消費していく生活という意味ではもう2ヶ月ほど経過したことになります。

その中で気づいたのが、FIRE後でもやっぱり「続けてきてよかった」と思える従来からの生活スタイルがあること。そう、会社員時代から今でも継続しているぼくなりの過ごし方があるんですね。

これらは過去10年ぐらいかけて少しずつ段階的に固まったものです。ここに行き着くまでにさまざまな見直しや工夫をしてきましたが、それは

・資産形成の過程で支出を減らすためだったり
・仕事の激務を乗り切るためのものだったり
・健康や生活の質を向上させるためだったり

色々な観点がありました。改めてFIREをしたいま、それらがどれほど役に立ったか、そして続けてきて良かったということをしみじみ実感しています。

今回は、ぺいぱの生き方そのものと言える生活スタイルを、ぎゅぎゅっと凝縮して12個ご紹介していきます。一つひとつは単純なことかもしれませんが、積み重ねることで得られるものは大きいです。

結局、こうした積み重ねがいまのぼくを作っているし、資産形成を順調に進めてこれたのだとも思います。もちろん、これらを「ぜひ今日から皆さんマネしてください!」という趣旨ではありません。

皆さんごとに自身の生活スタイルを整えていく、進化させていく。そういうきっかけにしてもらいたい。そんな思いでまとめました。

資産形成をされている方だけでなく、日々の生活をもっと豊かにしたい方にとっても参考になる内容になっていると思いますので、ぜひ最後までお楽しみください!

ぺいぱが続けてきて良かった12の生活スタイル

では、早速いってみましょう!

①早起き

「早起きは三文の得」と言いますが、ぼくにとってはそれ以上の価値がある習慣です。

FIREを達成して時間に縛られることがなくなった今でも、早起きは続けています。その理由は単純で、朝の時間こそが一日で最も頭が冴え渡り、集中できる貴重な時間だからです。

早起きを始めたのは、会社勤めをしていた頃です。社会人初期の頃は始業時間が遅めだったこともあり8時起きだったと記憶していますが、それが7時になり、6時になり、5時になり、最終的には3時というところで落ち着きました。

朝の時間を確保することで、通勤前に自分だけの時間を持てるようになり、読書や運動、家計の見直しなどの行動に当てていました。日中の仕事に追われる時間の前に、頭が最もスッキリしている時間を使い切っていくことで、心の満足感を持つことができました。

FIRE後の生活でも、早起きすることで得られる恩恵は変わりません。いまは目覚ましこそかけていませんが、それでも4時か5時には目が覚めます。朝の静かな時間にブログ記事を書いたり、脚本のアイデアを練ったりしています。また、朝の散歩もぼくの日課のひとつ。新鮮な空気を吸いながら歩くことで、一日のスタートを気持ちよく切ることができます。

ぼくの早起きのコツは、前夜に翌朝やることを明確にしておくことです。何をするか分からないと、せっかく早く起きても二度寝してしまったり、ダラダラとスマホを見て終わってしまうこともあります。逆に、明確なタスクや目的があれば、自然と目覚めたときに「よし、やるぞ!」という気持ちになります。

ぼくは早起きの習慣を守ることで、一日がより有意義に過ごせると感じます。朝の時間を制する者は一日を制す。このシンプルな真理を、これからも大切にしていきたいと思います。

②文章書き

文章を書くことは、ぼくのFIRE生活における中心的な活動のひとつです。ブログ「やわらか中学校」やYouTubeの台本作成、さらには脚本家学校での課題など、日々さまざまな形で文章と向き合っています。

プライベートで文章を書くようになったのは、資産形成の過程で得た知識や気づきをアウトプットする場としてブログを始めた2020年8月からです。当時は毎日更新していました(笑)

書くことで頭の中が整理されるだけでなく、読者の方々との交流を通じて新たな学びも得られる。文章を書くことは、単なる自己表現の手段以上の価値を持つと実感しています。

いまも文章を書く習慣を続けている理由は、日々の記録を残し、自分自身の考えを深めるためです。文章を書く過程で、自分が何を感じ、何を目指しているのかが明確になり、それが次の行動の指針になります。

また、文章を書くことで自然と知識のインプットも増えます。新しいテーマについて書こうと思えば、当然ながらそのテーマについて調べる必要があるからです。

さらに、文章を書くことは副業としての可能性も秘めています。ブログやYouTubeからの収益だけでなく、将来的には物書きとしてのキャリアを築く足がかりにもなると考えています。生成AIが登場しているとはいえ、文章を書くスキルは役立ちます。

もしかすると近い将来、自分で一から十まで書くという時代は終わるかもしれません。しかし、どんな内容をいつどのように誰に向けて発信をしていくのかというプランニングやプロデュースする力は持っておくに越したことはない。ニーズに合わせて、効率的なプロンプトを書くAIプロンプターとしての活躍だってあるかもしれません。

ぼくの文章書きのポイントは「とにかく書き始めること」です。なんかこういう言い方は身も蓋もないですが(笑)完璧な文章を最初から求めると、手が止まってしまいます。最初はとりとめのない言葉でも、書き進めるうちに形が整っていくものです。

FIRE生活では、自由な時間を活用して自分の好きなことに打ち込むことができます。その中で、ぼくにとって文章を書くことは自分のアイデンティティを形作る大切な習慣となっています。書くことで自分を表現し、成長させ、未来へつなげていく。これからも文章を書く習慣を大切にしていきたいと思います。

③お風呂

お風呂にゆっくり浸かる時間は、ぼくの生活スタイルの中で欠かせないリラックスのひとときです。FIRE生活を送るようになってから、よりその価値を実感しています。かつてはシャワーで済ませていた時期もありましたが、お風呂に浸かるという行為には、それ以上の癒しと健康への効果があるのです。

忙しい会社勤めの頃、疲れて帰宅するとお風呂に入る時間すら惜しいと感じていました。しかし、資産形成を意識し始めた頃から「健康こそ最大の資産」という考え方に行き着き、少しずつお風呂の時間を見直すようになりました。いまでは、一日一回はお湯に浸かることが日課となり、身体だけでなく心もリセットされる感覚を味わっています。

お風呂の効果として特に感じているのは、血流改善と睡眠の質の向上です。お湯に浸かることで全身が温まり、血液の循環が良くなります。肩こりや腰痛の予防にもつながりますし、寝る前に身体をしっかり温めることができれば深い睡眠が得られます。特に7時間睡眠を目指しているぼくにとっては、質の良い眠りを確保するための重要な要素です。

また、お風呂の時間は「頭を空っぽにする時間」でもあります。日中に溜まったストレスや雑念をお湯と一緒に流してしまうイメージで、スマホやPCから離れて静かな時間を過ごします。何も考えずにリラックスすることが、結果的に新しいアイデアを生むきっかけになることも少なくありません。

こうした一見すると単純なルーティンは、心身の健康や幸福感に大きく寄与していると思います。特別な道具やお金を使うわけではありませんが、お風呂という習慣がもたらす豊かさは計り知れません。

結局のところFIREしている・していないに関わらず、生活をどれだけ充実させられるかは、こうした小さな習慣の積み重ねにかかっているのだと思います。これからもお風呂の時間を大切にし、心身のメンテナンスを怠らないようにしていきたいと思います。

④歯のメンテ

「歯は一生の資産」という言葉がありますが、いまはその意味をより深く実感しています。歯の健康は、食事を楽しむためだけでなく、全身の健康維持や生活の質を左右する大切な要素です。

ぼくが歯のメンテナンスを本格的に意識し始めたのは、30代後半になってからでした。それまでは、歯が痛くなったら歯医者に行く程度で、定期的なケアにはあまり関心を持っていませんでした。

しかし、あるとき前歯の着色汚れが気になって歯医者へ行ったところ、汚れ以前の問題としてもうめちゃくちゃ歯垢が溜まっていて、歯茎が炎症をしていたわけです。

そこからは四半期ごとに定期クリーニングに通っており、欠かさず歯科衛生士さんに教えてもらった正しい歯磨き方法やフロスを日常的に使うようにしました。

食後に必ず歯を磨くことを習慣化し、ケアの質を上げていったわけです。また、定期的にホワイトニングもすることで、見た目の清潔感も維持しています。

歯のメンテナンスを怠らないことで、食事を心から楽しむことができるのも大きなメリットです。ぼくは健康管理の一環として食事内容にも気を遣っていますが、美味しいものを食べるたびに「歯が健康でよかった」と感じています。日常生活をより豊かにするためには、こうした基本的な健康の維持が欠かせません。

また、歯の健康を保つことは将来的な医療費の削減にもつながります。虫歯や歯周病が進行すると高額な治療費がかかることも少なくありません。その点で、日々のメンテナンスは「未来の医療費を節約するための投資」と考えることもできます。

歯の健康を保つことは、生活の基盤を整えるうえで非常に重要です。今の生活をより快適にしたい方にとって、歯のケアは間違いなく取り組むべき習慣のひとつだとぼくは思います。

⑤筋トレ

筋トレは、ぼくが続けてきた生活スタイルの中でも特に満足度の高い習慣です。健康で充実した毎日を送れるのも、この筋トレ習慣があったからこそだと感じています。

筋トレを始めたきっかけは、30代後半になり体力の低下を感じたことです。軽いストレッチから始めて徐々に本格的な筋トレを取り入れるようになりました。パーソナルにいくようになったのこの時期です。

筋トレの効果は、体力の向上だけではありません。特に感じているのはメンタル面への良い影響です。筋トレをした日はストレスが軽減され、心がスッキリするのを実感します。

また、自己肯定感も高まり、「今日も頑張った!」という達成感を得ることができます。FIRE生活では日々の時間が自由に使える反面、自分で生活リズムを整える必要がありますが、筋トレはそのリズムを保つ良いアクセントになっています。

ぼくがいま取り組んでいるのは、自宅でできる簡単なトレーニングが中心です。プランクやスクワット、ダンベルを使ったトレーニングなど、器具が少なくても十分効果を感じられるメニューをこなしています。こうしたメニューはYouTubeやXなどでも多く紹介されていますね。

朝の早い時間に軽く身体を動かすと一日がすっきり始まりますし、逆に夕方や夜に筋トレをすることで程よい疲労感が得られ、ぐっすり眠れるようにもなります。

筋トレの効果は見た目にも現れます。仕事とは違って、やればやるだけ効果が出るのも特徴ですね。身体が引き締まってくると服がTシャツ1枚だとしてもカッコよく着こなせます。ボディは最高の鎧なわけです。

健康寿命をどれだけ伸ばせるかにおいて「自分自身の健康管理」は重要なテーマになります。その中で、筋トレは体力をつけるだけでなく、心身ともに充実感を与えてくれる習慣です。これからも筋トレを続けていき、生活をより豊かにしていきたいと思います。

⑥散歩

散歩は、ぼくの生活に欠かせないリフレッシュタイムのひとつです。特別な道具や計画は不要で、気が向いたときに外へ出て歩くだけ。これが実に多くのメリットをもたらしてくれます。

散歩を習慣化したのは、3年ほど前からです。当時は仕事のストレスを抱えながら資産形成に励んでいたため、気分転換が必要でした。その中で「とりあえず歩こう」と思い立ち、日々の生活に散歩を取り入れるようになりました。

いまは朝の澄んだ空気の中で歩くことが多いですが、頭がスッキリして一日を始める準備が整います。また、夕方の散歩では、その日の出来事を振り返りながらリラックスする良い機会になります。

散歩のメリットは、健康面だけにとどまりません。歩いている間はスマホやPCから離れるので、頭の中がクリアになり、自然と新しいアイデアが浮かんできます。ブログ記事のネタや脚本のアイデアも、散歩中にひらめくことが多々あります。

さらに、散歩は簡単にできる運動としても優秀です。ぼくのように筋トレを取り入れている人にとっても、散歩は有酸素運動でもあり、カロリーを消費できる良いアクティビティです。毎日少しずつでも歩くことで、基礎代謝が上がり、健康維持につながります。

特にお気に入りなのは、近所の公園や川沿いの遊歩道を歩くことです。季節ごとの景色を楽しみながら歩けますし、水辺の動物などを眺めることもでき、時間を忘れるほど心地よいです。

散歩をより楽しむためには、歩くルートを変えてみたり、歩数計を使って目標を設定するのもおすすめです。ぼくの場合、1日10,000歩を目安にしており、無理のない範囲で続けられています。

結局、日常生活において重要なのは、いかに自分を健康的で前向きな状態に保てるか。散歩はそのための最もシンプルで効果的な方法のひとつだと実感しています。これからも散歩を続け、心身の健康を整えながら、自由な時間を存分に楽しんでいきたいと思います。

⑦お祝い

「お祝いをする」という行動は、FIRE生活において、ぼくが特に大切にしている習慣のひとつです。資産形成の途中でも、FIREを達成したいまでも、何かの節目や嬉しいことがあったときには、しっかりとお祝いをするように心がけています。

この習慣ができたのは、資産形成を始めた頃です。ただお金を貯めるだけではなく使い所もしっかりと作らなければいけない。そこで出し惜しみをしない支出先として「友人との会食」「両親や友人へのプレゼント」「自身の健康」と決めたわけです。

FIREを達成した今でも、この習慣は変わりません。むしろ、自由な時間が増えたことで行ける場所やタイミングに幅が広がりました。

お祝いをすることで得られる効果は、単なる気分転換にとどまりません。自分や大切な周囲の人を肯定する行為が、活力を与えてくれます。人生は山あり谷あり。長い長いマラソンですからこの「小さなお祝い」の積み重ねがゴールへの原動力になるわけです。

また、早期リタイア民はどうしても一人の時間が多くなりがちですが、こうしたお祝いの場を持つことで、孤独感を感じることなく日々を過ごすことができています。

お祝いの内容は何でも構いません。ちょっと豪華な食事をしたり、相手の興味関心のあるものを買ったり、旅行やイベントに参加したり。大切なのは、特別なひとときを作り、周囲の人たちの努力や成果をきちんと称えることです。

しっかりと祝福できる力を持つことは、幸せな生活を送るために必要不可欠な要素だとぼくは思います。これからも、自分や周囲の人々との時間を大切にしていきたいと思います。

⑧ドラマ・映画視聴

ドラマや映画の視聴は、ぼくにとって欠かせない楽しみのひとつです。ドラマとは人が葛藤や苦悩を乗り越えていく姿を描いたもの。人生は一度きりですが、そんな中で他人の人生を疑似体験できる重要なコンテンツでもあるわけです。

魅力は、何と言っても「新しい世界観に触れられること」だと思います。SFやファンタジーの壮大な世界観に浸るもよし、人間ドラマを通じて感情の揺さぶりを味わうもよし。それぞれが自分の感性や価値観を広げるきっかけになります。

ぼくが脚本家学校に通い始めたのも、こうした映像作品への興味がきっかけです。いまでは単なる鑑賞だけでなく、「このシーンはどんな意図で作られたんだろう?」といった視点で作品を見るようになり、さらに深く楽しめるようになりました。物語の構造やキャラクターの描き方など、観るたびに新しい発見があります。

また、映画やドラマの視聴にはリフレッシュ効果もあります。忙しい日や疲れた日でも、お気に入りの作品を観るだけで心がほぐれ、明日へのエネルギーが湧いてきます。特に、感動的なエンディングや笑えるシーンは、心にポジティブな影響を与えてくれます。

FIRE後のいまは、平日の昼間や深夜など、自由な時間に視聴できるようになりました。好きなタイミングで映画館に行ったり、家でストリーミングサービスを活用して一気見したり。これまで以上に、作品を楽しむための時間が増えました。

映画やドラマ視聴は、単なる趣味を超えた学びや癒しの時間でもあります。これからも、心に響く作品をどんどん探して、楽しみを広げていきたいと思います。

⑨7時間睡眠

FIRE生活を始めて最も恩恵を感じているのが、「十分な睡眠時間を確保できること」です。特に、ぼくが意識しているのは「7時間睡眠」を守ること。これは、健康だけでなく、生産性や精神的な安定にも大きく影響を与える重要な習慣です。

会社勤めをしていた頃は、忙しさにかまけて睡眠時間を削ることが常態化していました。6時間睡眠前後が多かったでしょうか。ひどいときは3〜4時間しか眠れない日もありました。結果、日中は集中力が続かず、仕事の効率も悪化。疲れが溜まって体調を崩すことも少なくありませんでした。

いまは時間の使い方に余裕ができたことで、睡眠時間をしっかり確保するようになりました。7時間睡眠を続けると、朝の目覚めが格段に良くなり、日中のパフォーマンスが大きく向上するのを実感します。特に、脚本の勉強やブログの執筆など、クリエイティブな活動に取り組む際には、頭が冴えていることが非常に重要です。

7時間睡眠のメリットは、身体の健康だけでなく、メンタルヘルスにも現れます。十分に寝ているとストレス耐性が高まり、些細なことでイライラすることが減ります。また、ポジティブな気持ちで一日をスタートできるため、日々の生活がより充実したものになります。

ぼくが睡眠の質を向上させるために心がけているのは、寝る前のルーティンを整えることです。例えば、スマホやパソコンの画面を見る時間を減らし、代わりにソファーでリラックスした状態を作ったあとに眠りにつくようにしています。

また、寝室を快適な環境に保つことも重要です。適切な温度と湿度を保ち、寝具もシーツやカバーをまめに洗う、ベッドメイクするなど、こだわることで、ぐっすり眠れる環境を整えています。

日中の活動も睡眠の質に影響します。適度な運動や日光浴を取り入れることで、夜の眠気がスムーズに訪れるようになります。ぼくの場合、先ほど紹介してきた散歩や筋トレがこの役割を果たしてくれています。

日常の過ごし方の基盤となるのは十分な睡眠です。人により最適な睡眠時間は異なると思いますが、これを早期に探し当てることが重要。ぼくは7時間睡眠を確保することで、身体も心の健康も維持し、毎日の活動を最大限に楽しむことができています。

⑩脱・現金

「脱・現金」は、ぼくが家計簿アプリを使い始めた10年前から意識して取り組んできた生活スタイルのひとつです。支払いをすべてクレジットカードだけにすることで、支出記録の全自動化を目指したんですね。

そもそも現金主義だった頃は、財布にいくら入っているのかを正確に把握していませんでした。ATMでお金を引き出し、気づけばすぐに減っている。それが何に使われたのか明確ではないという状態が続いていました。支出管理が曖昧だと、貯蓄ペースが遅くなるだけでなく、無駄遣いにも気づきにくくなります。

クレジットカードやスマホ決済を利用することで、支出の履歴が自動的に記録されるだけでなく、どの項目にどれだけ使ったのかも一目瞭然になります。また、ポイント還元やキャンペーンの最大活用もできます。

現金を持ち歩く必要がないため、財布が必要ないのも大きなメリットです。最近では、スマホひとつでほとんどの支払いが済むため、外出時の荷物が減り、ぼくは大抵の場合で手ぶらです(笑)

脱・現金には他にも多くのメリットがあります。まず、現金を持ち歩かないことで盗難や紛失のリスクが軽減され、犯罪に巻き込まれる可能性が低くなります。

また、現金は多くの人の手を経ているため不衛生ですが、キャッシュレスなら衛生面でも安心です。さらに、セルフレジのスムーズな利用や支出データの自動記録により、時間の節約や家計管理の効率化も期待できます。

ATMでの現金引き出しの手間が不要になる点も便利ですね。おかげでぼくはいまだに新紙幣を生で見たことがありません。

「脱・現金」を実践することで、支出管理が楽になり、資産形成も加速しました。こうしたキャッシュレス化によって得られたメリットは計り知れません。これからもこのスタイルを維持し、さらに便利で効率的な生活を追求していきたいと思います。

⑪卒・酒/女/タバコ

この生活スタイルは、ぼくが資産形成を始めた頃に意識的に取り組んだもののひとつです。どれもコストがかかるだけでなく、健康や時間を奪いかねないものです。それを断ち切ることで、資産形成のスピードを大幅に上げることができました。

まず「酒」について。ぼくは20代から30代にかけて、飲み会や外食の機会が多く、お酒にかける費用がバカになりませんでした。会社の付き合いや友人との集まりで、週に何度も飲みに行くことが当たり前だった時期もありました。しかし、あるときふと「これって本当に必要?」と考えるようになったのです。

そこで意識的に飲酒の頻度を減らし、次第にほとんど飲まなくなりました。表向きには「高血圧血のため」で通しています。酒飲まないと「つまらないやつ」認定してくる昭和人間はいまでも存在するからです。もちろん健康面でもメリットが大きく、翌日の倦怠感が減り、仕事に影響が出なくなったのは大きな収穫でした。

次に「女(恋愛や交際費)」について。これは個人の価値観やライフスタイルによりますが、ぼくの場合はコロナ禍に入って以降、恋愛や結婚を優先順位から外す選択をしました。それまでは合コン・マッチングアプリ三昧だったのにです。

もちろん、恋愛や結婚にはお金以上の価値がありますが、自分にとっての優先事項を明確にした結果この道を選びました。その分、資産形成や自己投資に時間とお金を注ぐことができたわけです。

そして「タバコ」。ぼく自身はもともとタバコを吸わない人間でしたが、周囲の喫煙者を見ていると、そのコストの高さに驚かされます。タバコは健康を損なうだけでなく、毎日の出費が積み重なり、年間ではかなりの金額になります。もし喫煙の習慣があれば、これをやめるだけで相当な節約効果が期待できるでしょう。

これら3つを見直すことで、生活費が大幅に抑えられただけでなく、時間やエネルギーも節約できました。その結果、より効率的に資産を増やし、結果的に億り人達成までの期間を短縮することができたと思います。

いまは自由な時間を手に入れたことで、お酒や趣味を楽しむ余裕が出てきました。しかし、それも節度を守りながら、必要以上にのめり込まないようにしています。「卒・酒/女/タバコ」は一時的な生活スタイルの見直しとしてだけでなく、自分の価値観を再確認し、より充実した人生を送るための大切な教訓となりました。

⑫新しいこと

「新しいことに挑戦する」という姿勢は、ぼくにとって欠かせない生活スタイルのひとつです。

振り返ればぼくの人生、周囲の生き方から脱線していくことが多かったです。1999年には大学に通いながら自費で夜間の専門学校に通ったり、2007年には会社勤務をしながら社会人大学院に通ったり、コロナ禍の2021年にはおうち時間を使ってファイナンシャルプランナー(FP)資格を取ったり。そして昨年10月からは脚本家学校にも通い始めました。

こうした取り組みはまず、強制力が働きます。申し込んだら通うしかない、受験するしかない。だって払ったお金がもったいなかいから。最終的に取り組んだことがものになるかどうかはさておき、一度飛び込んでしまえば新しい視野は確実に広がります。

新しいスキルを学ぶ過程で、自分の可能性や視野が広がり、それがまた次の挑戦へのモチベーションにもつながります。例えば、脚本の勉強をすることで文章の構成力が向上し、ブログやYouTubeのコンテンツ作りにも良い影響を与えています。

さらに、新しいことを始めることで出会いも増えます。この「やわらか中学校」を通じて知り合った皆さま、脚本家学校で知り合った仲間たちとの交流、このように同じ興味を持つ人々とのつながりは、FIRE後の新生活における大切な財産です。

FIRE生活は一人で過ごす時間が増える分、人間関係が希薄になりがちですが、こうした活動を通じて社会との接点を持ち続けることができます。

「新しいこと」と言っても、必ずしも大きな挑戦である必要はありません。料理に凝ってみたり、新しい読書ジャンルを開拓してみたり、旅行先で未経験のアクティビティに挑戦してみるのも良いでしょう。大切なのは、日常に「ちょっとした変化」を取り入れることです。

ぼくが特に感じているのは、これまでの価値観や固定観念を柔軟に見直す大切さです。新しいことに挑戦することで、意外な才能や興味を発見できるかもしれませんし、人生がさらに充実するヒントを得られるかもしれません。

ぼくはこれからも新しいことに果敢に挑戦し、自分の可能性を広げていきたいと思います。そして、その過程を「やわらか中学校」でシェアし、皆さんとも一緒に成長していけたら嬉しいです。

おしらせ

キャラクター”ぺいぱ”がデザインされた「資産運用学園やわらか中学校」公式アイテムがついに販売開始!トイレットペーパーを模したキャラデザの由来は、古くなったお札が再利用されてトイレットペーパーになることや、ウン(運)がつく縁起ものだからなど、諸説あり。いずれのアイテムも日常使いできるシンプルデザインです!ぜひお買い求めください!

「資産運用学園やわらか中学校」公式アイテム

さいごに

今回は「ぺいぱが続けてきて良かった12の生活スタイル」というテーマでお話ししました。いかがだったでしょうか?

FIRE後の生活は自由そのものですが、その自由をどう使うかによって人生の充実度は大きく変わります。ぼくの場合、「早起き」や「文章書き」「散歩」「新しいことへの挑戦」など、資産形成を始める以前から続けてきた習慣が、いまの生活を支える土台となっています。

どれも特別なことではなく、日常の中で意識的に取り入れることでできることばかりです。しかし、こうした小さな習慣の積み重ねが、健康や心の余裕、さらには自己実現に大きく貢献してくれるわけです。

資産形成というところだけにフォーカスをすれば「支出を抑え、収入を増やし、投資で資産を増やす」という明確な指針があります。一方で、生活スタイルとなればお金の管理だけでなく、「自分らしい生き方」をどう実現するかが問われるようになります。答えはひとつではありません。そのときに、今回ご紹介したようなものがあると、日々がより豊かに感じられるのではないでしょうか。

皆さんも、それぞれの立場で、色々な生活スタイルを確立されているかと思います。自分にとってどんな生活が心地よいのか、ぜひそのお考えをコメントいただけると嬉しいです。

そして今回紹介した内容の中で「自分も試してみよう!」と思ったことがあれば、ぜひどんどん取り込んでみてください。

人生はノーコンティニュー!悔いのないようにやっていきましょう。

今日のまとめ

小さな習慣が人生を変える

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