・彼氏41歳からの誕生日プレゼントが1,000円
・洗い出せる2つの要素
・結局はコミュニケーションに紐づく課題
おはーん、ペーパー先生です。
先月前、お悩み解決掲示板に
「彼氏41歳からの誕生日プレゼントが1,000円のお菓子でした。」
というスレッドが立ち注目を集めました。
お互いの関係値や、その場までの環境・状況などを
総合的に踏まえないと、良し悪しは分かりませんから、
当事者以外が何を語っても意味がありませんが、
それでも今日はあえて語ってみようと思います。
彼氏41歳からの誕生日プレゼントが1,000円
問題の投稿は以下の内容になっています。
彼氏41歳から誕生日プレゼントが1000円のお菓子でした。モヤモヤします。
覚えてくれてて、プレゼントもしてくれた。だから怒るなんてもってのほか。
分かってます。
でも安くない?
お菓子1000円…お土産レベルじゃんと思ってしまう私の性格が歪んでるのでしょうか?
彼の前では思いっきり喜んであげましたけど(TдT)
【出典】彼氏41歳から誕生日プレゼントが1000円のお菓子でした。モヤモヤします。(お悩み解決掲示板)
21/11/28 01:12
それに対する皆さんのコメントは以下のようなものです。
・41歳で付き合ってる人にお菓子はないですね。
・金欠だったのだな…と思えば腹も立たない。
・今度、本当に欲しいものねだってみたら?
・あまり記念日にこだわってないとかではないですか?
・不満だったならそれを表しても良かったと思いますよ。
・ただの友達、セフレだったりしませんか?
・気持ちや要望は伝えたほうがいいと思う。
・だから41まで独身なんじゃ?
・彼氏がいるだけでも幸せなことなのに更にプレゼントまでもらってそれにケチつけるって…
・金銭感覚違うなら今後も合わないかも…。
・この調子じゃクリスマスは、お菓子の長靴かも。
・価値観が彼と貴方でだいぶ違う感じがする。
・クリスマスの出方でこの先を考えましょう。
大きくは
「あり得ない」
「静観する」
「贅沢な悩み」
と、3つに分かれる感じでしょうか。
お相手が41歳男性であり、
かつ投稿者から彼氏へのプレゼントが「2人で5万円分ほどの旅行」だったということもあり、
大多数が「あり得ない」という反応でした。
洗い出せる2つの要素
この事例で思うことは2つです。
①相手の気持ちに立つことの重要性。
②金銭感覚は時間と共に合うものではない。
①についてはこのブログでもコミュニケーションの話題で
良く取り上げることがありますね。
「コミュニケーションは、何を言ったかではなく、相手がどう受け取ったか。」
プレゼントの授受というのもコミュニケーションの1つだと言えますから、
相手に不満の感情を持たせた段階で失敗しているわけです。
もちろん、それが価格の問題なのか、伝え方の問題なのか、など
本当の原因は当事者しか分からないところであります。
②の「金銭感覚」については、お付き合い・結婚・共同起業など
パートナーシップで行動をする場合には気を付けておきたいポイントです。
育ってきた家庭環境によって、同じ100円でも、
受け取り方が大きく変わるからです。
・家業で成功した裕福な家庭で育った子供。
・片親で奨学金などの支援を通じて育った子供。
上記はかなり極端な例ですが事実として
こうした差は必ず存在しており、親ガチャと言われる所以でもあります。
そして、この家庭環境の違いはのちに埋めがたい溝となるわけです。
いずれにしても、
「話題」「趣味」「食事」
といったようなものは、時間の経過と共に
相性が高まっていきますが、
少なくても、先生自身そして周囲のカップルを見ていても、
大きくズレていた金銭感覚がのちに合う、
というケースは聞いたことがありません。
金銭感覚というのは”他と違う”という理解をしておかなければいけません。
さいごに
今日は「1,000円の誕生日プレゼント」という話題を掘り下げてみました。
結局はコミュニケーションに紐づく課題なのかなという印象ですね。
「①相手の気持ちに立つ」「②金銭感覚」という点に分解したわけですが、
①が達成されても、②がされなければダメですし、その逆もまたしかり。
この両面が揃ってようやく中長期でのパートナシップを考え得る、
といったところでしょうか。
人と人とが誤解なく分かり合って生きていくというのは
本当に難しいものですね。
では、ごきげんよう。
よろしければこちらの記事もどうぞ。
コミュニケーションというのはゴールや正解のない永遠のテーマ。