・ぺいぱの引っ越し遍歴
・無職審査の最新トレンド
・ぺいぱの将来的な住まい方針
ごきげんよう、ぺいぱです。
このブログの内容は動画でも解説しています。
昨日、新居の契約手続きに行ってきました。その際、不動産会社の担当の方から「無職審査のいま」について、いろいろ話を伺ってきたので、今回はそれらを皆さまにも共有したいと思います。
将来的に勤務先の早期退職を検討されている方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
ぺいぱの引っ越し遍歴
まずは、ぺいぱの引っ越し遍歴を軽くおさらい。
・実家を出て初めての一人暮らし(2000年〜)
・そこから住宅ローン購入で持ち家(2010年〜)
・持ち家を出てホテル暮らし(2021年〜)
・ホテルからオフィス近くの賃貸(2023年〜)
ホテル暮らしはさておき、これまでの引っ越しでは、すべて正社員として安定収入がある状態で動いてきました。なので、賃貸審査で落ちるということは一度もなく、家探しそのものも大変だと感じたことはありませんでした。
そのため今年5月、無職として初めて臨んだ審査に落ちたときは、世の中の無職への風当たりの強さを実感しました。ま、そりゃそうなのかもしれませんが(笑)
詳しくはこちらでもお話ししています。

今回契約した不動産会社は、持ち家の貸し出しでも以前からお世話になっているところで、センターの場所は2021年まで住んでいた自宅の近隣。ドア to ドアで片道45分ほど。かつて20年近く通勤していた距離そのままです。
ただ、ホテル暮らしを始めて以降、電車に乗る機会が激減し、基本徒歩。やや距離がある場合や悪天候時にはタクシー、という生活だったため、モバイルSuicaがロックされるまで放置されていたのも無理はないかもしれません。
で、何が言いたいのかというと「人間の慣れ」って怖いですね。あれほど通っていた道のりが、いまやちょっとした旅感覚。電車に乗るだけでも億劫です。この半年どれだけ引きこもっていたのか、という話にもなります(笑)
無職審査のいま
担当者から伺った内容をまとめました。なお賃貸審査に絶対はありませんし、今回は特定の会社でのお話です。定性的な内容も含まれますので、その点ご容赦ください。
<■無職の審査について>
・最近は無職でも審査は通る。(ただしシニアは別)
・10年前なら門前払いだったケースも、今は話を聞いてもらえる。
・誰もが何らかの投資をしている時代になり、属性が多様化している。
・フローがなくてもストックを提示できれば審査通過の余地あり。
・3社のうちいずれかで通ればOKという審査体制。
・大家の判断が絡む場合、その判断軸が「ストックOK」かどうかがカギ。
・シニア大家の場合「銀行口座残高のみ」という昔ながらの判断もある。
・家賃滞納履歴などネガティブな信用情報は大きくマイナス評価。
<■厳しいとされるケース>
・貯金なし、仕事なし、資産なし → これではさすがに通らない。
・緊急連絡先がない、収入証明もない → 海外の方で時折発生する。
<■ぺいぱ特有の事情>
・4年間ほどの大家としての実績。
・対象物件をその不動産会社が管理している。
・これらが今回の通過理由として加味された可能性はある。
<■契約手続きまわりの話>
・今回は対面での署名&捺印だったが、最近はすべてオンラインで完結する物件も増加。
・便利な一方、シニア層がついてこれず、店舗での丁寧なサポートが今なお必要。
<■その他>
・家を購入できない層が郊外へ流出し、賃貸価格が上昇傾向。
・入居者入れ替え時に、1万円以上の値上げが普通にある。
ということで、お伺いできたのはざっとこんなところです。不動産にお詳しい方であれば、特段新しい情報はないのかもしれません。
この件だけでは全てを語れませんが、でもまぁこの「やわらか中学校」を利用いただいている中心層である40代前後の皆さんであれば、ストックを示せれば賃貸はなんとかなる、と言えるのではないでしょうか。
理想はサイドFIRE的なゆるい働き方で、労働収入も薄くある方が、より確実だとは思います。ぼくも今後どうするかは全然決めていませんが、個人での何らかお金が発生するような仕事をやるかもしれませんから、今回の話は念頭に置いておこうと思います。
あとは、近年の都心部における不動産価格上昇。ぼくが自分の持ち家を貸し始めたのが2021年5月。そこから4年ほど経過し、今回その近隣で家探しをしてわかりましたが、本当に
・在庫がない。
・価格が高い。
これに尽きます。
肌感覚ではありますが、中身に対して2〜3万前後は高い。そんな印象です。「え? このサイズ、この立地で、この値段ですか?」というのが、SUUMOでチェックしていたほぼ全ての物件に当てはまります。
ぼくは、現在貸し出している持ち家で、借主さんが退去することが決まれば、
A. リフォームして自分が住む。
B. リフォームして値上げして再度募集をかける。
C. 売却して現金化する。
このいづれかの選択肢を取ることになるのですが、都心部+地方での二拠点生活をしてみたい気もしており、そうなれば A を選ぶのが合理的な気もしますね。住居どうあるか問題というのは、唯一の正解がなくてなかなか難しいなぁ、と実感しています。
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さいごに
今回は「無職の審査」について諸々話をしてきましたがいかがだったでしょうか。
ぼく自身もかなり勉強になりました。ま、よくよく考えると2件目で通っているので、特殊条件も加味されたとはいえ、やはりストックをしっかり塊で保有していくことはそれなりに通用するんだなという印象です。
それにしても引っ越しというのは出費もさることながら、色々な手続き・連絡周りがあれやこれやと目まぐるしくあって大変ですね。ぺいぱはいまのところ、
・電気ガス水道の手続き
・引っ越し業者への見積もり
・新居の家賃引き落とし登録
・新居の火災保険支払い
・新居の契約金入金
・住民票転出登録
・家事代行への連絡
・家具家電サブスク解除手続き
・必要な家具家電の選定
こんなことをババっと進めているわけですが、引っ越し後もまだまだありますからね。もうちょっと手軽に転居できないものなんでしょうか。ホテル暮らしは楽だったなぁ、としみじみ。
あと、引っ越し先での隣人への挨拶をどうすべきか。ネットで調べてみると、単身者が多い集合住宅の場合だと、女性の一人暮らしなどもあり、直接訪問での挨拶を敬遠されることもあるそうです。これはまぁたしかにと思いました。
ぺいぱが持ち家に引っ越した2010年の際は、粗品を持ってお隣に挨拶をしに行ったもんですが、いまは令和ですし、今度住むところが分譲マンションではなく賃貸マンションであることも勘案し、同じフロアの方に、粗品と挨拶文をポスト投函するだけにしようかなと思っています。
皆さんは引っ越しの際の隣人へのご挨拶はどうされましたか? 同じフロアだけとか、下の階もとか、範囲の話もありますよね。マンションと戸建てでもまた状況は変わってくるかとは思いますが、ぜひアドバイスください!
ということで、本日引っ越し業者からダンボールが山ほど届きまして、そろそろ部屋の整理に入っていきます。
この「やわらか中学校」ではお金や仕事に関する話題を中心に、FIRE生活に突入したぺいぱの日常を赤裸々にお届けしています。ぜひチャンネル登録・いいね・コメントをよろしくお願いいたします!
人生はノーコンティニュー!悔いのないようにやっていきましょう。
では、ごきげんよう。
無職の引っ越し、けもの道。